サラメシ
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サラメシ
ジャンル
バラエティ番組
ナレーター中井貴一
オープニングPAKuRI「ROCK'N ROLL MONSTER」[1]
製作
プロデューサー松葉直彦(テレビマンユニオン
制作NHKエデュケーショナル
テレビマンユニオン
製作NHK

放送
放送局NHK総合テレビジョン
放送国・地域 日本
放送期間2011年5月7日 - 放送中
放送時間木曜 20:15 - 20:42
日曜 18:05 - 18:32(関西)
#放送時間の変遷を参照)
公式サイト
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『サラメシ』[注 1] は、NHK総合テレビジョンで放送されている昼食をテーマにしたバラエティ番組
概要

タイトルの「サラメシ」は「サラリーマン昼飯(ひるめし)」の略であり、サラリーマン・OLを含めたさまざまな職種の昼食、さらには企業の社員食堂、今は亡き著名人の愛した昼食などを取り上げる。番組コンセプトは『ランチをのぞけば、人生が見えてくる』で、テーマこそ一義的には昼食(ランチ)ではあるが、ランチの裏に秘められたこだわりやエピソードを探る番組である[2]

昼飯(ランチ)に焦点を当てた番組の立ち上げについて、番組制作を手がけるNHKエデュケーショナルの大橋浩介部長プロデューサーによれば、前任者の説明として「働いている人は、だいたい1日1食は外で食べることになる。それはある種人生の大きな一部分なのに、そこをちゃんと見せる番組がなかった。働くことと食事を結びつけることによって、新しい切り口になるのでは」とのべ、同時に昼食をきっかけにすれば、普段足を踏み入れられないような場所も訪問できる点が画期的であると述べている[3]。また、番組の立ち上げから一貫して番組関わっているテレビマンユニオンプロデューサーの松葉直彦によれば、元々レギュラー化の際に当初から3か月(1クール)・10回の放送予定で番組がスタートしたため、「お弁当をみにいく」「社長メシ」などの大胆な企画を盛り込むことが出来たと述べている[4]

番組のナレーターは俳優の中井貴一。当初23時台に昼飯(ランチ)の番組を放送することを思案した中井がアドリブをふんだんに盛り込んだ明るくハイテンションなナレーションを行い、これが放送枠異動後も続いて好評を博している[5]

レギュラー化後は毎回3つから4つの日替わりテーマに沿って番組が進行する[6]。放送された内容が外食だった場合や、特定企業を対象に取材した場合は、公式サイトに詳細が掲載されている。企業名や店名を間接的に表示することについて、NHKエデュケーショナルの大橋部長プロデューサーによれば、「(広告・宣伝放送を禁止した放送法83条を厳格に解釈して)全く企業名を出さずに放送するというのも、かえって不自然な気もする」と述べた上で、ナレーションで企業名等に触れなかったり、企業ロゴをモノクロ表記したりするなどして、抑制的な表現を心がけているという[7]。公式サイトにも「番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません」との断り書きがある。

2013年1月より、ANA国内線の「スカイビジョン」機内上映番組として、奇数便の機内において放送されていた。内容は月替わりで、地上波放送分の再放映。
沿革

2009年8月11日に、『NHK番組たまご』の企画の一つとして「サラリーマンはおなかが減る?サラメシ?」と題して放送された番組が最初である。このときは落語家のヨネスケ(桂米助)がナレーションを務めた。

2011年に土曜日夜の枠でレギュラー放送を開始。当初は4月2日に第1回を放送する予定であったが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で1カ月以上遅れの5月7日に放送を開始した[2]。開始に先駆け、5月2日に「サラメシ直前スペシャル」として、パイロット版の再編集版とナレーションの中井貴一からのメッセージを放送した。3カ月間の放送予定だったこともあり、終了も当初予定よりやや遅い7月16日であった。

2012年に第2期を放送開始。2012年4月2日にスタートした。放送枠が月曜日夜に移動となり、木曜日の昼(『ひるブラ』木曜日を廃止(月曜日 - 水曜日は継続))に再放送枠が設定された(再放送枠は当初東北・近畿では別番組。後述)。また海外向け番組配信チャンネル・NHKワールド・プレミアムにおける昼間の再放送も4月12日より開始された。なお、再放送では日本国内の放送時間帯がちょうど昼食(昼間)の時間帯にあたるため、冒頭にある中井のナレーションあいさつで「こんばんは」の部分を「こんにちは」に差し替えているほか、冒頭のナレーションでも昼食の時間帯に合わせた内容に差し替えている。

2013年度からはNHKワールドTVでも『Lunch ON!』のタイトルで英語によるテロップとナレーション差し替えで放送されるようになった。また、本放送時間帯ではインターセクションの時間帯をなくして25分枠により放送している(そのため、再放送枠では一部の内容を再編集している)。

2016年度から2018年度は火曜日20:15 - 20:43の枠で放送。一部回では直前に放送されている『うたコン』出演者の楽屋弁当等[注 2]を紹介してからオープニングに入る形が採られていた。

2019年度から2021年度は『うたコン』と放送時間を入れ替え火曜日19:30 - 19:57の枠で放送され、上述のリレーも一部回の番組終了直前に変更した上で継続していた。

2022年度から、火曜日 - 木曜日22:00 - 22:30の枠で放送されていた『クローズアップ現代+』が番組名を『クローズアップ現代』に戻すと同時に、放送時間も月曜日 - 水曜日19:30 - 19:57の枠に移動したため、当番組は『クローズアップ現代』が放送されない木曜日19:30 - 19:57の枠に移動した。

2023年度から不定期(月1回程度)で木曜日19:30 - 20:42にこれまでBSプレミアムで放送されていた『魔改造の夜』を放送波を移した上で放映することを同年2月にNHKから発表された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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