サヤインゲン
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インゲンマメにできているサヤインゲン料理したサヤインゲン生のサヤインゲン

サヤインゲン(Beans, snap, green, raw)100 gあたりの栄養価
エネルギー131 kJ (31 kcal)

炭水化物6.97 g
糖類3.26 g
食物繊維2.7 g

脂肪0.22 g
飽和脂肪酸0.05 g
一価不飽和0.01 g
多価不飽和0.113 g

タンパク質1.83 g
トリプトファン0.019 g
トレオニン0.079 g
イソロイシン0.066 g
ロイシン0.112 g
リシン0.088 g
メチオニン0.022 g
シスチン0.018 g
フェニルアラニン0.067 g
チロシン0.042 g
バリン0.09 g
アルギニン0.073 g
ヒスチジン0.034 g
アラニン0.084 g
アスパラギン酸0.255 g
グルタミン酸0.187 g
グリシン0.065 g
プロリン0.068 g
セリン0.099 g

ビタミン
ビタミンA相当量β-カロテンルテイン
ゼアキサンチン(4%) 35 μg(4%)379 μg640 μg
チアミン (B1)(7%) 0.082 mg
リボフラビン (B2)(9%) 0.104 mg
ナイアシン (B3)(5%) 0.734 mg
パントテン酸 (B5)(5%) 0.225 mg
ビタミンB6(11%) 0.141 mg
葉酸 (B9)(8%) 33 μg
ビタミンB12(0%) 0 μg
コリン(3%) 15.3 mg
ビタミンC(15%) 12.2 mg
ビタミンD(0%) 0 IU
ビタミンE(3%) 0.41 mg
ビタミンK(14%) 14.4 μg

ミネラル
ナトリウム(0%) 6 mg
カリウム(4%) 211 mg
カルシウム(4%) 37 mg
マグネシウム(7%) 25 mg
リン(5%) 38 mg
鉄分(8%) 1.03 mg
亜鉛(3%) 0.24 mg
マンガン(10%) 0.216 mg
セレン(1%) 0.6 μg

他の成分
水分90.32 g


単位

μg = マイクログラム (英語版) • mg = ミリグラム

IU = 国際単位

%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

サヤインゲン(100g中)の主な脂肪酸の種類[1]項目分量(g)
脂肪0.22
飽和脂肪酸0.05
16:0(パルミチン酸)0.042
18:0(ステアリン酸)0.008
一価不飽和脂肪酸0.01
18:1(オレイン酸)0.008
多価不飽和脂肪酸0.113
18:2(リノール酸)0.044
18:3(α-リノレン酸)0.069

サヤインゲン(:Green bean)とは、インゲンマメの若いサヤを食用とする果菜である。缶詰や冷凍としても多く出回り、世界中で食べられている。日本では、塩茹でにして和え物やおひたしにするか、あるいはバター炒めにすることが多い[2]ササゲと混同されることもある[3]。東北地方ではササギとも言う。

原産地はメキシコ南部、中央アメリカ[4]。日本へは中国を経て渡来し、江戸時代に禅僧の隠元隆gが伝えたことからインゲンマメと呼ばれ、未熟果を若採りサヤごと食べるものをサヤインゲンと呼んでいる[5]。生長が早く、暖かい地域では1年に3度収穫できることから「三度豆」とも呼ばれる[5]。本来のは夏(6 - 9月)であるが、季節ごとに産地が変わって出荷していたり、施設栽培などで、一年を通して市場に流通する[5][6]。サヤ全体の緑色が均一で変色がなく、ツヤがあるものが良品で、豆の形がはっきりしているものは実が育ちすぎてかたい場合がある[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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