サバイバー:_宿命の大統領
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サバイバー: 宿命の大統領
Designated Survivor
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サスペンス

政治ドラマ

社会派ドラマ

出演者

キーファー・サザーランド

ナターシャ・マケルホーン

マギー・Q

カル・ペン

作曲デヴィッド・グッゲンハイム
国・地域 アメリカ合衆国
言語英語
シーズン数3
話数53(各話リスト)
各話の長さ42-53分
製作
製作総指揮

マーク・ゴードン

ニコラス・ペッパー

ジェフ・メルヴォイン

ジョン・ハーモン・フェルドマン

キーファー・サザーランド

スーザン・バイメル

ポール・マクギガン

エイミー・ハリス

アディッティア・スード

デヴィッド・グッゲンハイム

サイモン・キンバーグ

製作

キンバーグ・ジャンル

ザ・マーク・ゴードン・カンパニー

ABCスタジオ

配給ABC

放送
映像形式1080p(HDTV)
音声形式5.1サラウンド・サウンド
放送期間2016年9月21日 (2016-09-21) - 2019年6月7日 (2019-6-7)
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『サバイバー: 宿命の大統領』(サバイバー: しゅくめいのだいとうりょう、原題:Designated Survivor)は、2016年から2019年アメリカABCで放送されたテレビドラマシリーズ。

アメリカ合衆国では2016年9月21日からシーズン1が、2017年9月27日からシーズン2が放送された。2018年5月、ABCは打ち切りを発表した[1]。しかしながら、同年9月にNetflixが10話構成のシーズン3を2019年に配信すると発表し、6月7日に配信した。2019年7月24日、シーズン3での打ち切りが発表された[2]

日本では配信をNetflixが独占し[3]、シーズン1のDVDは角川映画が『サバイバー』として販売し[4]、シーズン1、2、3の放送はスーパー!ドラマTVが行っている[5][6][7]
概要

題名は、アメリカで実際に一般教書演説の際に行われている、大統領継承権保持者のうち一人をアメリカ合衆国議会議事堂から離れた場所に待機させる「Designated Survivor(指定生存者)」制度に由来する。

指定生存者として生き残った主人公が、継承権の順位により世界最高の権力を持つアメリカ合衆国大統領として任命されたことから、未曾有の混乱と政治的反発、そして政府内の陰謀とテロに立ち向かうストーリーを描く。

主演は、大ヒット作『24 -TWENTY FOUR-』において大統領を守る立場を演じてきたキーファー・サザーランドが、本作では逆に大統領を演じている。サザーランドは『24:リブ・アナザー・デイ』以来久々のテレビドラマ出演で、本作ではプロデューサーの一人としても名を連ねている。
あらすじ作中の第1話において、テロリストにより爆破されたアメリカ合衆国議会議事堂 (正面・西側)。作中において、メインの舞台となっているアメリカ合衆国大統領が居住し、執務を行うホワイトハウス
シーズン1

アメリカで住宅都市開発長官を務める主人公のトム・カークマンは、現職のリッチモンド大統領との折り合いが悪く、とある政策を巡る意見の衝突から解任されることになり、重要な政策に関与させないために『指定生存者』に指名され、一般教書演説への出席を禁じられてしまう。

ところが、その一般教書演説の最中にアメリカ合衆国議会議事堂がテロリストにより爆破され、1000人以上が死亡。大統領・副大統領以下、閣僚がほぼ全員死亡してしまう。それにより、もう一人の指定生存者であった女性議員のキンブルと同じく爆破を免れたことから、継承順位によってカークマンが大統領職を継承することになる[nb 1]

突如として、世界一の権力者となり国家を率いなければならないことに戸惑いを隠せないカークマンだったが、元大統領の首席補佐官代理をしていたアーロン・ショアを「首席補佐官」に任命し、長年にわたって仕事をしてきたエミリー・ローズを「特別顧問」に、さらにはスピーチライターだったセス・ライトを「ホワイトハウス報道官」に指名するなど、慣例に囚われない行動力を発揮していく。

