サバイバー_(日本のテレビ番組)
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サバイバー
ジャンル
リアリティゲーム番組
構成高須光聖
松井洋介すずきB
堀田延堀江利幸
演出古谷英一
出演者ネプチューン、戸北宗寛
オープニングAncient Voices
エンディングflow (hitomi)
ちっぽけなボクにできること (INSPi)
製作
チーフ・プロデューサー園田憲
プロデューサー安田淳
制作TBSエンタテインメント
製作TBS

放送
放送国・地域 日本
放送期間2002年4月9日 - 2003年3月11日
放送時間火曜日 18:55 - 19:54
放送分60分
回数39
公式サイト(アーカイブ)
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『サバイバー』 (SURVIVOR) は、2002年4月9日から2003年3月11日まで、日本TBS系列で毎週火曜18:55 - 19:54 (JST) に放送されたテレビ番組である。
概要

米国など世界各国で放送されている『サバイバー』の日本版である。1stから4thまでの4シリーズが開催され、1クール(3か月)ごとにシリーズが切り替わっていた。

番組提供はPOLAの1社であり、CM枠は1分間の長いCMのみと他社のCMを含めた2分間の2パターンに分かれていた。また本編のほかに、日曜深夜にダイジェストと予告を含めたミニ番組『濃縮サバイバー』が一部地域で放送されていた。また2002年12月29日と30日の深夜には、1stから3rdまでの総集編が一部地域で計6時間にわたって放送された。

TBS側は、この番組が果たして日本で受け入れられるのかという“大いなる挑戦”の意味で、あえて視聴者数の多いゴールデンタイムを放送時間に選んだとしている[1]
日本版の独自点

優勝賞金は1000万円。ただし日本においては民放連の自主規制により、視聴者参加番組で提供できる賞金は1人200万円までとされているため、この番組では参加者は5人1組で応募し、その代表者が番組に参加する形をとっていた。ちなみに同じく最高賞金を1000万円としていた視聴者参加番組・クイズ$ミリオネアなどでも同様に5人1組で1000万円を授与する方式をとっていた。

参加資格は18歳以上で、応募者の中からオーディションによって選出。応募者数は各シリーズおよそ1,500?2,500人ほどであった[2]

最終投票の開票は、東京・赤坂のTBSのスタジオで行われた。これは、現地で誰が優勝したかの情報が漏洩するのを防ぐ目的もあった[1]。うち、1st、3rdシリーズでは生放送だった。スタジオにはベスト3以前で追放されたサバイバーたちが呼ばれ、ネプチューンとのトークも行われた。陪審員が前列、非陪審員が後列に座っていた。

原則的に物資調達、追放免除、審議会で1話を構成する米国版などと異なって、審議会の途中で次週に持ち越したり、1回の放送で2-3回分の審議会を流すなど放送のペースがまちまちになっていた点、「日本人は自己表現がアメリカ人ほど目立たないから」として、他のバラエティ番組などと同様にテロップナレーションが多用されていたという点[3]など、演出面においてドキュメンタリー色よりバラエティー色の強い番組となっていた。
出演者

挨拶は出会い・別れを問わず「ごきげんよう!」が恒例となり、参加者の中にも真似をする者が現れた。

プレゼンター :
ネプチューン

主にスタジオでの司会進行を務めた。また各シリーズ開始時のチーム分けと物資供給、および最終投票の場面では、サバイバーたちの前に姿を見せた。ネプチューンが選ばれたのは、メンバーの名倉潤がアメリカ版『サバイバー』のファンであるという理由による[1]


ガイドスタッフ : 戸北宗寛

現地でのチャレンジや追放審議会などの進行役を務めた。戸北がガイドスタッフに選ばれたのは、冷静で機械的な行動が番組に相応しいという理由による[1]。本職は声優であり、テレビ番組のロケはこの番組が初体験。


日本版各シリーズの詳細.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

参加者は各シリーズともに男性・女性8人ずつの計16人で、チーム戦は男性4人・女性4人の8人で構成された2チームで行われた。

チームカラーはベケウ、トイトイ、ウンパス、ソムナックが黄色、デレブ、ワッカ、ダラヒガン、マングルが水色、合流後のチームが緑色。チームのマークは黄色チームが星印(★)、水色チームが丸印(●)、合流後のチームが青い丸(●)の上に黄色い星(★)を重ねた複合形である。ただし、チーム戦の途中に実施するシャッフルチャレンジで移籍を命じられた場合はバンダナのマークは上記の物と同じになるが、テロップでは現在のチームの右上に移籍前のチームとなる(黄色チームが水色チームに移籍した場合は青い丸の右上に小さい黄色い星、水色チームが黄色チームに移籍した場合は黄色い星の右上に小さい青い丸となる。)。

