ザ・ストリーツ
The Streets
The Streets 2011年
基本情報
出生名Jermaine Lamarr Cole
出身地 イギリス, バーミンガム
ジャンルUKガラージ
ヒップホップ
エレクトロニカ
職業ラッパー, 音楽プロデューサー
活動期間1994年 - 2011年
2017年 -
レーベルLocked On、679 Recordings、Vice、Atlantic、Warner Music、Island Records
共同作業者 ⇒the-streets.co.uk
メンバーマイク・スキナー
ザ・ストリーツ (The Streets) は、イギリス・バーミンガム出身のラッパー、マイク・スキナー(Mike Skinner)によるヒップホップ・プロジェクトである。
来歴ザ・ストリーツことマイク・スキナー(2006年)
2002年、アルバム『オリジナル・パイレート・マテリアル』(Original Pirate Material)でデビュー。当時、アメリカを中心に世界的に全盛を迎えていたヒップホップシーンにおいて、アメリカ勢とは違った「英国のヒップホップ」を体現する存在としてストリーツの登場は大きな称賛をもって迎えられた[1]。
2004年に発表した2ndアルバム『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー』(A Grand Don't Come for Free)では、1枚のアルバムを通して、様々なキャラクターの青春群像劇を綴ったその高いストーリー性、文学性が絶賛され、全英1位を獲得[2]。全世界で300万枚のプラチナム・セールスを記録する大ヒットとなった。
この際、世界ツアーの一環で来日。フジロック・フェスティバルへも出演している。
その後、スターダムにのし上がった自らの悲哀やセレブリティへの風刺をテーマとした3rdアルバム『ザ・ハーディスト・ウェイ・トゥ・メイク・アン・イージー・リヴィング』(The Hardest Way to Make an Easy Living)を2006年にリリース。全英1位を記録した[3]。
2008年、4作目のアルバム『エヴリシング・イズ・ ボロウド』(Everything Is Borrowed)をリリース[4]。
2011年初旬、ミックステープ『Cyberspace and Reds』と5作目のアルバム『コンピューターズ・アンド・ブルース』(Computers and Blues)を立て続けにリリースする[5]。
その後ザ・ストリーツの活動を休止し、マイク・スキナーはザ・ミュージックのRob Harveyと新プロジェクトThe D.O.T.を結成。2012年にアルバム『And That 』、2013年に2作目『Diary』を発表する。2013年にはTHE D.O.T.として来日公演も行なっている[6]。
2017年、ザ・ストリーツとして久々の新曲を発表。2018年に7年ぶりにツアーを再開し復活を果たす[7]。
2020年7月、9年ぶりの新作となるミックステープ『None Of Us Are Getting Out Of This Life Alive』をIsland Recordsからリリースする[8]。 機知に富んだ歌詞とバラエティ豊かなトラック・メイクは高い評価を得ており、デビュー当時は「英国のエミネム」とも形容された[9]。デビュー以降、英国を代表するラッパーへと成長すると同時に、後続のミュージシャン達を自身のレーベルに迎え入れたり、プロデュースを担当するなど英国ストリート界をリードする存在としても認知されている。 畑こそ違えど、ハード・ファイやジ・オーディナリー・ボーイズ、アークティック・モンキーズなどの気鋭のバンドで活況を呈した2000年代中盤のUKインディー・ロック・シーンへ与えた影響も大きいと指摘されている。 年タイトルアルバム詳細チャート最高位認定
評価と影響
ディスコグラフィー詳細は英語版「en:The_Streets_discography」を参照
アルバム
UK
[10]AUS
[11]BEL
[12]FRA
[13]GER
[14]IRE
[15]NOR
[16]NZ
[17]SWI
[18]US
[19]
2002Original Pirate Material
発売日: 2002年5月25日
レーベル: Locked On, 679
フォーマット: CD, LP, digital download
1057?97?61036??
UK: プラチナ[20]
2004A Grand Don't Come for Free
発売日: 2004年5月18日
レーベル: Locked On, 679
フォーマット: CD, LP, digital download
1112238251573482
UK: 3× プラチナ[20]
AUS: ゴールド[21]
NZ: ゴールド[22]
2006The Hardest Way to Make an Easy Living
発売日: 2006年4月10日
レーベル: Locked On
フォーマット: CD, LP, digital download
1161912225310211968
UK: ゴールド[20]
IRE: ゴールド[23]
2008Everything Is Borrowed
発売日: 2008年9月15日
レーベル: 679, Vice
フォーマット: CD, LP, digital download
75528995819??19154
UK: シルバー[20]
2011Computers and Blues
発売日: 2011年2月7日
レーベル: 679, Atlantic
フォーマット: CD, LP, digital download
849591384522373218?
"?"は未発売またはチャート圏外を意味する。
日本公演
2002年
8月17日、大阪 WTCオープンエアスタジアム - SUMMER SONIC OSAKA
8月18日、千葉 QVCマリンフィールド - SUMMER SONIC TOKYO
2004年
7月31日、新潟 苗場スキー場 - Fuji Rock Festival
脚注[脚注の使い方]^ Saguy, Abigail C. (2020-02-20). Come Out, Come Out, Whoever You Are