サンエックス株式会社
San-X Co., Ltd.
種類株式会社
本社所在地 日本
〒101-0046
東京都千代田区神田多町2-4
設立1941年10月
業種その他製品
法人番号4010001017609
サンエックス株式会社(英: San-X Co., Ltd.)は、東京都千代田区神田多町に本社を置く、文具、雑貨などの製造販売やキャラクターの版権販売管理をおこなう会社である。
初期のヒット文具に、1978年登場の「コンチェルト (CONCERTO)」、1980年登場の「ボビーソクサー (Bobby Soxer)」「アクアマリン (AQUA MARINE)」などがある[1]。初の自社開発のキャラクターは1980年登場の「ロンピッシュクラウン (ROMPISH CLOWN)」[1]。これはさほどヒットしなかったが、1984年登場の「ペンシルクラブ」、1987年登場の「ピニームー」などはロングヒットになる[1]。
ロゴは社名にちなみ、「X」を3つ横に並べたような形のものを使用していたが、2000年に四つ葉のクローバーをイメージしたものに変わっている。これに合わせ、アルファベット表記も「SAN-X」から「San-X」に変更された。2020年には、ロゴをモチーフとした「サンエックスのようせい」のキャラクター商品を発売している[2]。 1990年代中盤まで、開発したキャラクターは自ら製造販売する文具・雑貨で使用することがほとんどであったが、1998年に「たれぱんだ」がヒットして以来、他社へのキャラクターライセンス事業を積極的に行うようになった。 開発するキャラクターは、動物や非生物を擬人化・デフォルメしたものが多い。 サンエックスは自社のマスコットキャラクターについて、個人が作成したファンアートや二次創作物をインターネットやSNS上に掲載、及び販売することを全面的に禁止している[5]。
沿革
1932年(昭和7年)4月、初代社長の千田杏三が「チダ・ハンドラー」の名で創業[3]。文具店を主な顧客とする杏三の個人商店であった[4]。
1941年(昭和16年)10月、有限会社に改組・法人化[3]。
1957年(昭和32年)、株式会社に改組[4]。
1973年(昭和48年)5月、社名を「サンエックス」に変更[3]。
1984年(昭和59年)1月、千田昌男が社長に就任[3]。
1998年(平成10年)、「たれぱんだ」のヒットにより、他社へのライセンス管理事業も本格化する。
1999年(平成11年)、「こげぱん」が登場する。
2003年(平成15年)、「リラックマ」が登場する。
2009年(平成21年)、2005年にキャラクターデビューした「まめゴマ」がテレビアニメ化。
2019年(令和元年)、2012年にキャラクターデビューした「すみっコぐらし」が映画化。
管理部署
管理本部
製作本部
OEM事業部
キャラクター事業部
営業部
海外事業部
主なキャラクター
ロンピッシュクラウン(ROMPISH CLOWN)(1980年)[1]
ヘルシーモーモー(HEALTHY MO-MO-)(1983年)[1]
ペンシルクラブ(PENCIL CLUB)(1984年)[1][3]
ピニームー(Pinny-Mu)(1987年)[1][3]
アメージングナイト(1988年)[3]
カイジュウパラダイス(KAIJYU PARADISE)(1988年)[1][3]
わくわくコレクション(1988年)[1]
エスパークス(1989年)[3]