サンライズ出雲
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サンライズ出雲
285系電車による「サンライズ出雲」
(2022年10月 黒坂駅 - 根雨駅間)
概要
日本
種類寝台特別急行列車
現況運行中
地域東京都神奈川県静岡県愛知県岐阜県滋賀県京都府大阪府兵庫県岡山県鳥取県島根県
前身寝台特急「出雲」
運行開始1998年7月10日[1]
運営者西日本旅客鉄道(JR西日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点東京駅
終点出雲市駅
営業距離953.6 km (592.5 mi)(東京 - 出雲市間)
平均所要時間約12時間
運行間隔1往復
列車番号5031M → 4031M(下り列車)
4032M → 5032M(上り列車)
岡山駅で列車番号を変更
使用路線JR東日本:東海道本線東海道線 (JR東日本)
JR東海:東海道本線(東海道線 (静岡地区)東海道線 (名古屋地区)
JR西日本:東海道本線(琵琶湖線JR京都線JR神戸線)・山陽本線(JR神戸線)・伯備線山陰本線
車内サービス
クラスA寝台B寝台普通車
身障者対応B寝台「シングルツイン」(バリアフリー対応):2 / 9号車
座席普通車指定席「ノビノビ座席」(簡易寝台):5 / 12号車
就寝A寝台「シングルデラックス」:4 / 11号車
B寝台「ソロ」:3 / 10号車
B寝台「シングル」:1・2・5 - 7 / 8・9・12 - 14号車
B寝台「シングルツイン」:1・2・6・7 / 8・9・13・14号車
B寝台「サンライズツイン」:4 / 11号車
展望ミニラウンジ:3 / 10号車
その他シャワー室:3・4 / 10・11号車
技術
車両285系電車(JR東海大垣車両区・JR西日本後藤総合車両所出雲支所
軌間1,067 mm
電化直流1,500 V
最高速度130 km/h
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サンライズ出雲(サンライズいずも)は、東京駅 - 出雲市駅間を、東海道本線山陽本線伯備線山陰本線を経由して運行している寝台特別急行列車である。

なお、「サンライズ出雲」の母体となった列車で、主に東京 - 出雲市・浜田間を東海道本線・山陰本線経由で運行していた寝台特急「出雲」(いずも)、および首都圏山陰地方を結んでいた優等列車についてもここで記述する。
概要

「サンライズ出雲」は、1998年7月に[1] それまで14系客車(いわゆるブルートレイン)によって運転されていた寝台特急「出雲」2・3号を、新たに製造した285系電車に置き換える形で運転を開始した。「出雲2・3号」時代は全区間単独運転であったが、東京 - 岡山間は同じく寝台特急「瀬戸」から置き換えられた「サンライズ瀬戸」とともに併結運転されるようになった。

「サンライズ出雲」運行開始後も2006年3月17日(始発駅発車日)までは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両で運行する「出雲」(旧1[2]・4号。鳥取駅経由)がもう1系統として継続して運転されていたが、利用客が低迷し車両の老朽化も進んだため、同日をもって廃止された。鳥取県は廃止に対し、県庁所在地である鳥取駅から東京駅へ直通する列車の消滅を理由に最後まで反対した(ウィキニュースの記事も参照)。鳥取県内で寝台列車が停車するのは、唯一「サンライズ出雲」の米子駅のみとなっている。

また、東海道本線全線(支線を除く)にわたって運行される唯一の定期旅客列車でもある。

2016年3月21日(到着)をもって臨時寝台特急「カシオペア」が運行終了、翌22日(到着)をもって急行「はまなす」が最終運行[3] となったため、3月23日以降「サンライズ瀬戸」とともにJR線を走行する唯一、定期運行を行う寝台特急列車でかつ、夜行列車となった。

2015年3月ダイヤ改正前より日本語英語の二か国語で車内自動放送が行われている。JR西日本の在来線特急列車としては本列車と「はるか」、「サンライズ瀬戸」、「サンダーバード」の一部でのみ行っており、寝台特急列車への導入はカシオペアに次いで二例目である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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