サンリオ
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出典検索?: "サンリオ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年3月)

株式会社サンリオ
Sanrio Company, Ltd.
本社が入居するゲートシティ大崎ウエストタワー(右)
種類株式会社
市場情報東証プライム 8136
本社所在地 日本
141-8603[1]
東京都品川区大崎一丁目11番1号
ゲートシティ大崎ウエストタワー14階[1]
本店所在地東京都品川区大崎一丁目6番1号[2]
TOC大崎ビル
設立1960年8月10日[3]
業種卸売業
法人番号5010701003956
事業内容ソーシャル・コミュニケーション・ギフト商品の企画・販売
グリーティングカードの企画・販売
出版物の企画・販売
レストランの運営
映画の製作・配給・興行
ビデオソフトの製作・販売
ライブエンターテイメントの企画・公演
著作権の許諾
テーマパーク事業
教育事業
デジタルコンテンツの企画・販売および配信
広告事業[3]
代表者代表取締役社長 辻朋邦[3]
資本金100億円(2023年3月31日現在)[3]
発行済株式総数8億万9065株
(2019年9月30日現在)
売上高726億2400万円(2023年3月期)[3]
従業員数630名(嘱託・アルバイト等を除く、2023年3月31日現在)[3]
決算期3月31日[3]
主要子会社関連会社を参照
関係する人物辻信太郎(創業者・名誉会長)[3]
外部リンクサンリオ(消費者向けサイト)
株式会社サンリオ(企業サイト)
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株式会社サンリオ(: Sanrio Company, Ltd.)は、東京都品川区本社を置き[1]キャラクターグッズやグリーティングカード等のソーシャルコミュニケーションギフト商品(プレゼント用品)の企画・販売、およびテーマパークの運営などを事業とする日本企業である[3]

みどり会の会員企業であり、三和グループに属している[4]
概要

1960年昭和35年)8月10日、株式会社山梨シルクセンター(やまなしシルクセンター)として東京都千代田区で会社設立[3][5][注釈 1]山梨県庁の職員だった辻信太郎が、山梨県特産物である製品を販売する同県の外郭団体だった「山梨シルクセンター」を株式会社化、すなわち民営化の上で社名をそのまま引き継いで創業したのが始まりである[6][7]。だが同社はその本業では早々に失敗して小物雑貨の販売に転じ、最初の成功は花柄を付けたゴム草履だったという[8]

その後、商品にきれいでかわいいイラストを付けることで売れ行きが大きく伸びることを知った辻は、キャラクター商品の開発に乗り出す。1955年(昭和30年)12月に同社が初めて大手菓子メーカーと取引する際に「缶入りキャンディ」を開発するにあたり、缶に海賊や花の模様を意匠化した事がキャラクター商品開発のきっかけになったとされる[9]。当初は水森亜土やなせたかし・トシコ・ムトー等、外部のイラストレーター漫画家デザインを依頼していたが[8]、やがて自社が著作権を持つキャラクターの開発を目指すようになる[10]

山梨シルクセンターはこうした事業内容の変化に伴い、国際的にも通用する名称を求め[11]1973年(昭和48年)4月に株式会社サンリオへ商号変更するとともに、東京都品川区西五反田へ本社を移転した[3][5]

典型的な同族経営企業であり、創業者の辻信太郎が2020年まで一貫して社長を務めていた[7]2002年には信太郎の長男である辻邦彦が副社長に就任し、次期社長就任は確実とされていたが、当時海外事業を担当していた邦彦が出張先の米国ロサンゼルスで急逝した[7][12]。。跡取り息子を失った信太郎は、2016年6月の株主総会で孫の辻朋邦を取締役へ就任させ、翌2017年には専務取締役へ昇格させ後継者に据えるとともに、朋邦の母である辻友子を取締役として若い息子の重責を補佐させていた[7]。そして3年後の2020年7月1日付で、辻信太郎は代表権のある会長に退き、31歳となった辻朋邦を社長へ就任させ「代替わり」を行った[7][13]
社名の由来

