サワコの朝
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サワコの朝
ジャンル
トーク番組
演出片山亮
司会者阿川佐和子
出演者週替わりのゲスト1組
ナレーター坂上みき
オープニング「二人でお茶を」(ドリス・デイ
製作
チーフ・プロデューサー合田忠弘 (MBSテレビ)
谷澤美和 (TBSテレビ)
プロデューサー鈴木貴晴 (TBSスパークル)
制作TBSスパークル (制作協力)
製作毎日放送TBS

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
音声形式解説放送[注 1]
放送国・地域 日本
放送期間2011年10月1日 - 2021年3月27日
放送時間土曜日 7:30 - 8:00
放送分30分
回数473回[1]
公式サイト
特記事項:
パナソニックグループ単独スポンサー番組
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『サワコの朝』(サワコのあさ)は、毎日放送TBSテレビの共同製作により[注 2]TBS系列2011年10月1日から2021年3月27日まで、毎週土曜日の7:30 - 8:00(JST)に放送されていたトーク番組である。阿川佐和子冠番組で、パナソニックグループ単独スポンサー番組[注 3]であった。
概要

タレントエッセイストの阿川佐和子が毎回、各界で活躍する著名人と1対1のトークを展開する。番組序盤には「思い出の中で今でも輝いている曲」を、番組終盤には「今、心に響く曲」と題してゲストお気に入りの楽曲について語る。これらの楽曲は基本番組で用意されるが、小林亜星がゲスト出演した際は自前の蓄音機レコードをスタジオに持ち込み、小林が自ら蓄音機を操作して楽曲を流し、井上芳雄秋川雅史出演時は楽曲のひとつを自ら披露している(グランドピアノも持ち込み、別カットで収録)。楽曲によってはTBSテレビで放送された歌番組(『ザ・ベストテン』など)の映像が使用されることもある。

番組でゲストが座る椅子は、スタジオに置かれた6脚(種類は毎回異なる)の中からオープニングでゲスト自身に選ばせる。但し辰巳芳子出演の際は年齢(出演時点で93歳)を配慮して行われず、最初から椅子に座った状態で登場した。この椅子は提供クレジット表示中に椅子選びの模様が流れ[注 4]、選んだ椅子がアップになった所で番組本編に入る。なおピアニストがゲストの場合は、演奏用のグランドピアノをスタジオに設置することにより椅子6脚分のスペースがなくなるため、椅子選びは実施しない(大江千里出演時は配置を工夫して実施)。また寺尾聰がゲスト出演した時には、かつて同局で放送されていた『ザ・ベストテン』で製作された特製の赤いソファー[注 5]が用意され(それ以外の椅子も用意されていた)、それに座ってトークをしている。

2011年10月29日放送分より、オープニングでナレーションによるゲスト紹介が挿入されるようになった。

実質的な制作はTBS系列で日曜22時台に放送されていた『EXILE魂』(2012年9月終了)と同じくTBSテレビで行われており、毎日放送は番組送出とスポンサーセールスを担当する。

2012年4月、「ギャラクシー賞テレビ部門」4月度月間賞を受賞した。

2015年10月3日放送分よりステレオ2音声においての解説放送を開始。

2017年4月15日放送分より、『アニメサタデー630』終了直後の7:28:30(当初は7:29:00)よりカウントダウン番組として、当日出演のゲストに楽屋で収録に対する意気込みを聞く「もうすぐサワコの朝」が開始。ステブレレスでオープニングがスタートする。当初は画面右上で秒数がカウントダウンされていた。なお「もうすぐサワコの朝」では字幕放送・解説放送は行わない。なお2019年7月改編でのアニメサタデー630の廃止と共に「もうすぐサワコの朝」も廃止され、前番組の『東京VICTORY』とステブレレスで接続となった。

2020年4月25日 - 5月23日放送分は、新型コロナウイルス感染症の流行により、スタジオでの番組の新規収録が停止されていたため、総集編を放送した[注 6]。5月30日放送分から新規収録が再開されたが、感染対策として番組構成が一部変更されている[注 7]

なお、単独スポンサーを担当しているパナソニックグループは自社提供を字幕放送のCMバージョンとして放送していた(放送開始時は画面の左上か右上のどちらかに字幕のサインを出していた)。
番組の終了とその後

2020年12月27日放送のTBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー』内のコーナー「ここは赤坂応接間」に阿川がゲスト出演した際に、阿川が「来春で(当番組が)終わる」ことを発言[2]。その後、翌2021年1月20日に開かれた毎日放送社長・三村景一のオンライン定例会見で、2021年3月27日に終了することが正式に発表された[3]

2021年3月27日をもって、10年間・通算放送回数473回の歴史に幕を下ろした[1]。該当枠は翌週より、後座番組の『サタデープラス』が30分前拡大した。なお、パナソニックは枠拡大後の同番組のスポンサーとして60秒CMを放映している。

なお、本番組の終了から1年後の2022年4月2日より、日曜17時枠から『所さんお届けモノです!』(本番組と異なり毎日放送単独制作)が枠移動し、該当枠は約1年ぶりに復帰となった。放送枠は28分に短縮され、『サタデープラス』も7時58分開始となる[4][注 8]
出演者

阿川佐和子

ゲスト1組

基本的に男性と女性が交互に出演しているが、それほど厳密でもない。

親子での出演は森山良子(第10回)と森山直太朗(第143回)、兄弟での出演は9代目松本幸四郎 ※当時(第1回)と中村吉右衛門(第196回)、複数人の同時起用はTHE ALFEE(第146回)、お笑いコンビの一方が出演した後に相方も出演するという例は爆笑問題(第52回の田中裕二と第177回の太田光)が初めてである。

基本的に画面向かって左に阿川、右にゲストが座る。ただしビートたけしが出演した際は「漫才の立ち位置の癖で、(向かって)左じゃないと緊張する」という本人の希望で、左右逆になっていた。たけしの他には奈良岡朋子も同様の座り位置だった。

TBS系列のテレビドラマ(特に毎日放送制作のスペシャルドラマ)およびTBSが制作に携わっている映画や舞台の宣伝は積極的に行っているが、『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター[注 9]最新作の宣伝に関しては、同じTBS系列パナソニックグループ単独スポンサー番組でありながら開始当初はあまり積極的でなかった[注 10]

上述のパナソニックドラマシアター出演者のほか、パナソニックグループのイメージキャラクターの出演も少なかった[注 11]が、2018年以降は出演が増えていった。また、パナソニックと競合関係にある企業に関連した人物が出演したこともあり、当時東芝イメージキャラクター(への起用が発表された直後)だった優香や日立製作所日立グループCMソングを作曲している小林亜星、東芝ブレイブルーパス出身(パナソニックも競合ラグビーチームを持っている)の廣瀬俊朗が出演したことがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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