ザ・ペンギンズ_from_マダガスカル
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ザ・ペンギンズ from マダガスカル
ジャンル
コメディ
原作トム・マクグラス
エリック・ダーネル
脚本マーク・パーマー
マイケル・ルディ
ビル・モッツ
ボブ・ロス
スティーヴ・アラングリン
ブランドン・ソーヤ
監督ブレット・ハーランド、ニック・フィリッピ
演出早川陽一
出演者トム・マクグラス
ジェフ・ベネット
ジョン・ディマジオ
ジェームズ・パトリック・スチュワート
製作
製作総指揮ボブ・スクーリー
マーク・マッコークル
制作ニコロデオン

放送
音声形式ステレオ放送二ヶ国語放送
放送国・地域 アメリカ合衆国
放送期間#放送局を参照。
放送時間#放送局を参照。
公式ウェブサイト
特記事項:
字幕放送はNHK Eテレ、BShi、BSプレミアム、ディズニー・チャンネルのみ実施。
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『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』[1](原題:The Penguins of Madagascar、略称:PoM)は、2008年11月28日から2015年12月19日までアメリカで放送されたニコロデオン及びドリームワークス・アニメーション製作のコンピュータグラフィックスコメディアニメシリーズ[2]
概要

マダガスカルシリーズ(『マダガスカル』『マダガスカル2』『マダガスカル3』)の人気キャラクターであるペンギンズたちを主人公にしたスピンオフ作品で、アメリカ合衆国ニューヨークにあるセントラルパーク動物園を舞台に自称「国際派エリート秘密組織」のペンギンズが活躍する物語となっている。ニコロデオン作品としては『スポンジ・ボブ』、『ドーラといっしょに大冒険』、『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』に続き地上波放送4作品目となる。全米の初回プレミア放送では1,400万人が視聴し、子供向け番組視聴率No.1を獲得した。第37回デイタイム・エミー賞スペシャルクラスアニメーション作品賞受賞。邦題のタイトルの多くは映画ドラマヒット曲などのパロディが採用されている。

NHK EテレBShiBSプレミアムディズニー・チャンネルでは、字幕放送を実施しており、黄色は隊長、水色はキング・ジュリアン、緑色はコワルスキー、その他のキャラクターは白色で表示される。なお、リコのセリフはEテレのシーズン2までは半角カナ表示が多かったがシーズン3からは他のキャラクターと同じく漢字やひらがなも使用している。NHK Eテレでは現在は放送されていない。
登場動物

キャラクター名の表記は、左側は日本語で右側は英語。声優の表記は、左側は日本語版で右側は英語版。また、アメリカ版と日本版では放送順が大きく違うため、ストーリーの論理性はアメリカ版に準じて記する。
ペンギンズ

