ザ!鉄腕!DASH!!
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ザ!鉄腕!DASH!!
THE TETSUWAN DASH
スタジオ収録時代に使用された日本テレビ麹町分室(当時は本社、2018年解体)
ジャンルバラエティ番組
構成小野高義
ほか
演出増田雄太
出演者TOKIO
城島茂国分太一松岡昌宏
ほか
ナレーター平野義和
製作
プロデューサー藤崎一成、池山愛奈
切替愛、萩原朋子、齋藤慎一、井出茶智
島田総一郎(CP)
制作日本テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1995年11月2日 -
放送時間日曜日 19:00 - 19:58
放送分58分
回数1030回
公式サイト

鉄腕!DASH!!
(放送開始 - 1997年9月)
放送期間1995年11月2日 - 1997年9月25日
放送時間木曜日 23:25 - 23:55
放送分30分

(1997年10月 - 1998年3月)
放送期間1997年10月6日 - 1998年3月30日
放送時間月曜日 23:45 - 火曜日 0:15
放送分30分

ザ!鉄腕!DASH!!
放送期間1998年4月12日 - 現在
放送時間日曜日 19:00 - 19:58
放送分58分
特記事項:
放送回数は2022年7月31日放送分。
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『ザ!鉄腕!DASH!!』(ザ・てつわんダッシュ、英語: THE TETSUWAN DASH)は、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組。略称は『DASH』『鉄腕DASH』など。
概要

TOKIOが「人間の限界」に挑戦する新しいタイプのバラエティとして、1995年11月2日に放送を開始した。当初は体を張った企画が多かったが、2000年代以降はDASH村などの長期企画が好評を博し、2014年のバラエティ年間平均視聴率ランキングでは首位を獲得している[1]。また、2006年度「子供とメディアに関する意識調査」において、「親が子どもに見せたい番組」第10位に選出された。また、民放連から2010年5月14日・2011年春に発表されている「青少年に見てもらいたい番組」でも本番組が選出されている。

TOKIOの看板といえる番組であるが、後述のスタジオ収録廃止以降はスペシャルを除きTOKIOメンバーが揃って出演することは稀である。2010年代以降はTOKIOメンバーの加齢などから体力を一気に消費する企画(リレー対決など)は近年少なく、移動手段も自転車から乗用車を使うことが多くなった。また、行ったとしても距離が短くなっていたり、難易度もやや下げられている事が多く、一部の企画ではジャニーズ事務所所属の若手タレントが代役を務めることがある。

土曜ドラマでメンバー主演のドラマが放送されるときは番組内で宣伝することもある。なお、それ以外は一部の企画を除きゲスト枠・番宣枠が少なく、ほぼTOKIOのメンバーのみで成り立つ企画が多いのも当番組の特徴であったが、2018年の山口脱退(後述)と2021年の長瀬卒業後はジャニーズ事務所所属の後輩タレントがゲストまたはコーナーレギュラーとして加わることが多くなっており、コーナーによってはTOKIOメンバーが不在のまま進行するものもある。

ホームページ「DASH WEB」は今までに放送された内容の一部や未公開部分の写真(静止画)を多数公開している。かつてはジャニーズ事務所の肖像権管理の規制に配慮して、TOKIOのメンバーが写っている写真は公開されていなかったが、2018年以降はメンバーの写真も掲載されるようになった。
番組の歴史

1995年11月2日に木曜深夜枠で『鉄腕!DASH!!』のタイトルでの放送開始。当時は30分番組(放送時間23:25 - 23:55)で、日本たばこ産業(JT)の一社提供だった[注 1]。初のTOKIOメインの本格バラエティでもある。司会は福澤朗山口美江(1996年の芸能界引退に伴い、研ナオコに交替)で、当初はスタジオに観客を入れたトーク形式で進行されていた。この当時の収録は後楽園ホールで行っていた。なお、お笑い芸人以外の若手女性タレントを中心にゲストを招いていたこともある。また、一時期アシスタント役で本上まなみもレギュラー出演していた。深夜時代には途中でオープニングのロゴ映像が1回変更されている。1997年9月29日、新たな深夜番組レーベル『ZZZ』が誕生。当番組はそのうちの月曜日第1部枠(放送時間23:45 - 24:15)に移行し[注 2]1998年3月30日で深夜枠での放送を終了した。

