ザ・シューター
別名Shooter(原題)
ジャンル
ドラマ
アクション
クライム
原作スティーヴン・ハンター
『極大射程』
企画ジョン・ハラビン
出演者
ライアン・フィリップ
シンシア・アッダイ=ロビンソン
『ザ・シューター』(Shooter)はスティーヴン・ハンターの小説『極大射程(英語版)』を初めとする『スワガー・サーガ』および2007年の映画『ザ・シューター/極大射程』に基づく、アメリカ合衆国のテレビドラマシリーズである。 かつて最高の狙撃兵であり、今は引退して妻子と暮らすボブ・リー・スワガーが主人公である。 シーズン1は『極大射程』に基づき、ボブ・リーは狙撃能力を買われて大統領暗殺阻止のチームに加わるが、罠にはまり追われる身となる。ボブ・リーは真犯人を探し、自分と家族の名誉を取り戻そうとする。前記の小説および映画に基づいているが、時代背景、登場人物など種々の変更点がある。ドラマでは舞台を現代に移しており、小説ではベトナム帰還兵、映画ではアフリカ帰還兵であったボブ・リーはアフガニスタン帰還兵となっている。また、メンフィス捜査官は女性になっており、ボブ・リーはすでにジュリーと結婚して娘もいる設定となっている。 シーズン2は『狩りのとき』に一部基づいているが、ドラマ独自のストーリーとなっている。シーズン2は10話の予定であったが、ライアン・フィリップのプライベートでの負傷により8話に短縮された[1]。そのためシーズン3の第1話が、シーズン2の最終回的な位置づけになっている。 シーズン3は第2話以降から『ブラックライト』に一部基づいたドラマ独自のストーリーとなっている。 2015年8月に、USAネットワークがパイロット版を制作し[2]、2016年2月にシリーズ化を決定した[3]。 当初、シリーズは2016年7月19日に放送開始するはずであったが、ダラスでの警官による射殺事件を受けて1週間後に延期された[4] 。その後、バトンルージュで警官が射殺された事件を受けてさらに大きく延期された[5]。2016年11月15日からシーズン1が放送され、2017年7月18日からはシーズン2が放送された。2017年12月4日にはシーズン3の製作が発表され[6]、2018年6月21日より放送された[7]。2018年8月15日、シーズン3をもって打ち切りが決定した[8]。 日本ではNetflixが"Netflixオリジナル"として、放送直後に週に1エピソードずつ独占配信した。2020年1月からはAXNでシーズン1が『ザ・シューター/極大射程』として放送され、2020年6月からはシーズン2が放送された。
概要
キャスト
メイン
ボブ・リー・スワガー(英語版
演 - ライアン・フィリップ、日本語吹替 - 加瀬康之
主人公。元アメリカ海兵隊武装偵察部隊の著名な狙撃兵。
ネイディーン・メンフィス
演 - シンシア・アダイ=ロビンソン、日本語吹替 - 村中知
FBI捜査官。
アイザック・ジョンソン
演 - オマー・エップス、日本語吹替 - 佐々木啓夫
シークレットサービス幹部でボブの海兵隊での上官。
ジャック・ペイン
演 - エディ・マクリントック、日本語吹替 - 坂本くんぺい
自称テロ対策専門家。 (S1)
クレア・ホプキンス
演 - テンビ・ロック(英語版)
FBI特別捜査官。 (S1)
ジュリー・スワガー
演 - シャンテル・ヴァンサンテン、日本語吹替 - 園崎未恵
ボブの妻。
ジョン・レンロウ
演 - デヴィッド・マルシアーノ
FBI捜査官、ネイディーンの上司。 (S1-S2)
ソロトフ
演 - ジョシュ・スチュワート、日本語吹替 - 中村章吾
ロシア人の名狙撃兵。 (S2-S3)
ハリス・ダウニー
演 - ジェシー・ブラッドフォード、日本語吹替 - 小林親弘
ワシントンの政治家スタッフでネイディーンの元恋人。 (S2-)
レッド・バマ・シニア
演 - ジェラルド・マクレイニー
バマ・キャトル経営者の父にして農務次官。(S3)
リカーリング
メアリー・スワガー
演 - レクシー・コルカー(英語版)、日本語吹替 - 佐藤美由希
ボブとジュリーの娘。
パトリシア・グレッグソン
演 - ビヴァリー・ダンジェロ
アメリカ国防情報局の幹部、のちに国家安全保障問題担当大統領補佐官。 (S1-)
アディソン・ヘイズ
演 - ハリー・ハムリン
ソロトフの雇用主、秘密組織アトラスの幹部で上院議員。 (S2-S3)
ヒュー・ミーチャム
演 - トム・サイズモア、日本語吹替 - 広瀬彰勇
CIA秘密工作員。 (S1)
ジェフリー・デニング
演 - トロイ・ギャリティ
新聞記者。 (S2)
ロン・スコット