サンコープ・スタジアム
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ラング・パーク(カルデロン)
Lang Park (The Cauldron)
サンコープ・スタジアム
Suncorp Stadium

施設情報
所在地 クイーンズランド州 ブリスベン ミルトン カッスルメーン通40番地
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯27度27分53秒 東経153度0分34秒 / 南緯27.46472度 東経153.00944度 / -27.46472; 153.00944座標: 南緯27度27分53秒 東経153度0分34秒 / 南緯27.46472度 東経153.00944度 / -27.46472; 153.00944
起工1911年
開場1914年
修繕2003年
所有者クイーンズランド州政府
運用者AEG Ogden (Brisbane) Pty Ltd
グラウンド天然芝
建設費2億8千万オーストラリアドル (2003年の改修時の工費)[1]
設計者POPULOUS[2]
旧称
ラング・パーク
サンコープ・メットウェイ・スタジアム
使用チーム、大会
クイーンズランド州代表 (ラグビーリーグ) (1980-)
ブリスベン・ブロンコス (NRL) (1988-1992, 2003-)
ブリスベン・ロアー (Aリーグ) (2005-)
クイーンズランド・レッズ (スーパーラグビー) (2005-)
ラグビーリーグ・ワールドカップ (1968, 1975, 1977, 2008)
ラグビーワールドカップ (2003)
AFCアジアカップ2015
2023 FIFA女子ワールドカップ
収容人員
52,500人[3]

サンコープ・スタジアム(: Suncorp Stadium)は、オーストラリアクイーンズランド州ブリスベンにあるスタジアムである。名称はネーミング・ライツに基づくもので、1994年よりオーストラリアの金融機関であるサンコープ・メットウェイ社がネーミング・ライツを取得している。ネーミング・ライツを使わない名称としては、正式名称のラング・パーク(Lang Park)[4]、またはブリスベン・スタジアム(Brisbane Stadium)[5]とも呼ばれる。1957年よりクイーンズランド州におけるラグビーリーグの本拠地として用いられている[6]。また、現在ではラグビーユニオンサッカーの試合もおこなわれる。2008年のラグビーリーグ・ワールドカップでは決勝戦の会場となった。
歴史
起源

1911年まで、この土地は墓地であった。しかし、ブリスベンの人口増加に伴う再開発の一環として市民公園とすることが定められ、1914年にラング・パークが開園した。1930年代にはブリスベンのラグビーリーグにおけるトップレベルの試合がおこなわれている。1953年、ブリスベンのラグビーリーグ協会とクイーンズランド州のラグビーリーグ協会が合併し、本拠地としてラング・パークの長期リース契約をブリスベン市に求めた。当時のラング・パークは最低限の施設しか備えておらず、1万7千ポンドを投じての改修工事がおこなわれた。ラグビーリーグの試合会場として整備が進むにつれ、一般市民のレクリエーションの場としてはなじまなくなっていった。1962年にクイーンズランド州議会の主導で公園の管理評議会が形成された。クイーンズランド州政府・ブリスベン市庁・クイーンズランド州ラグビーリーグ協会・ブリスベンラグビーリーグ協会 (州協会内の一部門として存続していた) からなるこの評議会によって、観客席などの建設が順次計画・実行されていった。1960年代にはオーストラリア内における各州の代表チーム同士の試合会場として、あるいはラグビーリーグ・ワールドカップなどの国際試合の会場として利用されるようになっていた[6]
改修

1990年代末、ブリスベンに最先端のスタジアムが必要だとする意見をもとに議論が進められ、サンコープ・スタジアムがその対象に選ばれた。総工費2億8千万オーストラリアドル[1]を投じた改修工事がおこなわれ、2003年に現在のスタジアムが完成した。新スタジアムのオープニングゲームとして、ナショナルラグビーリーグ (NRL) のブリスベン・ブロンコス対ニューカッスル・ナイツの試合が6月1日におこなわれた。グラウンドの形状は長方形で、観客席とフィールドとの距離も近くなっている。
現状

クイーンズランド州におけるラグビーリーグの伝統的な本拠地であることに変わりはないが、現在では他のスポーツにとっても重要な競技場となっている。2003年の改修直後の10月にはラグビーワールドカップがオーストラリアで開催され、準々決勝の2試合を含め計9試合がこのスタジアムでおこなわれた。それ以降も、トライネイションズをはじめとしたオーストラリア代表の試合がしばしばおこなわれている。2005年からはスーパーラグビーに参加するクイーンズランド・レッズがここをホームスタジアムとするようになった。また、サッカーの試合会場としても頻繁に使用されており、2005年に新設されたAリーグクイーンズランド・ロアー (現ブリスベン・ロアー) のホームスタジアムとしても使用されている。サッカーオーストラリア代表FIFAワールドカップ・予選などでこのスタジアムを使用している。音楽イベントの会場としても利用され、過去にロビー・ウィリアムズ (2006年12月)、ポリス (2008年1月)、アンドレ・リュウ (2008年12月) などのコンサートがおこなわれている。
アクセス

イプスイッチ/ローズウッド線およびスプリングフィールド線のミルトン駅から歩道橋を渡って徒歩約6分。ローマ・ストリート駅からも徒歩約15分。試合開催日には、市内各地からシャトルバスも運行されている。
脚注^ a bSuncorp Stadium Australian Institute of Architects
^Projects - Suncorp Stadium POPULOUS
^Facts and Figures - The Stadium スタジアム公式サイト
^Sailor hoping to silence Lang Park crowd ABC News
^Socceroos call Brisbane home オーストラリアサッカー連盟
^ a bHistory - The Stadium スタジアム公式サイト

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、サンコープ・スタジアムに関連するカテゴリがあります。

公式サイト

Austadiums.com










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