サリュート2号
[Wikipedia|▼Menu]

サリュート2号(Salyut 2、ロシア語:ロシア語: Салют-2)は1973年4月4日に打ち上げられた。他のサリュート計画とは性質が異なり、アルマース宇宙ステーションのプロトタイプとして分類されるべきものであり、その本当の目的を隠すためにサリュート2号と命名された。打上げは成功したものの、まだ無人だった2日後には、サリュート2号は気圧を失い、飛行制御できなくなった。その原因は、プロトンロケットを切り離す際に、金属片がステーションに穴を開けたためだと考えられている。打上げ11日後の1973年4月11日、2枚の太陽電池パネルに原因不明の故障が起こり、全ての電源が供給されなくなった。サリュート2号は1973年5月28日に大気圏再突入した。
目次

1 仕様

2 訪れた宇宙船と乗組員

3 関連項目

4 外部リンク

仕様

長さ - 14.55m

最大直径 - 4.15m

居住体積 - 90m3

打上げ時重量 - 18,900s

打上げロケット - プロトンロケット

太陽電池数 - 2

補給船 - Soyuz Ferry

メインエンジン数 - 2

メインエンジンスラスト - 400 kgf (3.9 kN)

訪れた宇宙船と乗組員

なし
関連項目

宇宙ステーション

アルマース (宇宙ステーション)

スカイラブ

国際宇宙ステーション

外部リンク

http://nssdc.gsfc.nasa.gov/database/MasterCatalog?sc=1973-017A

Soviet Space Stations as Analogs - NASA report (PDF format)










サリュート計画
サリュート (DOS)

サリュート1号 (DOS-1)

DOS-2

コスモス557号 (DOS-3)

サリュート4号 (DOS-4)

サリュート6号 (DOS-5)

サリュート7号 (DOS-6)

アルマース (OPS)
サリュート2号 (OPS-1)

サリュート3号 (OPS-2)

サリュート5号 (OPS-3)

OPS-4 (打ち上げなし)

後継機
ミール (DOS-7)

ズヴェズダ (DOS-8)

TKS
コスモス1267号 (TKS-2)

コスモス1443号 (TKS-3)

コスモス1686号 (TKS-4)

支援
ソユーズ

プログレス




更新日時:2016年4月7日(木)03:30
取得日時:2019/01/10 23:01


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:5541 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef