ザ☆ウルトラマンの登場怪獣(ザ ウルトラマンのとうじょうかいじゅう)は、テレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。
アニメ作品の特色を生かし、ウルトラマンとサイズが大きく異なる怪獣や人間の体型を考慮しないデザインの怪獣が多数登場している[注釈 1]。本作品での怪獣デザインは、円谷プロダクション側の怪獣原案をもとにアニメスタッフが設定画に書き起こしている[3]。怪獣原案は、第1話は井口昭彦、第3話から第36話は主に鯨井実が担当した[3]。 諸元シーグラ 第1話「新しいヒーローの誕生!!」に登場。 角が生えたティラノサウルスのような怪獣。南極から赤道を越えて北上してきた巨大氷山に潜んでいた。武器は頭部の鋭い角[11]。最初に氷山から出現した個体が口から冷凍ガス[出典 4]を放射し、東京港を凍結させた後に残り3体が出現する。最初の個体ともう1体はジョーニアスを氷結させたりと善戦するも効果がなく、2頭はジョーニアスとの戦いの最中に冷凍ガスの誤射による同士討ちで氷結し、残り2頭もプラニウム光線を受けて倒されて海中へ沈む。 諸元スパイラル 第2話「光るペンダントの秘密」に登場。 外観は巨大な竜巻。海から上陸し、発電所を襲撃して多量の電気エネルギーを奪う。竜巻を変形させ、1対の腕を発生させて相手に掴みかかることもできるが、ムツミのバーディーを竜巻に巻き込む。科学警備隊本部のエネルギー出力を限界まで引き上げた罠に惹かれて出現し、竜巻内からの照明弾で中心部に本体(5本の触手を有する心臓に似た生物)が浮かんでいることを暴かれる。本体だけでジョーニアスと同じくらいの大きさがあり、ジョーニアスを羽交い絞めにするが返り討ちにあい、アストロビームを受けて倒される。 諸元ワニゴドン 第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。 地底から出現した1体がマルメの至近距離からの砲撃で倒されて心臓が停止した後、回収班に死骸は研究所へ持ち帰られるものの、飛び散った細胞が急速に成長することが判明する。そのうち1頭がタカシ少年に拾われ、ペロと名付けられる。ペロが怪獣化した直後に他の2頭が海岸に出現するが、ペロが海水の塩分を苦手にしていたことから3頭ともジョーニアスによって海中に叩き込まれ、体が短時間で溶けて倒される。 諸元ペロ 第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。 ワニゴドンの1体目の細胞の一部から生まれたクローン体。タカシ少年に拾われ、1日で急成長する。ただし、幼少期には草笛に懐いており、巨大化後のジョーニアスとの格闘中にタカシの草笛に反応しておとなしくなったところを海へ叩き込まれ、プラニウム光線を受けて融解し、絶命する。 諸元レッドスモーギ 第4話「謎の赤い雲を追え!!」に登場。 突如出現した、謎の赤い雲状の生命体が激しい雨のために怪獣化し、赤い怪獣に変貌する。本来の姿が気体(赤い雲)であり、低温を苦手としており、固形化と共に水分を吸収したことで苦痛を感じて凶暴化する。
冷凍怪獣 シーグラ
SEAGLA[4][5]
別名冷凍怪獣
身長73 m[出典 2]
体重6万2千 t[出典 2]
出身地南極大陸の氷山[出典 3]
怪獣原案は井口昭彦が担当した[12]。
企画当初では4体のレッドキングの登場が検討されていた[13]。
居村眞二の漫画『ザ☆ウルトラマン』では、氷漬けになった2体は実は生きており、マンモスに擬態して前回の復讐のために再びジョーニアスと対峙するが、返り討ちに遭う。
竜巻き怪獣 スパイラル
SPIRAL[4][5]
別名
竜巻き怪獣
竜巻怪獣[4]
全長
480 m[出典 5]
480 m - 無限大[出典 6]
体重
不定[出典 7]
計測不能[出典 8]
出身地不明[出典 9]
分裂怪獣 ワニゴドン
WANIGODON[4][5]
別名分裂怪獣
身長82 m[出典 10]
体重7万9千 t[出典 10]
出身地十合山[出典 11]
怪獣原案は鯨井実が担当した[3][12]。
分裂怪獣 ペロ
PERO[4][5]
別名分裂怪獣
身長50cm[出典 12][注釈 2]
体重15kg[出典 12][注釈 2]
出身地十合山付近の街[出典 13]
雲怪獣 レッドスモーギ
RED SMOGY[4]
REDSMGI[5]
別名雲怪獣
身長67 m[出典 14]
体重5万8千 t[出典 14]
出身地
日本アルプス上空[出典 15]
宇宙[19]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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