サンティアゴ島
Santiago
サンティアゴ島北端部のタラファルの町と、町の前に存在する湾。
所在地 カーボベルデ
所在海域大西洋
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯15度4分40秒 西経22度37分29秒 / 北緯15.07778度 西経22.62472度 / 15.07778; -22.62472
サンティアゴ島(サンティアゴとう、ポルトガル語:Ilha de Santiago)は、アフリカ大陸のすぐ西の大西洋上に位置している、ソタヴェント諸島を構成する島の1つである。この島はカーボベルデにおける最大の島で、同国の総人口の約半数が暮らす。島の南東には、1975年以降のカーボベルデの首都であるプライアが位置する。
概要サンティアゴ島の全島地図。
サンティアゴ島は、マイオ島とフォゴ島に挟まれた、ソタヴェント諸島(風下諸島)の1つである。カーボベルデで定住が行われた最初の島で、1462年にリベイラ・グランデの町(現在のシダーデ・ヴェーリャ)が建設された。島の産業は農業が中心である。 サンティアゴ島はカーボベルデ最大の島である。島は山がちで、アントニア山やマラゲタ山のように、山頂の標高が1,000メートルを超える山も見られる。島の南東部がわずかに平坦である。内陸部と東海岸の湿気のある気候と、南西岸から南岸の乾燥した気候が対照的である。首都で国最大の都市プライアは南東岸にある。島内の他の都市として、南岸のシダーデ・ヴェーリャ、島の中央に位置するかつての首都アソマダ
地理
東部にはポイランダム(英語版)の貯水池と海岸のラグーンを含むペドラ・バデジョ湖沼群(英語版)があり、ムラサキサギ、ケープベルデアシナガヨシキリ(英語版)、セイタカシギ、シロチドリなどの渡り鳥または固有種の鳥類が生息しており、海岸はアカウミガメの営巣地でもある。沿海部ではハマビシ科ジゴフィルム属(英語版)の植生が見られるが、内陸部では外来種のメスキート(英語版)のProsopis juliflora(英語版)が優占種となっている。2005年にラムサール条約登録地となった[1]。 基礎自治体行政府所在地都市・居住地人口
自治体
(2010年)面積
(km2)人口密度
(人/km2)教区
プライア(Praia Municipality)プライア市(Praia、首都)プライア市サン・フランシスコ地区
サン・ドミンゴスサン・ドミンゴス市(英語版)プライア・バイショ村(英語版)13,808138100Nossa Senhora da Luz
アグア・デ・ガト(英語版)
バナナ(英語版)
ルイ・ヴァス(英語版)Sao Nicolau Tolentino
サンタ・カタリーナアソマダ市(英語版)リベイラ・ダ・バルカ町(英語版)
ボア・エントラーダ(英語版)
フィゲイラ・ダス・ナウス(英語版)
リンカン(英語版)43,297213203Santa Catarina
サン・サルバドル・ド・ムンドピコス市(英語版)8,67730289Sao Salvador do Mundo
サンタ・クルスペドラ・バデジョ市(英語版)アチャダ・ファゼンダ(英語版)26,617110241Santiago Maior
サン・ロレンソ・ドス・オルガンジョアン・テベス市(英語版)サン・ジョルジェ・ドス・オルガンス(英語版)7,38839189Sao Lourenco dos Orgaos
リビエラ・グランデ・デ・サンティアゴシダーデ・ヴェーリャ市ジョアン・ヴァレイア(英語版)8,32516450Santissimo Nome de Jesus
ポルト・ゴウヴェイア(英語版)
ポルト・モスキート(英語版)
サンタナ(英語版)Sao Joao Baptista
サン・ミゲルカリェタ・デ・サン・ミゲル市(英語版)アチャダ・モンテ町(英語版)
プリンシパル(英語版)15,64891171Sao Miguel Arcanjo
タラファルタラファル市(英語版)アチャダ・テンダ町(英語版)
リベイラ・ダ・プラタ町(英語版)
チャン・ボン(英語版)
ファゼンダ(英語版)
トラス・オス・モンテス(英語版)18,565112165Santo Amaro Abade
歴史シダーデ・ヴェーリャ
島は、1460年頃アントーニオ・ダ・ノリによって発見され、彼はシダーデ・ヴェーリャの地に駐屯地を築いてリベイラ・グランデと名付けた。