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サラリーマンNEOのコーナー一覧では、NHKのバラエティ番組『サラリーマンNEO』で放送されたコーナーについて述べる。 サラリーマンNEOの項目冒頭で示されている通り、放送時間の大部分を占めるのはコントである。コントはこれまで数多く放送されているが、その中から複数回放送されたもので代表的なものについて述べる。
コント
単発企画時から放送されているコント
連続サラリーマン小説「がんばれ川上くん」
タイトルは「連続テレビ小説」をもじったもの。単発企画時から最も長く継続しているコント。並外れた妄想癖の持ち主である、中堅サラリーマン・川上健(沢村一樹)が会社内外で遭遇する不条理な出来事を描く。当初はサラリーマン生活でありそうな風景を描いていたが、Season1の後半以降は川上くんの変人ぶりが強調されるようになっている。川上くんは「サラリーマンと遊ぼう」にも登場した。クリスマススペシャルの「よく見る風景」では、中田有紀によって秒殺の憂き目にも。Season4以降は、川上君が不条理に村八分に追い込まれるようなシチュエーションが多くなっている。コーナーテーマ曲は安全地帯の『ワインレッドの心』。※このコーナー内で「ゴールデンなウィーク」という表現を使用した(NHKでは元々映画業界用語である「ゴールデンウィーク」を「宣伝になる」として通常使用しない。ニュース・報道番組であっても「大型連休」として紹介することが多い)。
サラリーマン語講座
NHK教育テレビの「各国語学講座」のパロディ。ビジネスのさまざまな局面で使用できる必須用語を面白おかしく紹介するコーナー。マギー扮する講師・吉田周助とアシスタントの原史奈が進行を務める。これまでに紹介された主なサラリーマン語は、「アナログな人間なので…」「同じことを考えてました」「何かあったら連絡下さい」「それ正しいよ」「ファーストプライオリティ」「いろいろな意味に受け取れますね」などがある。言う際の雰囲気だけで押し切る「難しいところですね」なども。紹介した用語を最後に出演者全員で復唱する場面では、吉田がだんだん用語を別の言葉に変えてしまう(「アナログな人間なので…」→「アナグラな人間なので…」→「穴ぐらに住んでいるので…」、「ファースト・プライオリティ」→「ファースト・クロマティ」→「四番、ファースト、クロマティ!!」、「俺、兵隊だから」→「俺、屁こいたから」→「俺、屁こいてないから!!」、「ASAP」→「ボブ・サップ」→「チェ・ホンマン」等)。コーナーの最後に、毎回吉田がアシスタントを口説くのだが、その日紹介したサラリーマン語であしらわれるのがお約束となっている。2004年の単発企画時は白井晃が講師、ゆりんがアシスタントであった。Season4では放送されなかった。
会社の王国
かつて放送されたドキュメンタリー「野生の王国」(毎日放送)のパロディ。プレゼンや面接などにおけるサラリーマンの行動を、生物観察の視点で紹介する。タイトルは『野生の王国』を模し、テーマ曲は映画『野生のエルザ』の主題曲(ジョン・バリー作曲)が使われる。サラリーマン生態学の権威として、生瀬勝久演じる寧応大学教授[1]・丸の内豊なる人物が解説を、マギー演じる鏑木作一郎(2005年、Season1・2)・時任三郎(トキニンサブロウ/2004年)なる人物が実況をそれぞれ務める。放送席の会話は観察される側には聞こえない(という設定で進行している)が、丸の内の無茶振りがきっかけで、途中からアドリブコントになることも多い。「いまどきの若者のメンセツ」編で登場した「昭和の生き残り型」の若者、西條浩一(山西惇)は、Season3の「就活一直線」、Season4の「帰ってきた就活一直線」のコントの主人公として登場した。Season4以降はしばらく放送がなかったが、Season6で新作が放送された。実況は有働由美子(NHKアナウンサー)が務めた。
企業戦士 社内スタントマン/帰ってきた社内スタントマン
単発企画時からのコーナー。社内のみんなが気にしているが、実行できない・口にできないことを社内スタントマン(生瀬勝久)が実行に移す。ちなみに、社内スタントマンが着用しているネクタイは、「危険防止」のために極端に短くなっている。Season2では「帰ってきた社内スタントマン」になった。