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ザ・ベストハウス123
THE BEST HOUSE
ジャンルバラエティ番組
構成海老克哉、そーたに
川島浩司、古井知克
櫻井昭宏、ほし知美
総監督井上晃一(総合演出)
演出稲村健、五十嵐優人
笠原裕明、杉山和典
川平秀二、かげやま竜彦
若林倫也、宮森英生 他
出演者ロンドンブーツ1号2号
(田村淳・田村亮)
本上まなみ
ほか
ナレーター篠原まさのり
オープニングPistol Valve「The Best House」
エンディングPistol Valve「My Voice」
製作
プロデューサー神原孝、挾間英行
米山範彦、後藤喜男
朝倉千代子、西原伸治 他
編集オムニバス・ジャパン
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
番組情報ページ
『ザ・ベストハウス123』(ザ・ベストハウスワン・ツー・スリー)は、フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組。単発特番として放送されてきたが、2006年11月1日から2012年3月14日まで水曜日に1時間枠でレギュラー放送されていた。
概要.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
「一つの分野のベスト3を知れば大体のことは分かる」[注 1]をコンセプトに、古今東西あらゆるランキングの「ベスト3」を網羅した架空の書籍「ベストハウス図鑑」に掲載する情報を集めるという設定の下、様々な趣向を凝らした「ベスト3」を披露していく番組。「トリビアの泉 ?素晴らしきムダ知識?」を踏襲した情報・雑学バラエティであり[1]、BSフジで放送されていた「無意味良品」と主要スタッフが共通している。
2006年1月2日未明に特別番組としてパイロット版が放送された後、2006年5月13日カスペ!枠で2時間SPを放送[2]。これが好評だった事を受け、2006年9月27日に放送終了したトリビアの泉の後を継ぐ形でレギュラー番組化。2006年11月1日にレギュラー版第1回が放送された。審議長(ゲスト)は所ジョージ。
2007年9月19日には、番組史上初の4時間生放送『今夜は4時間史上最強生放送!!2007秋の大生プレゼン祭り』が放送された。2008年2月27日にも2回目の4時間SP「今夜決定!史上最強のベスト3アワード2008」(総集編)を放送した。
この番組で取り上げられたベスト3の中では折り紙アーティストの神谷哲史などのように、この番組が発掘したものもあり、それらがこの番組に取り上げられるようになったことで、注目を浴びたこともある。
レギュラー放送以降はスタジオ収録はハイビジョン制作でVTR部分は従来通り4:3のSD画質で『THE BEST HOUSE』と黄色い文字で書かれたサイドパネルが貼られているが2008年7月9日放送分以降はハイビジョン制作のVTRも増えてきている。なお、レターボックス化された2010年7月7日放送分よりVTR部分のサイドパネルは『THE BESTHOUSE 123』に変更されたが、ハイビジョン制作に変更されなかった。
最高視聴率は2009年1月14日の18%(数字は関東地区調べ)。また、参考記録として2011年2月9日に放送された『人気4番組緊急合体 ヘキサはねるホンマ!?123!』の当番組放送部分で19.8%[3]を記録している。
2012年3月14日をもって、約6年間のレギュラー放送を終了し、不定期特番として継続されることとなった[4]。以後、3回の特別番組が放送されていた。レギュラー放送最終回の視聴率は12.0%。パイロット時代を含め7年間の歴史に幕を閉じた。
ちなみにテロップでは、ロンブーは淳、亮ではなく「アツシ」「リョウ」、本上は「マナミ」という表記で統一されていた。 日本国内にある架空のマンション「ベストハウス」のオーナーが「あらゆるベスト3を載せた図鑑を作り、世間の常識をひっくり返す」という計画を首謀。オーナーの娘であるマナミとオーナーの志に惹かれた2人の男アツシ・リョウらが陣頭指揮をとり「ベストハウス図鑑編集会議」[注 2]を毎週水曜夜9時に開催し、住民を集めて図鑑に掲載するベスト3を提案させる[5]。番組で放送されているのはその会議の様子という設定である。 編纂会のメンバーがプレゼンした様々なランキングのベスト3(VTR)を視聴後、審議長を始めとする審議官(角帽を被っているスタジオの観客49名とゲストのタレント1名の計50名)が手元の本で判定し、41名以上が本を閉じて認めれば採用、ベストハウス図鑑に掲載される[注 3]。番組内では図鑑への掲載が決定したことを「押さえる」と言い、掲載された場合は、出演者・審議官が全員で「押さえました!」と唱和し手元の本を同時に閉じる。通算で10回掲載されたメンバーには「ご褒美」が貰え、逆にボツ(不採用)が10回溜まってしまうと罰ゲームとなる。 2007年3月14日放送分から審議官50人での判定制度が廃止され、番組の最後に審議長が最優秀プレゼンとワーストプレゼンを発表する形に変更された。最優秀プレゼン5回で「ご褒美」、ワーストプレゼン5回は「罰ゲームロケ」となる。2007年3月14日放送分では判定をせずに今まで同樣角帽を被った観客が50名ほど審議官の席に座っていたが、2007年4月25日放送分では観客の席自体が廃止され壁のセットに変更、審議長の席だけが残った。判定の廃止に伴い「押さえました!」は番組のエンディングのみになり、淳と本上の「Take a Book.」の掛け声で出演者全員が手持ちの本を開き、淳の「本日も押さえました!」の後に続いて、亮・ゲスト出演者・審議官全員が「押さえました!」と唱和しながら本を閉じる。そして亮による締めの一言で番組が終了となる(2011年4月以降は殆ど行われなくなった)。 2008年10月15日放送分からはルールが変更になり、最優秀プレゼン7回で「ご褒美獲得」、最優秀プレゼンを7回連続して逃すと「罰ゲームロケ」となる。 2010年頃からは「ベスト3」としてのプレゼンがなくなり、毎週1つのテーマに沿った複数のエピソードをプレゼンする形になったが、最優秀プレゼン決めは継続された。しかし2011年2月に入ると1週で1本の長編エピソードを紹介するようになったため最優秀プレゼンを選ぶ余地がなくなり自然消滅した。 以上のような特徴があったが、判定システムが変更された2007年3月頃から徐々に省略されベスト3のVTRを淡々と流すシーンが増加した。オープニングはアツシが「ベストハウス図鑑編纂会議へようこそ!」と言う簡素なものに変更され、プレゼンターが油絵調になる演出も省略され、Tank!(カウボーイビバップOP曲)をBGMに「リョウがプレゼン!ものスゴいシリーズ」といったナレーションがされた後に直接VTRに入るように変更された。
番組の設定
判定システム
演出の特徴
イラストレーター木村タカヒロによる出演者を油絵調で描いた似顔絵が多用された。スタジオでプレゼンターが紹介するベスト3のタイトルを発表しVTRに入る場面で実写から油絵調のアニメーションに変化する。VTR中にはプレゼンターの声で「第1位!」等とコールが入るところで前述のアニメーションが登場した。
オープニングでも同樣の演出が行われ、マナミ・アツシ・リョウの3人が「Take a Book」の掛け声と当時に本を閉じると3人が順番にアニメーションになり、番組の世界観・設定を紹介するオープニング映像が流れた。
BGMにスタジオのピストルバルブによる生演奏を多く用いた。特に放送初期はリョウが指揮者役となり毎回オープニングをフルで演奏していた。