「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」
P・P・アーノルド の シングル
B面Speak to Me
リリース1967年4月21日 (1967-04-21)[1]
レーベルイミディエイト・レコード
作詞・作曲キャット・スティーヴンス
P・P・アーノルド シングル 年表
"Everything's Gonna Be Alright""The First Cut Is the Deepest"
(1967年)"The Time Has Come"
テンプレートを表示
「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」(The First Cut Is the Deepest)は、イングランドのミュージシャンであるキャット・スティーヴンスが作詞・作曲した楽曲である。1967年4月にアメリカ出身のシンガーであるP・P・アーノルドのシングルとして発表され、全英シングルチャートで18位を記録した[2]。
またキース・ハンプシャー(Keith Hampshire、1973年)、ロッド・スチュワート(1977年)、シェリル・クロウ(2003年)など複数のアーティストに取り上げられ、ヒット・シングルになった。 本曲の歌詞は、かつて初恋で傷ついたことに苦しみ続けているために新たな恋愛関係を築くことを心配している2人についてである。 スティーヴンスはもともとソングライターになるつもりだった[3]。彼は本曲のデモテープを早い時期に制作していたが、それは他のアーティストたちに売り込む為だった。本曲は30ポンドでアーノルドに売られ、彼女のヒット曲になった[4]。さらにハンプシャー、スチュワート、クロウらによって国際的なヒットを記録した。 スティーヴンス自身は、アーノルドのシングルがヒットした後で録音して、同年12月に発表したセカンド・アルバム『ニュー・マスターズ
概要
スチュワートとクロウのカバーでは本来の歌詞の最後の2行が省略されており、聴き手に異なった印象を与える。
スティーヴンスは本曲によって、米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)の年間最優秀ソングライター賞(Songwriter of the Year)を2005年と2006年の2年連続で受賞した[5]。 P・P・アーノルドはアフリカ系アメリカ人で、アイク&ティナ・ターナー・レビューのバッキング・コーラス・トリオのジ・アイケッツ
P・P・アーノルドによるオリジナル
彼女は本曲を1967年4月にシングル発表した。同シングルは、ハープシコード、ホーン、ストリングスを背景にしたアップテンポで情感に満ちたボーカルセットが話題を呼んで、全英シングルチャートで18位を記録した[2]。 本曲の最初のプロモーション・フィルムは、1960年代の著名な映画制作者であるピーター・ロリマー・ホワイトヘッド
ミュージック・ビデオ
キャット・スティーヴンスのバージョン