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ザ・ミュージックマン
The Music Man
1957年ブロードウェイ初演『ザ・ミュージックマン』ポスター
作曲メレディス・ウィルソン
作詞メレディス・ウィルソン
脚本
メレディス・ウィルソン
フランクリン・レイシー(英語版)
上演
1957年 ブロードウェイ
1961年 ウエスト・エンド
2000年 ブロードウェイ リバイバル
2022年 ブロードウェイ リバイバル
受賞1958年 トニー賞 ミュージカル作品賞
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『ザ・ミュージックマン』(The Music Man)は、1957年初演のミュージカル。脚本・作曲・作詞はメレディス・ウィルソン、原作はウィルソンとフランクリン・レイシー(英語版)。
アメリカ中西部の町を舞台に、住人たちに楽器やユニフォームを売りつける目的でマーチングバンドを作ろうとやって来た自称音楽教授で本当は楽器を弾けない詐欺師である男が引き起こす騒動と、その正体を疑う女性との恋、そして改心を描く。
1957年にブロードウェイで初演、1375回の公演[1]を行ったヒット作品となり、作品賞を含む5つのトニー賞を受賞。キャストによる録音盤は第1回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞(英語版)[注 1]を受賞、ビルボードチャートに245週ランクされた。この成功により、ブロードウェイやウエスト・エンドでのリバイバルはもとよりプロ・アマ問わず度々上演され、学生演劇でも人気の作品となっている[1]。
1962年に映画化(英語版)、2003年にテレビ映画化(英語版)された。 1912年初夏、イリノイ州ロックアイランドを出発した列車[注 2]の中で、チャーリー・コーウェルたち巡回セールスマンが文明の利器が仕事をやり辛くしているかどうか論じ合う中、ハロルド・ヒル教授という男のセールスの腕前が話の種になる("Rock Island")。チャーリーは「ハロルドは少年マーチングバンドを結成すると口約束し楽器とユニフォームの代金を受け取るや町から高飛びする詐欺師だ」と言う。列車はアイオワ州のリバーシティに到着、1人の乗客が「ハロルド・ヒル教授」と書かれたスーツケースを手に降り立つ。 リバーシティの人々からよそよそしく喧嘩腰の態度を示された("Iowa Stubborn
あらすじ
第1幕
ハロルドは帰宅中のマリアンの後をつけてきて気をひこうとするが無視される。マリアンはアマリリスという少女にピアノを教えながら、自分の高い「男性を見る目」について未亡人である母(パルー夫人)と言い合い、ハロルドのことを口にする(Piano Lesson/If You Don't Mind My Saying So)。そこへマリアンの10歳になる弟で内気なウィンスロップが帰ってくる。彼を密かに想うアマリリスだがその舌足らずな発音[注 3]をからかってしまい、マリアンに「恋人がいないのにおやすみなさいを誰に言えばいいの」と尋ねる。マリアンは自分の「誰かさん」に言えばいいと慰める("Goodnight, My Someone")。
翌日、高校の体育館で開かれた独立記念日の式典をへまの多いシン市長とその恐妻ユーラリーが指揮するが("Columbia, the Gem of the Ocean"『コロンビア・大洋の宝』)、問題児トミー・ジラスが仕掛けた爆竹で中断。ステージに立ったハロルドは町民たちへ、ビリヤード台による「罪と腐敗」を防ぐ為に少年バンドを結成すると宣言する("Ya Got Trouble" [リプライズ]/"Seventy-Six Trombones"『76本のトロンボーン』)。
ビリヤード場のオーナーである市長は教育委員会にハロルドの経歴調査を命じるが、ハロルドは内輪もめの多い委員たちをバーバーショップカルテットに仕立てはぐらかす("Ice Cream/Sincere")。さらに市長の娘ザニータをトミーに引き合わせ、彼を自分の助手として働くように仕組む。
マリアンに再び拒否されたハロルドは、彼女を射止めようと決意する("The Sadder But Wiser Girl")。町のご婦人たちはハロルドによるバンドと女性ダンス委員会の計画に大興奮。マリアンと不適切な関係にあったケチな金持ちがいて所有する図書館の全書物が彼女に遺贈されたとハロルドに漏らし(後で誤解と判明)、マリアンがチョーサーやラブレーやバルザックの「汚らわしい本」を支持していると警告する("Pick-a-Little, Talk-a-Little")。教育委員会がハロルドの身分証明書を求めてやってくるが歌でごまかされ帰っていく("Goodnight, Ladies")。
翌日、ハロルドは図書館に行きマリアンを熱心に口説く("Marian the Librarian")。いつもの固苦しさを忘れたマリアンがハロルドや若者たちと踊るもつかの間、キスしてきたハロルドを引っぱたこうとして誤ってトミーを叩いてしまう。ハロルドはトミーの助けでウィンスロップや町の少年全員をバンドに加入させる。ハロルドを気に入ったパルー夫人は娘が彼に無関心なわけを知りたがり、マリアンは理想の男性を語る("My White Knight"、映画版は"Being in Love")。
インディアナ州の教育誌でハロルドに不利な証拠を見つけたマリアンは市長に渡そうとするが、楽器を運んできたウェルズ・ファーゴの荷馬車に遮られる("The Wells Fargo Wagon")。新品のコルネットを手に大喜びのウィンスロップから内気さや周囲を気にする様子がすっかり消えているのを目にして、マリアンはハロルドを見直す。彼女は市長に本を渡す前に証拠のページを破る。 アイスクリームパーティー
第2幕
マリアンはウィンスロップのコルネットの件で「音符なんか気にしなくていい」というハロルドの説に疑問を呈する。ハロルドは自説を"Think System"と呼んでいると答え、マリアンと改めて話し合う約束を取り付ける。ハロルドと「Shipoopiをとても楽しそうに踊っていた」からと、マリアンを町の婦人たちがダンス委員会に誘った("Pick-a-Little, Talk-a-Little"[リプライズ])。婦人たちのマリアンの書物への見解は逆転し、「教授からすすめられたから、私たちはあの本全てを崇めるの!」と熱心に語るのだった。
その夜、教育委員会は再びハロルドから身分証明書を手に入れようとするが、ハロルドはまたもや彼らに歌わせこっそり立ち去る("Lida Rose")一方、マリアンはベランダでハロルドを想う("Will I Ever Tell You")。ハロルドと過ごしたウィンスロップは、姉と母にハロルドの故郷ゲーリーの話をする("Gary, Indiana")マリアンがハロルドを待っていると、巡回セールスマンのチャーリー・コーウェルがハロルドに不利な証拠を市長に伝えようとやってきた。列車が出発するまでのわずかな間、チャーリーはマリアンの気をひこうとする。彼女は証拠を届ける時間がなくなるよう彼にキスをしてまで引き留める。汽笛が鳴るやマリアンに押しのけられたチャーリーは怒って「ハロルドはイリノイ全部の郡に女がいて、全部の郡から金を巻き上げてるんだ、102の郡のな!」と言う。
そこへ現れたハロルドから自分の虚偽の風聞を思い起こされたマリアンは、チャーリーが話したことも全て作り話だと思い込む。2人は歩道橋で落ち合い、彼女は彼が自分の人生にもたらした変化を伝える("Till There Was You"『ティル・ゼア・ウォズ・ユー』)。割り込んできたマーセラスから制服が届いたから代金を持って逃げろと言われるが、ハロルドは「私は出世したんだ、職務放棄は出来ない。