ザ・コントラクター
The Contractor
監督タリク・サレー
『ザ・コントラクター』(原題:The Contractor)は、2022年のアメリカ合衆国のアクション映画。
監督は本作が英語映画デビューとなるタリク・サレー(英語版)、出演はクリス・パイン、ベン・フォスター、キーファー・サザーランドなど[1]。以前のタイトルは『バイオレンス・オブ・アクション』(Violence of Action)。
米国では2022年4月1日にパラマウント・ピクチャーズより公開。 アメリカ陸軍特殊部隊から不本意ながらも強制的に除隊させられたジェームス・ハーパーは、彼が知っている唯一の方法で最愛の家族を支えるために準軍事組織に参加した[2]。細菌兵器のデータ強奪の司令を受けてドイツの研究施設に侵入し、指示通りに科学者を殺害するハーパー。科学者は死の直前に、データのバックアップがあるとハーパーに言い残した。 警官隊と撃ち合いになり、仲間のマイクと二人で逃げ切るハーパー。足を負傷したハーパーは、データをボスのラスティに届ける役目をマイクに託して別れた。だが、落ち合う約束のホテルに現れないマイク。ラスティに連絡を取り居場所を告げたハーパーは、いきなり人混みで銃撃された。最後まで追って来た男を倒し、生き残るハーパー。追手はハーパーと同じ元兵士で、恨みもないハーパーがラスティから逃れられるよう、隠れ家を教えて息絶えた。 殺した科学者の家へ向かい、妻に銃を向けてバックアップ・データの在り処へ案内させるハーパー。教えられた隠れ家でデータを開くと、それは難病のワクチンの情報で、開発した科学者が悪用を企む組織から命を狙われていることが記録されていた。自分が「悪の組織の殺し屋」だったと知り、涙するハーパー。 密かにアメリカに戻り、マイクが生きていることを知るハーパー。マイクはハーパーと違い、作戦の概要を知っていたから命を狙われず、家族の元に帰れたのだ。ハーパーが家に戻れば家族の命も危ない。マイクと対峙して怒りをぶつけるハーパー。マイクはハーパーを家に帰すために、共にボスのラスティを殺すことを決意した。 ラスティの屋敷に乗り込み、部下たちと銃撃戦を繰り広げるハーパーとマイク。ラスティを殺すことには成功したが、マイクは命を落とした。死に際のマイクと、家族に彼の死を告げることを約束して、ハーパーは愛する妻子の元へ向かった[3]。 ※括弧内は日本語吹替。
ストーリー
キャスト
ジェームス・ハーパー - クリス・パイン(阪口周平)
マイク・ホーキンス - ベン・フォスター(加瀬康之)
ブリアン・ハーパー - ギリアン・ジェイコブス(新崎結梨
ヴァージル - エディ・マーサン(山本満太)
エリック - J・D・パルド
カウフマン - フロリアン・ムンテアヌ(伊藤有希)