この項目では、フランスのコンピュータゲームについて説明しています。ドイツのカードゲームについては「ザ・クルー (ボードゲーム)」をご覧ください。
ザ・クルージャンルオープンワールド・レージング
対応機種PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows
開発元ユービーアイソフト Ivory Tower
運営元ユービーアイソフト
販売元ユービーアイソフト
シリーズザ・クルーシリーズ
『ザ・クルー』(英:THE CREW)は、フランスのユービーアイソフトより2014年12月4日に発売されていたゲームソフト。
日本ではPlayStation 4・Xbox One・Microsoft Windowsでリリースされているが、このほかにXbox 360版も存在していた。 アメリカ合衆国本土48州およびワシントンD.C.を舞台にした、オンライン専用のオープンワールドレースゲーム[1]。 他のゲームのようにオン・オフラインに分かれてはおらず常時オンラインとなっているためインターネット環境が必須である。2024年3月31日をもってサービス終了を予定しており、この日を過ぎるとゲームがプレイできなくなる[2]。 ミッションなどをクリアすることで経験値を獲得し、プレイヤーとしてのレベルが上昇していく。レベルの上昇によって装備可能なパーツが増えたり[3]、マップ上の要素が解放されたりする。2016年11月末リリースの「コーリングオールユニット」で、プレイヤーレベルの上限が60に引き上げられた。 なお、本作は兄を殺害された主人公アレックスが、兄がリーダーをつとめていた組織に潜入し、各地を転々としながら真相に近づくという物語であり、物語を進めることで新しいスペックの車が解放される仕組みだが、ストーリーと無関係に行動することも可能である。 2023年12月14日、ユービーアイソフトはザ・クルーとそのダウンロードコンテンツの配信、ゲーム内コンテンツの販売を停止し、「今後のサーバーインフラとライセンスの制約」を理由に2024年3月31日にゲームのサーバーを停止すると発表した[4][5]。サーバーは2024年3月31日に予定通り停止され、その数日後の2024年4月上旬、ユービーアイソフトは返金やゲームファイルのダウンロード方法を提供することなく、ザ・クルーを購入したプレイヤーからのライセンスを剥奪した[6][7]。このライセンス剥奪は、ビデオゲーム文化の保存とプレーヤーの所有権について悪しき前例を作ったとして批判され、[6][8] 特にファンがゲームの未使用のオフラインモード用プログラムがあることを発見したときには、その批判が集中した。[9] シャットダウンとライセンス剥奪は、Steamで発売された同ゲームの2作目にして最新作の続編『ザ・クルー:モーターフェスト』のプレイヤーのレビュー爆撃にもつながった。[10] 2024年1月、YouTuberのロス・スコットは、サーバーのシャットダウンについてユービーアイソフトを集団で提訴する予定だと述べた。[11][12] スコット氏は自身のYouTubeチャンネルAccursed Farmsで公開されたビデオで「ザ・クルーはサブスクリプションではなく、永久ライセンスで販売されていたため、我々はサービスではなく商品を売られていた。
概要
サーバーの停止