隊長曰く精鋭部隊。訓練に訓練を積んで強靭なペンギンを育成している。動物たちの困りごとや敵の襲撃に対抗して物事を解決してくれる秘密結社。だが、その行動は隊長の独断によるものであることも多い。
隊長 / Skipper
声 - 飛田展男 / トム・マクグラスペンギンズのリーダー。一人称は「私」。4人の中では2番目に身長が低いが、最も低い新人とほとんど変わらない(新人と比べ頭が平らになっている)。任務に作戦名を付け、仲間に的確な指示を送る司令塔の役割を持つ。ブラックユーモアを好み、軍人のような性格で指揮能力も高いが、コワルスキー曰く「性格破綻者」。隊員たちに愛ある平手打ちをすることがある。民主主義と故郷のことわざである「仕事のやり方はただひとつ。きっちりやる。私流に」がモットー。ハンスによって企てられた、「コペンハーゲン事件」によってデンマーク人と対立してしまい、デンマークや、首都のコペンハーゲンには絶対に行きたがらない。コワルスキーが発明した「キツネザルが居ない場所を探してくれる機械」が2つの候補地を挙げた際には「デンマークだけは行けない」と言い張り、残った月が目的地となった[3]。いきすぎた妄想でとんでもない推論を立てることがある。魚を入れたコーヒーを飲むのが習慣。趣味はボトルシップ作り。アンコウ料理が得意だが新人曰く「すごくまずい」。特技は変装で、レパートリーには「酒場のチンピラ、ナイフのジャック」「世界的オペラ歌手、ディエゴ・ガルシア」「リッチな実業家、リンカーン・ダグラス」などがある。また、西部開拓時代にあこがれている節があり、彼の保安官に扮した姿がたびたび登場する。メキシコのジャングルに8年間潜伏していた経験からスパニッシュギターの演奏が上手。体のどこかにタトゥーを入れている。他の隊員が恐れおののいていることにも一人で立ち向かえるほど勇敢かつ大胆な性格だが、針(特に注射)が大の苦手で、ヒッピーメートル法も嫌っている。昔は今よりもたくさんの部下がいたが、尻の不備で失ってしまったらしい。また、チーム内で唯一訪日経験があり、京都市へ訪問する、ペンギンズの訓練に相撲を取り入れる、食事に寿司を出すなど、親日家の一面も持つ。恋多き男でもありセントラルパークへ来たキッカや塩素で白くなったマリーンに恋をしたことがある。ジュリアンのことを嫌っているような発言をすることがありドクター・シオフキーに二人が親友であると勘違いされたときは否定していたが、ジュリアンの頼みを聞いたり助けたりしており、2人で行動することも多い。ストレスを感じたり動揺した時などに目元がけいれんしてしまう癖を持っている。彼の願望は、戦車ヘリコプターミサイルを自分のものにすること[4]
隊長ゾンビ
隊長が翼を折った時に変貌したゾンビのような姿。筋肉を緩める鎮痛剤の軟膏を塗ったとき動いたため体中に軟膏が付いてしまい、包帯が絡まったためゾンビのような姿になってしまった(この時、隊員達は隊長が咳き込んだのと、TVの死を推測する発言から死んだと勘違いしていた)。自分の姿に気付かなかったり、言葉がうまく話せなかったため隊員に真実を話せないでいた。しかし、隊員達は真実を話した後もまだ疑って、取り押さえた所、建物の屋上から落ち、全員骨折した(隊長は元々の左翼に加え右翼、コワルスキーは左翼、リコは両翼、新人は右翼)。
ドギツィー・ハードパンチ
隊長がスーパーヒーローになりきったときの名前[5]。目の周りに黒いマスクをつける。マスクド・オケッツーをズタボロにした。
コワルスキー / Kowalski
声 - 石井康嗣(TV版)、手塚秀彰ザ・ムービー) / ジェフ・ベネット(TV版)、クリス・ミラー(ザ・ムービー)ペンギンズのブレイン的存在で、状況報告と作戦の考案が彼の役目。4人の中では一番の高身長である。一人称は「私」。ボードとペンを持ち歩き、その場の状況を瞬時に分析する。そろばん、はかり、匂いのでる動物図鑑を持っている。知性には自信があるが、文字を読むのは苦手[6]、したがって彼の計画書やレポートはほとんど絵で構成されている。脳や体にダメージを受けるとかなり幼稚な発言をすることがある[7]。普段は落ち着いた話し方をしているが、興奮すると声が裏返る。また、意外と涙を見せることも多い。科学に関しては異常なほど興奮してしまうマニアで、周りが見えなくなってしまい仲間を危険な目に遭わせることもあるマッドサイエンティスト。実験や発明をライフワークとしているが、発明品が元でトラブルになることも多く隊長に発明を禁止されたり、回の終わりに彼にお仕置きされたこともあった。科学の力が絶対だと信じており魔法や迷信の類には否定的だが、魔法の噴水に願いをかけ、レーザー照準器付きの連発式ビームブラスターを手に入れた際には喜びのあまり「魔法だ!」と連呼していた[8]。隊長たちが化学を理解していないと不満に思っているふしがある。(ペンギンに歯は無いが)歯の検査を受けることを恐れている[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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