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ザ・スクープ
ジャンル報道ドキュメンタリー番組
出演者歴代放送時間および歴代出演者を参照
製作
プロデューサー渡辺信太郎 / 原一郎(CP)
制作テレビ朝日
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト
鳥越&畑 ザ・スクープ
オープニングアンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウ「Order Of The Universe」(「閃光」所収)
放送期間1989年10月7日 - 1990年9月
放送時間土曜日 18:00 - 18:55
放送枠テレビ朝日系列夕方ニュース枠
放送分55分
ザ・スクープ(第1期)
オープニング同上
放送期間1990年10月 - 1996年3月
放送時間同上
検証ドキュメンタリー ザ・スクープ
オープニング同上
放送期間1996年4月 - 2000年9月30日
放送時間同上
→土曜日 23:30 - 翌0:40
→17:30 - 18:23
放送分55分→70分→53分
スクープ21
オープニング松谷卓「Inscrutable Battle」
放送期間2000年10月 - 2001年9月
放送時間日曜日 18:56 - 19:56
放送分60分
ザ・スクープ(第2期)
オープニングアンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウ「Order Of The Universe」(「閃光」所収)
放送期間2001年10月 - 2002年9月28日
放送時間土曜日 10:50 - 11:45
放送分55分
ザ・スクープSPECIAL(第1期)
オープニング同上
放送期間2002年10月 - 2013年8月
放送時間日曜日 14:00 - 15:25(不定期)
放送枠サンデープレゼント
放送分85分
ザ・スクープSPECIAL(第2期)
放送期間2014年8月 - 2018年8月12日
放送時間日曜日 13:55 - 15:20(毎年8月年1回)
放送枠サンデープレゼント
放送分85分
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『ザ・スクープ』(英称:THE SCOOP)は、テレビ朝日を制作局としてANN系列各局で放送されていた報道ドキュメンタリー番組である。
1989年から2002年9月まではレギュラー放送されていたが、2002年10月以降は単発スペシャル番組に格下げされ、それも2018年8月を最後に放送されていない。 1989年10月7日、土曜日の『ANNニュース&スポーツ』を発展拡大させた大型報道番組として鳥越俊太郎・畑恵をメインキャスターに『鳥越&畑 ザ・スクープ』(とりごえ・アンド・はた ザ・スクープ)という鳥越と畑による冠番組のタイトルで放送が開始される。当初の放送時間は毎週土曜日の18時からの55分間であった。この頃は特集だけでなく、土曜日夕方のストレートニュースも伝えていた。 1990年10月、『ザ・スクープ』とタイトル変更。女性メインキャスターが田丸美寿々(出演開始当時は「美里美寿々」名義、離婚に伴い現名義に変更)に交代する。同時にストレートニュース部分を『530ステーション』として分離、特集に特化した番組となり、このスタイルが5年半続く(1993年4月に進行が三崎由紀に交替)。なお新設の530ステーションには本番組から畑がスライドした。 1995年10月からは鳥越俊太郎が日曜日の『サンデージャングル』にコメンテーターとして出演し始める。 1996年4月、女性メインキャスターが佐藤紀子(当時同局アナウンサー)に交代。番組名にサブタイトルが付けられ『検証ドキュメンタリー ザ・スクープ』(けんしょうドキュメンタリー ザ・スクープ)に変更される。 1997年10月、土曜深夜帯に移動(23:30 - 翌0:40)。放送時間が今までの55分間から70分間へと拡大される。同時に、女性メインキャスターが麻木久仁子に交代し、『サンデージャングル』も兼任する。1997年9月まで放送されていた『サタデージャングル』の終了に伴って、土曜日のニュースやスポーツを伝えるコーナーを新たに設置。ニュースは岡田洋子(当時同局アナウンサー)が、スポーツは飯村真一(?1998年3月)→田畑祐一(1998年4月?1999年9月)→不明(1999年10月?2000年3月)が担当。 2000年4月、夕方の1時間番組に戻る(17:30 - 18:23)。土曜日の『ANNスーパーJチャンネル』を1コーナー扱いとして含め、そのキャスターとして岡田が続投する。スポーツは小松靖が担当。また、女性メインキャスターが長野智子に交代する。 2000年10月、日曜日19時台(18:56 - 19:56)に移動しタイトルを『スクープ21』(スクープにじゅういち)に変更。寺崎貴司が新たに進行に加わり、また乙武洋匡の取材による新コーナー「乙武スポーツ」が始まり不定期で出演することになる。テーマ曲を松谷卓『Inscrutable Battle』に変更。 2001年10月、土曜午前帯(10:50 - 11:45)に移動。再びタイトルを『ザ・スクープ』に戻し、テーマ曲も以前の曲に戻す。ローカル番組扱いとなったため、ネット局が減少する(同時ネット局は北陸朝日放送・瀬戸内海放送・山口朝日放送のみ。ただし、高校野球県大会中継時は休止)。 2002年2月、保土ヶ谷事件
歴史
2002年夏、同年9月限りでの番組終了の方針が明らかになる。これに対し打ち切りに反対する弁護士・大学教授・ジャーナリストらによって「『ザ・スクープ』存続を求める会」が立ち上げられ、さらに8月24日には同会の主催で「テレビ番組は誰のものか?―テレビ朝日『ザ・スクープ』打ち切りを問う―」と題した緊急シンポジウムが開催される事態にまで発展した[1][2]が、翌月の9月28日をもってレギュラー放送は終了。なお、司会の鳥越は同年10月より平日朝のワイドショー『スーパーモーニング』にコメンテーターとして番組終了まで出演し続けた。
2002年10月以降は『サンデープレゼント』枠(14:00 - 15:25。2014年より13:55 - 15:20)で1年に5回の単発番組『ザ・スクープSPECIAL』(ザ・スクープ スペシャル)として全国ネット放送されるようになった。これ以降扱うテーマは警察の不祥事などに特化されシリアス要素がより強くなったが、これらの題材は2013年の放送機会削減以降は扱われていない。その後、長野は2012年1月放送分までアシスタントを務め、同年5月放送分から2015年8月放送分までは村上祐子が担当した(2015年7月に報道局政治部記者へ異動したため、2015年8月分が最後の担当となった)。
単発企画に移行後は「年に5回放送をめど」としていたが、実際には4回、2011年・2012年は3回にとどまり、2013年から2018年までは8月中の年1回放送(概ね第2日曜日[注釈 1])のみとなっていた。8月のみの放送となってからは、第二次世界大戦ならびにそれに関連した事象を扱った内容に特化され、事実上の終戦特別番組となっていた。