サラマンダー_(映画)
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サラマンダー
Reign of Fire
監督
ロブ・ボウマン
脚本グレッグ・チャボット
ケヴィン・ペテルカ
マット・グリーンバーグ(英語版)
原案グレッグ・チャボット、ケヴィン・ペテルカ
製作ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
リリ・フィニー・ザナック
リチャード・D・ザナック
製作総指揮ジョナサン・グリックマン
出演者クリスチャン・ベール
マシュー・マコノヒー
イザベラ・スコルプコ
ジェラルド・バトラー
音楽エドワード・シェアマー
ブラッド・ワグナー
Mad at Gravity(英語版)
撮影エイドリアン・ビドル
編集トム・ノーブル
デクラン・マクグラス
製作会社スパイグラス・エンターテインメント
配給 タッチストーン・ピクチャーズ
東宝東和
公開 2002年7月12日
2002年7月24日
2002年8月23日
2003年5月17日
上映時間103分
製作国 アメリカ合衆国
イギリス
アイルランド
言語英語
製作費$60,000,000[1]
興行収入$82,150,183[1]
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『サラマンダー』(原題: Reign of Fire)は、2002年に製作されたアメリカイギリスの共同製作映画。近未来を舞台に人類とサラマンダー[注 1]の戦いを描いた怪獣映画[2]
ストーリー

12歳の少年クインはロンドンの地下鉄工事現場で発見された洞窟で、巨大な竜に遭遇。目の前で母親を焼き殺されてしまう。その竜は「サラマンダー」と名付けられた。科学者たちは、サラマンダーが6500万年前に恐竜を喰らいつくし、獲物が再び地上に満ちるのを待って長い休眠状態に入っていたことなどを突き止めるも、有効な対策は見いだせなかった。サラマンダーは爆発的な繁殖能力で数を増やし、世界中の約50億人の人々を餌にしていった。大空を自在に飛ぶことができる巨大な翼、上空から昼夜問わず獲物の人間を発見する目、核兵器すら通じない強固な鱗、口からは全てを焼き尽くす1200度の炎を放つサラマンダーの群れに、人々は為す術がなかった。人々は荒地に砦を築き上げ、地下に洞窟を掘って隠れ住むしかなかった。

西暦2020年。成人したクインはノーザンバーランドにある古い石造りの砦の地下に洞窟を掘り、仲間たちと共にサラマンダーから隠れ住んでいた。そこへ戦車や装甲車、戦闘ヘリで武装したヴァン・ザン率いるアメリカのケンタッキー義勇軍がやって来る。ヴァン・ザンは砦での休息を願い出るが、クインは彼らを略奪者とみなし警戒する。ヴァン・ザンは仕留めたサラマンダーの牙を見せ、クインは彼らが砦に入ることを認める。しかし、そこにサラマンダーが現れ、ヴァン・ザンたちはサラマンダーの目が見えにくくなる薄明かりの時間帯に三角測量を用いてサラマンダーの位置を特定し、パラシュート部隊を使いサラマンダーを仕留めようとする。クインは測量途中に死んだ義勇兵に代わり囮となってサラマンダーを誘い込み、待ち構えていたヴァン・ザンがサラマンダーを仕留める。砦の人々はサラマンダーを仕留めたことを喜ぶが、部下3人が犠牲となったヴァン・ザンは彼らを一喝する。

ヴァン・ザンはサラマンダーについて突き止めた情報を明かす。サラマンダーは雌ばかりで、雄は一頭しかいない。つまり一頭の雄を倒せば絶滅する。そしてロンドンから出現した最初の一頭こそがその雄であると語り、クインを仲間に誘う。しかし、クインは他の砦の人々がロンドンに向かって全滅したこと、そのために住処を襲われ全滅した砦があることを理由に誘いを拒否する。ヴァン・ザンは志願兵を集めて砦を去りロンドンに向かうが、途中で雄のサラマンダーに襲撃され、ヴァン・ザンとヘリコプターパイロットのアレックスを残して全滅する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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