サレルノ
Salerno
行政
国 イタリア
州 カンパニア
県/大都市 サレルノ
CAP(郵便番号)84121-84135
市外局番089
ISTATコード065116
識別コードH703
分離集落Brignano, Fuorni, Giovi, Matierno, Ogliara, Pastorano, Rufoli, Sant'Angelo, Sordina
隣接コムーネ#隣接コムーネ参照
地震分類zona 2 (sismicita media)
気候分類
サレルノ(イタリア語: Salerno ( 音声ファイル))は、イタリア共和国カンパニア州にある都市で、その周辺地域を含む人口約13万人の基礎自治体(コムーネ)。サレルノ県の県都である。
ティレニア海に面した古い歴史を持つ港湾都市で、中世にはヨーロッパ最古の医科大学であるサレルノ医学校(英語版)(現在のサレルノ大学の前身)が開設された。 ティレニア海に面し、アマルフィ海岸とソレント半島の付根のサレルノ湾に位置する。サレルノの市街は、州都ナポリから南東へ約46km、ポテンツァから西へ88km、コゼンツァから北北西へ約200km、首都ローマから南東へ約236kmの距離にある[4]。サレルノ県概略図 隣接するコムーネは以下の通り。 サレルノの起原は古代ギリシア人の植民地であったが、紀元前2世紀にローマ植民地となった。9世紀にはランゴバルド人によりサレルノ公国 サレルノ大学は、現存の世界の大学の中でボローニャ大学に次ぐ古い歴史を持つ。ボローニャが法学を看板にしていたのに対して、サレルノは医学の大学で、今日の解剖学教室のような階段教室が当時から既にあったようだ。 第二次世界大戦では、1943年9月に連合国軍がサレルノから南方一帯にかけてのサレルノ湾岸に上陸した(アヴァランチ作戦)。 サレルノの主要産業は機械工業、食品製造業、繊維業である。 サレルノには大司教座がある。主要な建築物としてノルマン人支配時代のアレキ城(カステロ・ディ・アレキ)、塔で有名な大聖堂がある。大聖堂にはグレゴリオ7世の墓所が置かれている。
地理
位置・広がり
隣接コムーネ
バロニッシ - 北
ペッレッツァーノ - 北
カスティリオーネ・デル・ジェノヴェージ - 北東
サン・マンゴ・ピエモンテ - 北東
サン・チプリアーノ・ピチェンティーノ - 東
ジッフォーニ・ヴァッレ・ピアーナ - 東
ポンテカニャーノ・ファイアーノ - 南東
ヴィエトリ・スル・マーレ - 西
カーヴァ・デ・ティッレーニ - 北西
歴史
経済・産業
文化・観光サレルノの景色
スポーツ
サレルニターナ・カルチョ1919
姉妹都市
遠野市(日本・岩手県)
1984年8月8日 姉妹都市提携[5]
1982年、第35回サレルノ国際映画祭で映画「遠野物語」(村野鐵太郎監督)がグランプリを獲得したことが縁。
ルーアン(フランス)
交通
サレルノ駅
脚注[脚注の使い方]^ 国立統計研究所(ISTAT). “ ⇒Total Resident Population on 1st January 2018 by sex and marital status” (英語). 2019年1月14日閲覧。
^ 国立統計研究所(ISTAT). “ ⇒Tavola: Popolazione residente - Salerno (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月11日閲覧。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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