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サントリー1万人の第九
Suntory presents
Beethoven's 9th with a Cast of 10000
公演会場として使用される大阪城ホール
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称1万人の第九
正式名称サントリー1万人の第九
旧イベント名サントリーオールド 1万人の「第九」コンサート(1983?1990)
SUNTORY 1万人の〔第九〕コンサート(1991?2002)
サントリー 1万人の第九[注 1](2003 - 2007)
サントリー 10000人の第9(2008 - 2012)
開催時期毎年12月の第1日曜日
初回開催1983年12月4日
会場大阪城ホール
主催毎日放送(MBS)[注 2]
後援関西・大阪21世紀協会
大阪府、大阪市
毎日新聞社
スポーツニッポン新聞社
関西音楽大学協会
協賛サントリーホールディングス
《2015年より「特別協賛」に移行》
岩井コスモ証券(2015年 - 2022年)
カンロ(2015年 - 2017年)
滋慶学園グループ(2019年)
ジャトー株式会社(2021年)
協力兵庫芸術文化センター管弦楽団
公式サイト
サントリー1万人の第九(サントリーいちまんにんのだいく)は、ベートーヴェンの「交響曲第9番」(第九)の演奏と合唱を主体に構成される音楽興行で、1983年から毎年12月の第1日曜日に大阪城ホールで開催。英語表記は「Suntory Presents Beethoven's 9th with a Cast of 10000」[注 3]で、「1万人の第九」と銘打っているのは、公演のたびに一般からの公募などによって1万人規模の合唱団を結成していることによる。 1983年(昭和58年)に大阪城築城から400年を迎えることを記念すべく、その前年にあたる1982年(昭和57年)に設立したばかりの大阪21世紀協会(現「関西・大阪21世紀協会」)が中核事業として「大阪築城400年まつり」を企画。当該企画への参加催事の一つとして、また当該企画の目玉的存在とされた、大阪城青屋門真向かいの大阪砲兵工廠本館跡地に建設された大阪城国際文化スポーツホール(のちの大阪城ホール)のこけら落としの一環として企画されたことが発端となった。但し、当初は1回限りの単発イヴェントとして企画されている。 クラシック音楽を主として扱う音楽興行としては当時の常識では考えられないほどの巨大規模を誇っていたことに加え、合唱団メンバーの大半を「第九」合唱経験不問にて広く一般公募を行い集まった合唱参加者で占めていたこと、そして会場に居合わせた聴衆もまた合唱に加わったことから、クラシック音楽界はもとより社会的にも話題となった。 当興行の成功は、翌年以降の継続開催につながったことだけに止まらず、のちに東京に於ける「5000人の第九」そして広島に於ける「第九ひろしま」の企画・創始に何らかの影響を及ぼす等、一般公募にて結成される大規模な合唱団をバックにしての「第九」演奏を主たる演目に据えるタイプの音楽興行開催の端緒を開く役割をも果たし、更には日本国内に於いて既に定着していた「第九」ブームに一層輪をかけることとなった。
概要
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う対応