IATA
SYICAO
SCXコールサイン
SUN COUNTRY
設立1982年6月
運航開始1983年1月
ハブ空港ミネアポリス・セントポール国際空港
焦点空港ダラス・フォートワース国際空港
ラスベガス国際空港
マイレージサービスSun Country Rewards
親会社Sun Country Airlines Holdings
保有機材数54機
就航地138都市[1]
本拠地ミネソタ州ミネアポリス
代表者ジュード・ブリッカー (CEO)
売上高8億9,400万ドル (2022 年)
営業利益
サンカントリー航空(サンカントリーこうくう、英:Sun Country Airlines)は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスを本拠地に置く格安航空会社(LCC)である。アメリカ合衆国の国内線に加え、メキシコ、カリブ海諸国、中米への国際線を運航する。 1983年、サンカントリー航空はボーイング727一機で運航を開始した[2]。当時のパイロットや従業員の多くは1982年5月11日に倒産したブラニフ航空からであった[3]。 1986年、ノースウエスト航空からマクドネル・ダグラス DC-10をリースし、ミネアポリス・ラスベガス間の運行を開始[4]。 1988年、本社屋をミネアポリス・セントポール国際空港へ移転。 1990年代初頭に、定期旅客便の運航を開始[4]。 2001年、アメリカ同時多発テロの影響で資金不足に陥り全運航を休止[4]。 2006年、ミネソタ州を中心とするピーターズ・グループ・ワールドワイドに買収される[5]。 2008年、リーマンショックによるアメリカ経済危機の影響で深刻な経営難に陥る[6]。サンカントリー航空は急遽、CEOをスタン・ガーデック(Stan Gadek, 元エアトラン航空のCFO)に変更、45名のパイロットを解雇し、ミネソタ州から5000万ドルのローンを受けた[6]。9月、ピーターズ・グループ・ワールドワイドの代表トム・ピーターズが、FBIによるサンカントリー航空の金融詐欺捜査の開始を受け社長を辞退、その直後サンカントリー航空は連邦破産裁判所に連邦倒産法11章を申請した[7]。
概要
創業から連邦倒産法第11章の適用まで(1982‐2008)
経営再建からデイビス家による買収まで(2011‐2017)(英語版
2015年、ザリル・エラニ(Zarir Erani)が社長兼CEOに就任。2016年には純利益が前年の2700万ドルから41%減の1600万ドルとなった[9]。
2017年7月、エラニがCEOの職を解任され、会長のデイビスが暫定的に社長兼CEOに就任し、エラニはデイビス家所有の別の企業内に移った[9]。その1週間後、元アレジアント・エア取締役のジュード・ブリッカー(Jude Bricker)がCEOに就任した[10]。