サルトリイバラ
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サルトリイバラ
Smilax china
(2008年5月23日、神奈川県川崎市
分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:単子葉類 monocots
:ユリ目 Liliales
:サルトリイバラ科 Smilacaceae
:シオデ属 Smilax
:サルトリイバラ S. china

学名
Smilax china
L.[1]
英名
China root
変種品種[2]


S. c. var. kuru

コミノサルトリイバラ S. c. var. igaensis

トキワサルトリイバラ S. c. var. yanagitae

キミノサルトリイバラ S. c. f. xanthocarpa

サルトリイバラ(猿捕茨、学名: Smilax china)は、サルトリイバラ科(またはユリ科シオデ属分類される多年生植物(半低木)。漢語で「??」と書く。ガンタチイバラ、カカラともいう[3]
目次

1 形態・生態

2 分布

3 人間とのかかわり

4 脚注

5 参考文献

6 関連項目

7 外部リンク

形態・生態

草丈70?350cmほどで、這うように伸び、は硬く緑色で、が所々に生える[4][5][6]

互生し、形または広楕円形で先端が尖り、基部は円く、硬く表面には光沢があり、3?5本の葉脈がある[4][5][6]

雌雄異株で、4?5月になると葉腋より散形花序を伸ばし、多数のを付ける。花は淡黄色で、6枚の花被片は先端が反り返る。雄花には雄蘂が6本、雌花には子房が3室・柱頭が3本ある[4][5][6]

果実は直径7mm程度の形の液果で、に熟すと赤くなる[4][5][6]

ルリタテハ幼虫食草とする[7][8]

雄花

葉柄と若い果実

赤く熟した果実

葉を食べて育つルリタテハの幼虫

分布

東アジア中国朝鮮半島日本)に分布する。日本では北海道から九州までの山野や丘陵の林縁などに自生し、日が当たり水はけのよい場所を好む。

中国では近縁種のサンキライも自生する。
人間とのかかわり


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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