サバクヒタキ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
サバクヒタキ(砂漠鶲、学名: Oenanthe deserti )は、スズメ目ヒタキ科ノビタキ亜科に分類される鳥類の一種。 アフリカ北部、トルコから、中央アジア、チベット、モンゴル方面で繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ東部、インドに渡り越冬する。 日本へはまれな旅鳥または冬鳥として渡来する。かつてはきわめてまれな迷鳥とされていたが、その後調査が進むにつれて、ごく少数ではあるが本州、四国の各地でほぼ毎年記録されるようになった。単独での記録がほとんどである。 全長14.5cm。頭上から背中は赤みを帯びた淡褐色で、下面は白い。尾は基部から半分が白く、その先は黒い。雄の喉と耳羽は黒い。雌頭部全体が灰褐色で、体色は雄よりも淡い。 繁殖期には半砂漠地帯の乾燥した荒地や山地に生息する。番いで縄張りを持つ。日本では、埋立地や草原、農耕地などで観察されている。 食性は雑食で、主に地上で昆虫類や草の実を食べる。 繁殖形態は卵生。岩の間やネズミ類の古い巣穴などに、草の茎を使って椀状の巣を作り、4-5卵を産む。Oenanthe deserti homochroa
分布
形態
生態
参考文献
山溪カラー名鑑『日本の野鳥』、山と溪谷社 、1985年
関連項目
日本の野鳥一覧
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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