この項目では、セガのアーケードゲームについて説明しています。その他の項目については「サンダーブレード (曖昧さ回避)」をご覧ください。
サンダーブレード
Thunder Blade
アーケード版サンダーブレード
(撮影:セガ秋葉原3号館)
ジャンル3Dシューティング
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧
セガ・マークIII (MkIII)
セガ・マスターシステム (SMS)
Amiga
Amstrad CPC (CPC)
Atari ST (ST)
コモドール64 (C64)
ZX Spectrum (ZX)
メガドライブ (MD)
PC/AT互換機 (DOS)
MSX
X68000 (X68)
PCエンジン (PCE)
Wii
ニンテンドー3DS (3DS)
開発元セガ第1AM研究開発部
発売元セガ
音楽並木晃一
人数1人
メディア業務用基板
(3.70メガバイト)
稼働時期INT
『サンダーブレード』(Thunder Blade)は、セガ・エンタープライゼス(現在のセガ)が開発したシューティング大型筐体ゲーム。ヘリコプター操縦の要素も含まれる。日本では1987年12月よりアーケードゲームとして稼働を開始した。アーケード版の基板は『アフターバーナー』などにも導入された「X-BOARD」を使用している。 セガが1980年代に業務用ゲーム機器で展開していた、筐体がゲームの展開に沿う形で適宜可動する「体感ゲーム」シリーズ第7弾。ただしソレまでのシリーズ作品が電動で動くものが多かったのに対し、本作はプレイヤーの人力をダイレクトに使って可動するアナログ遊具的な機構が採用されている。なお海外では非可動であり一般的なビデオゲーム筐体に近いスタイルの「アップライトタイプ」(プレイヤーは立ったままで操作する)も稼働していた。 当時は「3Dシューティングゲーム」と称される事が多かったが、ポリゴンを使用した近代的な3Dグラフィックでは無く、2Dドットピクセルとフレームバッファ式による大量のスプライトを用い、自機である超高性能攻撃ヘリコプター「サンダーブレード」を後方視点(リアビュー)から見た「3Dモード」(建物なども3D風に表現している)と、2D縦スクロールシューティングのように自機を上方視点(トップビュー)側から見た「2Dモード」を交互に展開する映像表現が用いられている。 当時のセガのアーケードゲーム開発における主軸セクションであったセガ第1AM研究開発部が行い、音楽は体感ゲームシリーズ第5弾『スーパーハングオン』(1987年)を手掛けた並木晃一が担当している。
概要
開発セクション・主な開発者
主な家庭用ゲーム機・パソコンへの移植例