(国旗)(国章)
国の標語:???? ????????? ????
(アラビア語: 自由、民主主義、団結)国歌:?? ??? ???????(アラビア語)
ああ、サハラの息子よ
公用語アラビア語(憲法による規定)
スペイン語
首都ラユーン(アイウン)(憲法による規定)
ティファリティ(臨時)
ティンドゥフ(国外拠点)
最大の都市ラユーン(名目上)
政府
大統領ブラヒム・ガリ
首相ブチャラヤ・ハモウディ・ベユン
サハラ・アラブ民主共和国(サハラ・アラブみんしゅきょうわこく、アラビア語: ????????? ??????? ????????? ???????????、スペイン語: Republica Arabe Saharaui Democratica、RASD)は、北アフリカの西サハラ(旧・スペイン領サハラ)を領土と主張する独立国家である。1975年にスペインが西サハラの領有権を放棄したのち、西サハラでの独立国家樹立を目指すポリサリオ戦線によって1976年に亡命政府として建国された。
サハラ・アラブ民主共和国が領土とする西サハラはモロッコも同様に領有権を主張している。現状はモロッコが西サハラの大部分を実効支配しており、サハラ・アラブ民主共和国の支配が及ぶ領域(「解放区」)は東部地域(西サハラの3割程度の面積)に限られている。憲法によって首都と定められているラユーン(アイウン)は現状モロッコの実効支配領域内にあるため、ティファリティが臨時首都として機能している。ポリサリオ戦線の本部はアルジェリアのティンドゥフに置かれている[1]。
国際連合(国連)には未加盟である。国連加盟国のうち84か国から国家承認を受けたが、そのうち半数近くが承認を凍結、撤回している[2][3]。アフリカ連合には1982年に加盟しておりアフリカ大陸自由貿易協定の参加国である[4][5]。一方アラブ連盟、アラブ・マグレブ連合、サヘル・サハラ諸国国家共同体には属していない。
サハラ・アラブ民主共和国の正確な統計は存在しないが、実効支配領域の面積は82,500 km2、人口は約26万人[6](「解放区」および西サハラ難民キャンプ)、西サハラ全体の面積は266,000 km2、人口は612,000人と推定されている[7]。