サンダーバード55/GoGo
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サンダーバード55/GoGo
Thunderbirds 55/GoGo

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ジャスティン・T・リー(第1話)

スティーブン・ラリビエー(第2話)

デイヴィッド・エリオット(第3話)

脚本

アラン・フェネル(第1話 / 第3話:原案)

デイヴィッド・グレアム(第2話)

デスモンド・サウンダース(第2話)

原作サンダーバード50周年記念エピソード
製作スティーブン・ラリビエー
音楽バリー・グレイ
編集樋口真嗣
配給

東北新社

スター・チャンネル

公開 2022年1月7日
製作国

イギリス

日本

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サンダーバード
50周年記念エピソード
Thunderbirds
50th Anniversary Episodes
ジャンル

サイエンス・フィクション

アクション

冒険

家族[1][2]

原案ジェリーシルヴィア・アンダーソン夫妻
声の出演

シルヴィア・アンダーソン

レイ・バレット

ピーター・ダイネリー

デイヴィッド・グレアム

デイヴィッド・ホリデイ

シェイン・リマー

マット・ジマーマン

ジャスティン・T・リー

スティーブン・ラリビエー

作曲バリー・グレイ
国・地域英国
言語英語
シリーズ数1
話数3
各話の長さ30分強
製作
プロデューサースティーブン・ラリビエー
製作Pod 4 Films Ltd
配給ITV

放送
放送チャンネルITV
映像形式デジタル撮影(一部フィルム)[注 1]
音声形式モノラル
公式ウェブサイト

番組年表
関連番組

サンダーバード

ムーン・レンジャーズ

ネビュラ・75

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『サンダーバード55/GoGo』(Thunderbirds 55/GoGo)は、2022年公開の映画で、2015年にクラウドファンディングによって製作された『サンダーバード1965』(Thunderbirds 1965)を劇場公開用に再編集したものである。この『サンダーバード1965』は2020年にイギリスのBBCITV共同の配信サービスBritBoxで配信される際に『サンダーバード50周年記念エピソード』(Thunderbirds 50th Anniversary Episodes)と呼び方が変更された。本項ではこの『サンダーバード50周年記念エピソード』として製作されたものも取り扱う。
概要
50周年記念エピソードの製作

現センチュリー21フィルムズのメンバーは2014年にドキュメンタリー『Filmed in Supermarionation』[注 2]を製作した。その後、プロデューサーのスティーブン・ラリビエーはITVから『サンダーバード』の50周年を祝う企画はないかと尋ねられ、本企画を提案したところ企画が通り実現することとなった。資金調達はキックスターターが用いられ、2015年7月7日にキャンペーンが発表され[6]、7月9日正午(イギリス夏時間)に開始された[7]。製作初回となる「雪男の恐怖」の資金7万5千ポンドは7月13日には調達され[8]、製作第2話の「サンダーバード登場」のために目標額が12万ポンドに増額された。7月22日には12万5千ポンドが調達され[9]、第3話のために増額された目標の19万5千ポンドも最終日までに調達され、最終的に21万8412ポンドが集まった。

製作は1964年に『サンダーバード』が製作されたスラウにある倉庫そのもので行われ[10]このときの様子は数多くのイギリスのメディアによって取り上げられた。

製作に関わったスタッフには純粋なファンだけでなく、映画業界で働くプロの他、テレビシリーズの製作に関わったメアリー・ターナーが人形師として、デイヴィッド・エリオットが監督として「大豪邸、襲撃」に関わった。

本作の原作となったのは、1960年代に発売された音声ドラマのレコード盤であった。これには今では鬼籍となった者も含めテレビシリーズと全く同じ声優が全く同じ声で演じているため、この点が最大限に活用された。しかし映像化を前提としない音声ドラマとして製作されているため、今回の映像化にあたって元の音声ドラマから改変された箇所が何箇所か存在する。

「サンダーバード登場」

キラノの登場場面の削除。


「雪男の恐怖」

「The Abominable Snowman」の歌[注 3]の削除。

冒頭のウラン工場の爆発・救助隊の活躍の場面の追加。

スキーコプターの墜落の場面の追加。


「大豪邸、襲撃」

冒頭の邸宅爆破場面等、爆破に関係する場面の追加。

ペネロープの到着前にウィックフェンズの店員シンシアがウィックフェンに愚痴を言う場面の削除。

最後の救助・爆弾解除場面の追加。

ヘリジェットの墜落場面の追加[注 4]

完成した映像はDVDとBlu-Rayとして出資者らに発送された。

2016年8月18日には英国映画協会でプレミア公開も行われ、その後にデイヴィッド・エリオットも交えた計スタッフ5人とのセッションも行われた[12]
50周年記念エピソードあらすじ

音声レコード盤のあらすじは『公式ガイドサンダーバード大百科』に採録されている[13]
サンダーバード登場
国際救助隊の創設にあたり、ジェフはペネロープをトレイシー島に招き、サンダーバード1?5号や家族を紹介するとともに島の案内を行う。
雪男の恐怖
世界各地でウラン工場の破壊工作が相次いでいた。その頃ヒマラヤでは雪男に襲われる人が増え救難信号をサンダーバード5号もキャッチしていた。そこでジェフはデリーにいたペネロープに調査を頼む。
大豪邸、襲撃
イギリスの大豪邸で宝石が盗まれ爆破される事件が相次いでいた。ジェフはペネロープを心配するものの、彼女は出来ることがないと普段どおりの生活をするが、すでに強盗団の盗聴器がクレイトン=ワード邸に据えられていた。
日本での公開

2021年7月7日(特撮の日)に『サンダーバード50周年記念エピソード』が2022年に劇場・オンラインで公開されることが発表された[14]。8月13日には公式サイトが開設され、それと同時に樋口真嗣が構成を担当し3本のエピソードを一本の劇場用映画にすることも発表された[15]。2021年9月30日(サンダーバードの日)には、スティーブン・ラリビエーと樋口真嗣、笠井信輔、そしてファンらをオンラインで結んだファンイベントが開催され、ここでポスターデザインも発表された[16]

また本作の公開に伴って国立新美術館で2021年10月1日から12月19日に開かれている「庵野秀明展」で、本作で使用されたサンダーバード1号と2号の模型が展示された[17][18][19]

日本での公開に際して吹替版が製作されることとなり、2021年11月10日にメインキャストが発表された[20]

劇場での同時併映として、新型コロナウイルス感染症流行にともなう都市封鎖中のロンドンのアパートの一室で撮影が始まったスーパーマリオネーション番組『ネビュラ・75』の第1話が公開された[21][22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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