「サンパウロ連邦大学」とは異なります。
サンパウロ大学Universidade de Sao Paulo
モットーScientia Vinces (ラテン語)
種別公立大学
大学システム
設立年1827年8月11日(母体となった法学部が創設された日付)
1934年1月25日(大学として再編された日付)
学長
サンパウロ大学(ポルトガル語:Universidade de Sao Paulo、略称 USP)は、ブラジル・サンパウロ州にある州立大学である。 1934年に設立された。設立に際して、その母体となったのは1827年創設の法律学校である。現在、大学を構成する部局(機関等)は40を数える。ラテンアメリカでは、事実上一番難関な大学、またブラジルで最も入学が難しい大学であり[要出典][1]、世界大学ランキングのベスト100にも入っている。ブラジルやヨーロッパ諸国から著名な教授などが集っている。学生数8万人のうち、日系人が14%を占める[2]。授業料は基本的に無料であるので、入学試験の競争率は非常に高い。また、卒業するのも非常に厳しい大学である。過去の多くのブラジル連邦共和国大統領がこの大学の出身者であり、近年の大統領ではミシェル・テメルやフェルナンド・エンリケ・カルドーゾなどが同大学の卒業生である。 サンパウロ大学は1934年、当時州知事であったアルマンド・デ・サレス・オリベイラ
概要
歴史
初期においてドイツ、フランス、イタリアや他のヨーロッパ諸国から多くの教授を受け入れており、特にクロード・レヴィ=ストロースやフェルナン・ブローデル、マルシャル・ゲルーらフランスの知識人たちは同大学における社会科学の発展に寄与した。
1944年、サンパウロ大学医学部附属病院が開設。
1952年、リベイラン・プレト市に第二医学部が設立。これ以降リベイラン・プレトキャンパスは拡充され2007年には第二法科学部が新設されるなどし現在に至る。
学部
法学
理学
工学
工学(サンカルロス)
応用科学(-ポリテクニック)
都市工学(-都市建築)(サンパウロ & サンカルロス)
造形美術
医学
薬学
看護
公衆衛生
歯科
歯科技工
教育
人文科学(-哲学,文学,人間科学)
獣医
獣類理工学(-獣類系餌食)
観光学
研究所
海洋学研究所
理学研究所
数学・統計研究所
生物科学研究所
生物医科学研究所
⇒数理・コンピュータサイエンス研究所(サンカルロス)
物理学研究所
⇒物理学研究所(サンカルロス)
地球科学研究所
心理学研究所
⇒化学研究所(サンカルロス)
キャンパス
サンパウロキャンパス(Sao Paulo Campus)
バウルキャンパス(Bauru Campus)
ロレナキャンパス(Lorena Campus)
ピラスィカバ(Piracicaba Campus)
ピラッスンナキャンパス(Pirassununga Campus)
リベイラン・プレトキャンパス(Ribeirao Preto Campus)
サンカルロスキャンパス(Sao Carlos Campus)
著名な卒業生
シコ・ブアルキ - ミュージシャン、文学者
ジャニオ・クアドロス - 第22代ブラジル大統領
ジョゼ・デ・アレンカール - 文学者
セバスティアン・サルガード - 写真家
ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス - 映画監督
フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ - 社会学者、第38代ブラジル大統領
フェルナンド・メイレリス - 映画監督
上田雅三(ポルトガル語版) - 連邦高等裁判所判事
大岩オスカール -昭和40年会現代美術家