この項目では、ノルウェーのブラックメタルバンドについて説明しています。アニメ『ザ☆ウルトラマン』に登場する架空の怪獣については「ザ☆ウルトラマンの登場怪獣#宇宙怪獣 ザイクロン」をご覧ください。
ザイクロン
Zyklon
2007年、カトヴィツェで開かれたメタルマニア2007にて
基本情報
出身地 ノルウェー
テレマルク県 ノトデン
ジャンルブラックメタル[1]
デスメタル[1]
インダストリアル[1]
活動期間1998年 - 2010年
レーベルキャンドルライト・レコード
トイズファクトリー
共同作業者ソービョーン・アッカーハウゲン
公式サイト ⇒www.zyklontribe.com
メンバーセクトデーモン (ボーカル、ベース)
ザモス (ギター)
デストラクター
ザイクロン(Zyklon)は、ノルウェーのブラッケンド・デスメタルバンド[1]。1998年に結成され、2010年解散。バンド名は、ツィクロンBとは何の関係もなく、サイクロンという単語がノルウェーではsyklonと綴られていることが、バンド名の由来である。 エンペラーで活動していたサモスとタリムの2人で結成[2][3]。当初は、エンペラーの楽曲をアレンジしてジャムセッションを行っていた2人が、エンペラーがライヴを行わなくなってきたため、サモスが温めてきたアイデアである、「サモスのデスメタル志向の楽曲を演奏するバンド」として、ザイクロンを結成した[2][3]。ザイクロンでは、サモス (Samoth)はザモス (Zamotn)と名乗るようになった。 結成後、ザモスがザイクロン用の楽曲を充実させるようになる。2000年頃にマイクルスコグ
バイオグラフィー
デビュー後、ライヴツアーを行う。この際にミュルクスコグのセクトデーモン (Vo、B)がセッションで参加しており、その後正式メンバーとして加入した。セクトデーモンの加入で、不在だったベーシストとボーカリストが補充され、ザモスとデストラクターがギターに専念するようになった[3][4]。2004年に2ndアルバム『Aeon』をリリース。リリース後に、再びツアーを行う。また、日本で開催されたEXTREME THE DOJO Vol.9にダーク・フューネラル、ゴートホアと共に出演した[4]。2006年にライヴDVD『Storm Detonation Live』をリリース。同DVDには、2004年にPartySan Festivalでのライヴが収録された。また、同年には3rdアルバム『Disintegrate』をリリース。
2010年1月、解散を発表した[5]。解散後の、2010年7月にCDボックスセット『The Storm Manifesto』をリリース。同ボックスセットは、ザイクロンの1stアルバムから3rdアルバムがセットになったものであった。
正式メンバーではなかったものの、元エンペラーのドラマー、ボルド・ファウスト・エイトゥン (Bard "Faust" Eithun)がすべての作詞を担っていた。
メンバー
解散時のメンバー
セクトデーモン Secthdamon - ボーカル、ベース (2001-2010)
Myrkskog(ミュルクスコグ)で活動。ボーカル、ベース以外にドラムとギターもこなすマルチプレイヤーである。
ザモス Zamoth - ギター (1998-2010)
エンペラー、ザ・レッチド・エンド、アークチュラスで活動。
デストラクター Destructhor - リードギター (2000-2010)
ミュルクスコグ、モービッド・エンジェルで活動。
タリム Trym - ドラムス (1998-2010)
エンペラー、エンスレイヴドで活動。
セッション・メンバー
ディーモン Daemon - リードボーカル
1stアルバム『World ov Worms』に参加。リンボニック・アートで活動。
トリックスター・G Trickster G - クリーン・ボーカル
1stアルバム『World ov Worms』に参加。
ソービョーン・アッカーハウゲン Thorbjorn Akkerhaugen - プログラミング、アレンジ
1stアルバム『World ov Worms』に参加。ザイクロンの全アルバムの音楽プロデューサーも務めた。
ペルセフォネ Persephone - フィメール・ボーカル
1stアルバム『World ov Worms』に参加。
Cosmocrator - ベース
2001年のライヴに参加。ザ・レッチド・エンドで活動。
その他
ボルド・ファウスト・エイトゥン Bard "Faust" Eithun - 作詞
全楽曲の作詞を担当。正式メンバーにはなっていない。エンペラー、ブラッド・ツナミ、モンゴ・ニンジャ、アボリムで活動。
ディスコグラフィ
アルバム
ワールド・オヴ・ワームス - World ov Worms (2001)
イーオン - Aeon (2003)