全世界から注目され、経済・治安・外交問題の悪化が予想されるアメリカ史上最悪の混乱の中で、大統領として事態に対処することを迫られる。だが、「前大統領がカークマンを閣僚から解任させようとしていた」ことが公になったことから、一部の知事や議員、マスコミなどから「大統領として不適格である」と糾弾されるようになる。

その頃、この爆破テロ事件で愛人だった上院議員を亡くしたFBIの女性捜査官・ハンナ・ウェルズは、現場の状況から「犯人はジハード狂信者ではない」と確信したことから、相棒のIT担当者チャック・ルッシンクと共に、真犯人を突き止めようとする。そんな中、FBI副長官のジェイソン・アトウッドの息子が、テロリストにより誘拐されたことから、ジェイソンはテロリストの命じるままに冤罪を被って逮捕される。

その後、カークマンが副大統領授与式でテロリストに撃たれ、爆破事件の唯一の生き残りであり副大統領にも指名したピーター・マクリーシュが、実はテロ事件に関与しておりカークマン暗殺を指示していたことが判明。FBIが拘束しようとした際にマクリーシュ夫妻が自決するなど、緊迫した状況が続く。

しかし、銃弾摘出手術後すぐに国民に顔を見せ、大統領としての不屈さをアピールしたカークマンは熱狂をもって国民から迎えられ、その後も誠実かつ積極的な政策を打ち出していき、大統領としての職務を務めていく。
シーズン2

カークマンが大統領に就任してから約1年後。カークマンは最高指揮官として国会議事堂の再建を決め、アメリカへの未曾有の攻撃の背後にいるテロリストを捕まえようとしていた。そのカークマン陣営に、切れ者のリオ・ブーンが政務官として参加するが、かなりの変わり者な彼はスタッフ達の神経をかき乱していく。

テロリスト捜査を続けるハンナは、議事堂爆破テロの黒幕と見られる民間軍事会社の元CEO パトリック・ロイドを追う。
登場人物・キャスト

当初、主役のトム・カークマンの声優は志村知幸であったが、シーズン1のDVDには小山に差し替えたものが収録された。シーズン2からは配信でも小山がサザーランドの吹替を担当しており、シーズン2の配信に伴いシーズン1の配信も小山版に変更された[8]。なお、スーパー!ドラマTVでは初回から小山の吹替で放送された。
カークマン家
トム・カークマン
演 -
キーファー・サザーランド(日本語吹替:志村知幸[nb 2]小山力也)アメリカ合衆国の住宅都市開発長官。大統領との折り合いが悪く、一般教書演説の際に指定生存者に選ばれたため、議会議事堂の爆破テロにより大統領後継者が全員死亡したことから、大統領に就任する。最初は慣れない大統領職に戸惑いを見せるものの、しだいに国家のリーダーとしての自覚を強めていく。弁護士である妻のアレックスと間に、17歳の長男レオと11歳の長女ペニーがいる。大統領職の激務の合間をぬって時間を作り、良き夫・良き父であろうと努めている。
アレックス・カークマン
演 - ナターシャ・マケルホーン(日本語吹替:宮島依里)カークマン大統領の妻で、移民法を専門にしている弁護士。夫が大統領となったことから、弁護士業は一時休業して「ファーストレディー」となる。聡明さと包容力で、不慣れな大統領職に悪戦苦闘している夫をしっかり支えると同時に、これまでの生活が激変した子供たちのケアも怠らない良き母親でもある。シーズン2では、アレックスの母親の過去のスキャンダルが問題となるが、それが解決した直後の自動車での移動時に、暴走するトラックに突っ込まれて死亡する。
レオ・カークマン
演 - タナー・ブキャナン(日本語吹替:徳石勝大)17歳の息子。反抗期まっさかりであったが、母親のアレックスの元恋人で懲役中の男との子供ではないかという噂により、激しく動揺する。その後、DNA鑑定をした結果、99%の確率でトムとアレックスの実子であることが判明し、父親とも絆を深めた。その後、一回り大きく成長したかに見えたが、恋人が「某国の権力者の娘」で自分が利用されたことにショックを受けたり、母親のアレックスが事件で亡くなったことで、「父親が大統領であったせいである」とカークマンを糾弾する。


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