サンタモニカ
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この項目では、アメリカの地名について説明しています。お笑いコンビについては「サンタモニカ (お笑いコンビ)」をご覧ください。
サンタモニカ・ピアサード・ストリート

サンタ・モニカ(Santa Monica)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡西部にある都市。人口は9万3076人(2020年)[1]
概要

過ごしやすい気候から、20世紀初頭には有名なリゾート都市となっていた。1980年代後半にビジネス、観光とも飛躍的に成長を遂げた。

観覧車のあるサンタモニカ・ピア (Santa Monica Pier) や、ショッピングモールのあるサードストリート(3rd St.)などが有名である。

市内にある公園を由来としたLinkin Parkというバンドがある。
歴史

地名の由来は聖人モニカ(Santa Monica)で、これはスペイン人が初めてこの地を訪れたとき、彼女の祝日だったことからである。
地理ロサンゼルス郡内の位置

西は太平洋のサンタモニカ・ベイ、北はパシフィック・パリセーズとブレントウッド、東はウェスト・ロサンゼルスとマー・ビスタ、南はベニスが境界であるが、太平洋はロサンゼルス市に属すため、周囲を全て同市に囲まれた形となっている。1994年のノースリッジ地震で大きな被害をうけた。
気候ヤシ並木

年間平均晴天日数は325日とされている。5月?7月上旬までの朝は、霧や靄が出ることが多い。
教育

サンタモニカカレッジ

交通
道路

州間高速道路10号線(サンタモニカ・フリーウェイ/ I-10 )が太平洋に近い市内からはじまり、ロサンゼルス市街まで伸びており、北アメリカでもっとも交通量の多い道路と言われている。この道路は7州にまたがり、フロリダ州ジャクソンビルまで続いている。州道1号線(リンカーン・ブルバード/パシフィック・コースト・ハイウェイ)、州道2号線(サンタモニカ・ブルバード)も市内を通っている。サンタモニカ・ブルバードはかつてのルート66の一部で、この道路がオーシャン・アヴェニューに突き当たったところがルート66の西の端であった。
鉄道ダウンタウン・サンタモニカ駅

2016年5月20日、ロサンゼルス・メトロエキスポラインがサンタモニカまで延伸開通し、ロサンゼルスのダウンタウンとサンタモニカが鉄道で結ばれた。かつてはパシフィック電鉄の路線がサンタモニカまで伸びていた。
バス

市営の ⇒ビッグブルーバスは現在13路線が運行しており、市内だけでなくウェスト・ロサンゼルスやUCLAにも運行している。

Line 1 「Santa Monica Blvd.」 - ベニスビーチ⇔サンタモニカプレイス⇔UCLA
Line 2 「Wilshire Blvd.」 - ベニス高校(Lincoln Bldv. & Venice Blvd.)⇔ベニスビーチ⇔サンタモニカプレイス⇔UCLA
Line 3 「Montana Ave. & Lincoln Blvd.」- ロサンゼルス国際空港(LAX)⇔ベニス高校⇔サンタモニカプレイス⇔UCLA
Line 4 「San Vicente Blvd. & Carlyle Ave.」 - サンタモニカプレイス⇔サンビセント通り(循環)
Line 5 「Olympic Blvd.」 - サンタモニカプレイス⇔センチュリーシティーショッピングセンター⇔リンポウ操車場
Line 7 「Pico Blvd.」 - サンタモニカプレイス⇔サンタモニカ・カレッジ⇔ウェストサイドパビリオン⇔リンポウ操車場
Line 8 「Ocean Park Blvd.」 - サンタモニカプレイス⇔サンタモニカ・カレッジ⇔ウェストサイドパビリオン⇔UCLA
Line 9 「Pacific Palisades」 - サンタモニカプレイス⇔サンタモニカ市北部
Line 10 「Freeway Express」 - サンタモニカプレイス⇔フリーウェイ使用⇔ロサンゼルス市中心部
Line 11 「14th & 20th Crosstown」 - サンタモニカ・カレッジ⇔リンカーンミドルスクール(循環)
Line 12 「Westwood & Palms」 - UCLA⇔ウェストサイドパビリオン⇔パームス地区⇔リンポウ操車場
Line 13 「Cheviot Hills」 - ウェストサイドパビリオン⇔ランチョパーク地区⇔リンポウ操車場
Line 14 「Bundy Dr. & Centinela Ave.」 - マリナデルレイ⇔サンタモニカ市営空港⇔ブレンドウッド地区⇔ゲティ・センター前
ちなみに、Line 3、Line 7、Line 12は特急の運行がある。

また、それを補完するようにメトロバスもある。
空港

空港はロサンゼルス国際空港の利用が一般的だが、市の保有するサンタモニカ空港もある。
関係者
出身者詳細は「Category:サンタモニカ出身の人物」を参照

グレン・フォード(俳優) - 1922-24年の6-8歳頃にサンタモニカに移住。元妻はエレノア・パウエル(女優、ダンサー)。

ロバート・レッドフォード(俳優)

ショーン・ペン(俳優)

サラ・ギルバート(女優) - 1975年生まれ

居住その他ゆかりある人物

ダグラス・フェアバンクス(俳優) - 1939年、心臓発作でサンタモニカの自宅で死去。1919年、下記翌年妻となるメアリー・ピックフォード、チャップリンD・W・グリフィスらで、ビバリーヒルズユナイテッド・アーティスツを共同設立した。

メアリー・ピックフォード(女優) - 1979年、サンタモニカの病院で死去。

ベルトルト・ブレヒト(ドイツの劇作家、作家、詩人) - ナチス・ドイツ成立により、1941年頃にスカンジナビア経由で同地に逃亡。

ピーター・ヴィアテル(ドイツ系ユダヤ人の脚本家、作家) - 1928年の8歳頃に同地に移住。2番目の妻はデボラ・カー(女優)。

ウィリアム・ホールデン(俳優) - 1981年、サンタモニカの自宅で死去。

ジェームズ・ディーン(俳優) - 1937年の6歳時、父親の仕事の都合でインディアナ州から移住。近隣ロス市内ブレントウッド地区 (en) などの小学校に通っていたが、母親が亡くなる9歳頃に出身地インディアナ州のクエーカーの伯母夫婦の下に預けられた。

マーゴ・ヘミングウェイ(モデル、女優) - 作家アーネスト・ヘミングウェイの孫。サンタモニカの自宅で自死。

脚注^ “CENSUS QUICK FACTS”. 2023年7月16日閲覧。

関連項目

サンタモニカの風:1979年に桜田淳子が発売したヒット曲。

ロサンゼルスの戦い

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、サンタモニカに関連するメディアおよびカテゴリがあります。


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