この項目では、歯磨・歯ブラシなどの製造会社について説明しています。その他の用法については「サンスター (曖昧さ回避)」をご覧ください。
サンスター株式会社
Sunstar Inc.
サンスター本社(高槻市)
種類株式会社
市場情報非上場(以下は過去のデータ)大証1部(廃止) 4913
2007年7月26日上場廃止
本社所在地 日本
〒569-1195
大阪府高槻市朝日町3番1号
設立1950年(昭和25年)11月10日
(創業:1932年)
業種化学
法人番号8120901011027
サンスター株式会社(Sunstar Inc.)は、大手日用品・トイレタリー用品メーカーである。
本社は大阪府高槻市に所在する。みどり会の会員企業であり三和グループに属している[2]。
かつては、大阪証券取引所に上場していた。 創業者の金田邦夫が、1932年に大阪で金田兄弟商会を設立して自転車部品の販売を始め、のちに自転車用ゴム糊を製造したのが始まりである。 その後、金田が戦後に設立した金田軽金属チューブ工業所でゴム糊を充填した金属チューブを開発し、その中身に歯磨剤を充填したことがきっかけで、自転車部品の販売から歯磨剤や歯ブラシ等の製造を開始する会社へと転身し、現在ではオーラルケア用品を中心として、シャンプー、ヘアースプレー、洗剤等の製造・販売を行っている。オーラルケア用品市場はライオン、花王とシェアを争っている。自転車関連事業からは撤退したが、グループ会社のサンスター技研がオートバイ用のスプロケットやディスクブレーキの製造を行っている。 社名の「サンスター」は、合併前の「星光社」が自社の自転車に使用する予定だった商標からきている。また、同社のかつてのシンボルであった『ペンギン』は塩野義製薬が薬用歯磨き発売の提携時に発案したもので、カラーの使用ができない当時の媒体でモノクロでも印象を与えられることや、南極の清涼感をイメージさせることから採用され、塩野義製薬の社章である分銅マークも入れて販売していた。 1969年に塩野義製薬との提携が解消された際にペンギンの使用は一旦取りやめとなったが、市場においてイメージの浸透度が大きかったことから、1972年に塩野義製薬よりペンギンの商標を取得し再び使用している。グループ会社であるサンスター技研のユーザー企業・販売店の親睦団体である「ペンギン会」の名称も、このペンギンにちなんだものである。 なお、童謡の『ペンギンさん』(作詞:重園よし雄・作曲:平岡照章・歌:星野廣子)は、元々は1951年にサンスターシオノギのCMソングとして作られたもので、1951年にビクターレコードからSP盤が発売されている。規格品番:B-183[3]。 2007年2月14日、経営陣と従業員によるマネジメント・エンプロイー・バイアウト(MEBO/経営陣・従業員買収)を実施した上で株式非上場企業となることを発表し、同年7月26日に大阪証券取引所(現物株市場は現在の東京証券取引所プライム市場及びスタンダード市場)で株式を上場廃止した。また2009年には本社機能を高槻市からスイスのSunstar SAへと移転したため、現在のサンスター株式会社はSunstar SAの日本法人扱いとなっている。 生産拠点:高槻、徳島 スイスにグローバル本社を置くSunstar SAが、日本のサンスター株式会社を含む全世界の事業を統括している。コンシューマービジネスグループ(オーラルケア事業、ヘルス&ビューティ事業)、インダストリアルビジネスグループ(モーターサイクル事業、ケミカル事業)があり、これを統括する経営本部がマネジメントを行っている。
概要
組織
サンスター株式会社
国内営業拠点:札幌、仙台、大宮、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
事業所:東京、大阪
サンスターグループ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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