サヘル・ローズプロフィール
別名義サヘル
愛称さっちゃん
生年月日1985年10月21日
現年齢38歳
出身地 イラン ホラムシャハル
血液型O型
瞳の色茶
毛髪の色茶
公称サイズ(2009年時点)
身長 / 体重170 cm / ― kg
単位系換算
身長 / 体重5′ 7″ / ― lb
活動
ジャンルタレント、女優、モデル、コメンテーター
事務所 ⇒エクセリング
モデル: テンプレート - カテゴリ
サヘル・ローズ[3](Sahel Rosa[4]、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}Rosa Sahel[要出典]、ペルシア語: ???? ??、1985年10月21日[1] - )は、イラン出身、日本で活動するタレント・俳優・コメンテーター。本名同じ[注 1]。愛称はさっちゃん。所属事務所は ⇒エクセリング 。
ラジオ・テレビ番組では「サヘル」でクレジットされることも多い。 イラン西部のホラムシャハルに近い小さな町に14人の大家族の末っ子として生まれる。1989年2月下旬、イラン・イラク戦争さなかに国境近くにあったその町はイラク軍の空爆により壊滅、そして家族とは4歳で生き別れたとされる。その町へ救護隊ボランティア要員としてテヘラン大学からかけつけていたフローラ・ジャスミンに救助され、7歳までテヘランの孤児院で暮らすこととなる[6]。物心がついた頃には孤児院で生活していたことから、実母の記憶はまったくなく、実父のこともぼんやりとしか記憶していないという[7]。しかし後年、実際は家族と生き別れてはおらず、自身が孤児となった真相を知ることになる。詳細は後述。 空爆のため出生年・出生名が不明となり、フローラが考えた出生年や名前を使用することになる[5]。サヘル・ローズとは「砂浜に咲く薔薇」という意味。薔薇が好きな養母が「薔薇は砂浜に咲かないはずだが、自らの力で困難に立ち向かう力強さを持ってほしい」という想いでつけた[注 2]。7歳の時にフローラ・ジャスミンの養女となる[6]。 養母フローラの生家は身分の高い家柄であり、身元の明らかでないサヘルを養子として迎えることに反対する。その反対を押し切ったことによりフローラは勘当同然の状態となり、家族からの経済的な援助などを断ち切られることとなった[注 3]。それらの事情を日本に留学していたフローラの婚約者(イラン人男性)に相談すると、渡日を勧められた。フローラはサヘルを連れて1993年8月13日に渡日し[8][9]、埼玉県志木市で生活することとなる[7]。 来日後すぐ、フローラの婚約者が小学校の入学手続きを済ませてくれたが、婚約者の"躾"という名の虐待に耐え兼ねて家を飛び出し、母子で2週間ほど真冬の公園にてホームレス同然の生活も経験する[10]。その際、小学校の給食調理員をしていた女性が毎日同じ服を着ているサヘルの様子に気づき、母子へ手を差し伸べたという。夕食の差し入れや、フローラの仕事口の世話、アパートの保証人にも名乗りを上げ、弁護士を雇って観光ビザから日本に住めるビザへ申請したのも、その女性である[11]。また同時期に通っていた小学校の校長から日本語を学んだ[6]。 小学5年生の時に都内へと引っ越す。中学校時代には自殺を考えるほどの壮絶ないじめや差別を経験した[6][7]。いじめの影響で成績が悪かったこと、また授業で育てた野菜を持ち帰れるという理由から、東京都立園芸高校定時制課程に進学[12][11][13]。高校1年生の時に学費を稼ぐため芸能事務所に登録し、外国人エキストラのアルバイトを始める[7]。高校3年生の時にJ-WAVEのオーディションを受けたのがきっかけで、「GOOD MORNING TOKYO」で初のラジオレポーターを経験し芸能界入り。大学と並行して東京アニメーションカレッジ専門学校の声優学科声優アクターズコースにも通い[14]、また外国人のエキストラとして「奇跡体験!アンビリバボー」や「ザ!世界仰天ニュース」の再現ドラマに出演していた[11]。 2008年3月、東海大学[1]電子情報学部を卒業。大学時代にITを専攻しており、セキュリティのプログラミングやJavaなどを学んだ[15]。 イランでも放送されていた『おしん』を孤児院で視聴していたことがきっかけで、幼少時代から「女優になりたい」という夢を持っていた[16]。 前述の通り、高校3年時に芸能界入りし、モデルやラジオ番組の出演を経てテレビ番組にレギュラー出演するようになる。日本テレビ『THE・サンデー』などでは、滝川クリステルのものまねでニュースを読む「滝川クリサヘル」として出演している。バラエティ番組でのタレント活動に加え、イラン出身という特性を活かせる国際情報番組のキャスターにも起用されている。 舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、映画『西北西』や主演映画『冷たい床』はさまざまな国際映画祭で正式出品され、ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。映画や舞台、女優としても活動の幅を広げている。また、第9回若者力大賞を受賞。 芸能活動以外にも2012年から児童養護施設の支援のほか、国際人権NGO「すべての子どもに家庭を」で親善大使を務めており、世界中を旅しながら難民キャンプや孤児、ストリートチルドレンなど子どもたちの支援活動も行っている。
経歴
生い立ち
芸能活動