1998年4月12日よりタイトルを現在の『ザ!鉄腕!DASH!!』に改め、日曜夜のゴールデンタイムに進出し放送時間も56分に拡大され、さらに半年後の同年10月18日放送分より58分へと拡大された。なお、TOKIOメンバーは1998年3月まで同じ時間にTBSテレビ[注 3]で放送されていた『さんまのSUPERからくりTV』に出演していた。

本番組のゴールデン進出に際し、本来は1997年にゴールデン進出が予定されていたが、ジャニーズ事務所の関係者が『さんまのSUPERからくりTV』の司会者である明石家さんまに対する恩義もあるため、1年遅らせて開始することをさんまに伝えていると、2014年10月15日に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビほか)にさんまが出演した時にさんま本人から語られた[2]

深夜時代からスタジオでの公開収録も継続され、場所は麹町・日本テレビのGスタジオに移る。この頃はオープニングでTOKIOのメンバーが客席中央から入場してメンバーから1名が一言述べた後に福澤が「ザ!鉄腕!DASH!!、今夜もブイブイ行くぞー!!」とコールしてタイトルCGが表示されるくだりや、エンディングでメンバーが「ザ!鉄腕!」と言った後に出演者と観客全員で拳をあげながら「ダァーッシュ!!」と叫ぶ演出も見られた。しかし、2000年6月4日放送より始まった「DASH村」が軌道に乗り始め、番組を代表するメイン企画に定着し始めるとスタジオ収録が徐々に縮小され、週によっては上述のオープニングコールしかスタジオパートが無いという時もしばしば見られるようになった。結局2001年頃にスタジオ収録を廃止[注 4](同時に福澤と研も降板)し全編ロケ形式に変更となり、TOKIOのメンバーも全員が同時に出演する機会が減るようになった。2020年10月18日放送分から「輝け!第〇回DASHデミー賞」を年1?2回程度で実施する場合のみスタジオ収録が再開される様になった。第2回は2021年3月8日放送分、第3回は2021年12月14日放送分、第4回は2022年7月31日放送分で放送された。


2002年4月14日から日本テレビ系列フルネット28局(含:福井放送。以下略)では、事前枠『ザ!直前!DASH!!』を別途放送していた[注 5]

2007年2月4日放送分より地上デジタル放送で番組連動型のデータ放送を開始。ハイビジョン制作開始が他の番組より遅く他番組がハイビジョン制作が主流の中この番組は通常画質で制作されていたが、2009年9月6日放送分よりハイビジョン制作されるようになった[注 6]。それ以前の2008年10月26日放送分から前述のサイドパネルのデザインに加えて企画ごとにサイドパネルのデザインが変更されるようになり、ハイビジョン移行後も通常画質(4:3)の映像の際は引き続きサイドパネルを使用する。日本テレビのプライムタイムで唯一字幕放送を実施していなかったが、2008年7月6日放送分より開始した。当初はリアルタイム字幕放送形式で行われており、後に2009年12月13日放送分から通常の字幕放送を実施している[注 7]

2008年3月をもって事前枠『ザ!直前!DASH!!』が廃止[注 8]。後にその代替として、本番組の前に放送しているミニ枠の末尾30秒にて、当日の内容の見所を紹介するVTRが流れ、そのまま19:00からの本編へと繋がる。この編成は通常放送のない特別番組や、また後枠の『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所→行列のできる相談所』が19時から2?3時間のスペシャルを放送する時も同様である。なお、クロスネットのテレビ大分テレビ宮崎ではフジテレビの『サザエさん』を放送する関係で放送されない。また、2012年7月1日より、日本テレビの制作する部署が、情報エンターテインメント局から制作局へ移管した。2021年4月1日からTOKIOが株式会社ジャニーズ事務所傘下である株式会社TOKIOに所属する事になったが、番組エンディングで流れるエンドロールの製作協力欄はジャニーズ事務所のままであった。しかし、2023年10月17日付でジャニーズ事務所が株式会社SMILE-UP.に社名変更する事に伴い、2023年10月15日放送分までジャニーズ事務所が番組エンディングで流れるエンドロールの製作協力欄を担当した。

2019年現在、深夜時代を含めるとジャニーズ事務所所属タレントがレギュラー出演しているバラエティ番組では最も放送期間の長い番組である。2013年7月21日の放送で放送500回を達成した。

かつてはCS★日テレでも2000年9月25日まで同時ネット(地上波版の遅れネットを放映している沖縄県でもCS経由で同時ネットで視聴)された。


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