3rdシリーズまでは、年齢が若く体力に自信のあるメンバーが黄色チームに、知力やサバイバル能力に自信のある年長メンバーが水色チームに多く組まれる傾向にあった。

※参加者の年齢、職業はすべて参加当時のものである。また、「チャレンジ」は1st、2ndシリーズにおいては「GAME」と呼ばれていたが、ここでは「チャレンジ」に統一して表記する。
1st series in Palau

1stシリーズ参加者
「16人の漂流者たち」参加者初期
チーム合流後
チーム最終
成績追放
票数
桑野京美 40歳・女
主婦デレブ第16位5
佐藤徳一 23歳・男
無職ベケウ第15位4
春日尚 34歳・男
サラリーマンベケウ第14位7
岡部泰三 26歳・男
ボーイスカウト日本代表デレブ第13位5
石毛智子 25歳・女
帰国子女ベケウ第12位7
平川和恵 31歳・女
主婦ベケウ第11位3
高波邦行 23歳・男
ボクサー志望ベケウシルス
賢者第10位6
渋谷美奈 19歳・女
短大生ベケウ第9位
DS1
平井琢 26歳・男
リバーガイドベケウ第8位
陪審員5
若松泰恵 27歳・女
自営業手伝いベケウ第7位
陪審員9
小野郷司 32歳・男
会社経営デレブ第6位
陪審員9
黒岩敦夫 56歳・男
漁師デレブ第5位
陪審員4
松尾純子 36歳・女
レストランプロデューサーデレブ第4位
陪審員6
中島瑞果 30歳・女
珈琲豆専門店店員デレブ第3位
陪審員1
吉野大輔 30歳・男
僧侶デレブ準優勝8
箕島恵利 28歳・女
ダイビングインストラクターデレブ優勝2


「DS」はドクターストップを表す。


ロケ地: パラオ ゲメリス島

収録期間:2002年3月-4月

放送期間:2002年4月-6月

放送回数:12回(第1回は2時間スペシャル)

シリーズの特徴
合流時は、各チームから1人ずつ「大使」派遣し、合流後にどちらの居住地で暮らすかを、互いに長所をアピールしながら話し合いで決めるというルールであった。以降のシリーズと比較して、このシリーズでのチャレンジはクイズ的なものが多かった。またアメリカ版などで恒例となっている、参加者の家族が挑戦するチャレンジは、日本版ではこのシリーズでしか行われなかった。また日本版全シリーズでチーム戦の恒例となる「夜相撲」が初めて行われた(ただし他3シリーズが追放免除として行われたのに対して今シリーズは唯一物資調達であった)。また、個人戦の追放免除で恒例となっている追放免除の証を救出するゲームの内容が他シリーズと異なる(他3シリーズは穴掘り方式に対して今シリーズはターザン方式であった。)唯一のシリーズでもある。後のシリーズで「追放免除GAME(チャレンジ)」と呼ばれるチャレンジが、本シリーズでは「投票免除GAME」と呼ばれていた。最終投票では、陪審員が決勝進出者と質疑応答を交わす場面が無かった(質疑応答自体は行われたが、放送時間の都合上カットされてしまった旨が参加者によって語られた)。一方のチームリーダーには、リバーガイドである参加者が、もう一方のチームリーダーには、優勝大本命の参加者がチームのリーダーに選ばれている(4thシリーズも同様)。チーム戦で追放大本命と思われた参加者が、個人戦でも生き残り、最後の追放免除チャレンジに勝利してファイナルに進出した(4thシリーズも同様)。追放免除チャレンジ後にドクターストップとなった参加者が、追放審議会で本人不在のまま司会者の手で失格者の松明の火を消した唯一のシリーズである(その際、『○○(ドクターストップによる失格者)追放決定』のテロップが流れた。)。また、参加者のドクターストップが原因で投票自体行われなかった唯一のシリーズでもある。
チーム紹介
パラオ語から。


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