社名「サンリオ」の由来については諸説ある。

まず、公式サイトにもあるサンリオの公式な説明として、スペイン語で「聖なる河」を意味する San rio に由来するとしている[10][14]。文明の発祥が大河のほとりにあったように、文化を興す河となることを願ってつけたというものである。2000年に出版された『これがサンリオの秘密です』(扶桑社)で、創業者の辻自身が述べている。また、現行のロゴマーク(1997年制定)も河の水をイメージしてデザインされたものである[15]

しかし、かつては異なった説明がなされていた。『これがサンリオの秘密です』の21年前に出版された1979年上前淳一郎『サンリオの奇跡 ?世界制覇を夢見る男達』(PHP研究所)ではそういった説明は一切ない。同書は辻やサンリオ関係者に取材したものであるが、サンリオの「サンリ」は「山梨」の音読みであり、残るオは「オウ、オウ、オウ」という叫び声が聞く者を陶然とさせるからと説明した。また、『週刊現代』の1978年6月8日号に掲載されたサンリオに関するレポート記事では「サンリは山梨、オはなんとなく語呂がいいから」とされた。月刊誌『宝石』の1980年7月号の対談記事では、辻自身がそれを認める発言が存在するという。

「山梨の王になる」という思いでサンリオ(山梨王)としたという説については、1989年の山根一眞『変体少女文字の研究』(講談社)の中で辻の言葉として挙げられているが、『これがサンリオの秘密です』[11]、『サンリオの奇跡 ?世界制覇を夢見る男達』、西沢正史『サンリオ物語 こうして一つの企業は生まれた』(サンリオ出版、1990年)のいずれもが否定している。また、フジテレビトリビアの泉』にて、視聴者から『山梨の王→サンリオ』の説が投稿されたが、フジテレビはサンリオの現在の説明(前述の「聖なる河」説)を正しいものとして、この番組の1コーナーである『ガセビアの沼』にて「ガセ」として否定した[15]

サンリオの月刊紙『いちご新聞』においては、辻信太郎は「山梨王」ならぬ「いちごの王様」を自称している。

なお、『いちご新聞』2015年8月号によれば、サンリオの創業目的は「友情と助け合いによる世界平和の実現」、サンリオの事業目的は「お互いのコミュニケーションのきっかけとなる小さな贈り物」を作ることとされている。
地域連携

サンリオピューロランドが立地する東京都多摩市では、2002年度から「ハローキティにあえる街」として、サンリオと多摩市が連携してハローキティをはじめとしたサンリオキャラクターを活用した地域活性化に取り組んでいる[16][17]。コミュニティバス「多摩市ミニバス」にもサンリオラッピングの車両がある。またサンリオピューロランドの最寄り駅である多摩センター駅を走る京王電鉄および小田急電鉄もサンリオとタイアップし、多摩センター駅のサンリオキャラクター装飾を行っている。京王電鉄と京王電鉄バスではラッピング電車・バスも運行している。

創業地は東京都千代田区であるが[5]、株式会社サンリオへ商号変更後は品川区五反田大崎)に本社を置いている。その縁から2017年2月13日付で、品川区の「しながわ観光大使」に同社のキャラクター「シナモロール」が任命された[18]

沿革

(特に出典の明記のない参考文献:サンリオ『月刊いちご新聞』2010年8月号、2015年8月号。[要ページ番号])
山梨シルクセンター

1960年昭和35年)8月10日 - 創業者の辻信太郎が、株式会社山梨シルクセンターとして会社設立[3][5][19]。本社を東京都千代田区に置く[3][5]

1962年(昭和37年) - オリジナルデザイン第1号「いちご」を開発、ギフト商品を発売[5][19][6]。このいちご柄の雑貨は子供たちの間で人気を博し、これを契機に本格的にキャラクター商品開発を開始。

1965年(昭和40年) - 水森亜土デザインのキャラクター「亜土ネコミータン」を使用した陶磁器を発売、人気商品となる。

1966年(昭和41年)8月 - 詩集『愛する歌』を刊行し、出版物の企画・販売を開始[5][19]

1968年(昭和43年)11月 - サンリオ電機工業を設立。


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