サッポロホールディングス株式会社
Sapporo Holdings Limited
本社ビル(恵比寿ガーデンプレイス内)
種類株式会社
市場情報東証プライム 2501
サッポロホールディングス株式会社(英語: Sapporo Holdings Limited)は、ビールメーカーのサッポロビールや清涼飲料水メーカーのポッカサッポロフード&ビバレッジなどを傘下に持つ純粋持株会社である。2003年(平成15年)7月1日に、(旧)サッポロビール株式会社から商号変更した。日経平均株価の構成銘柄の一つ[4]。
沿革
1949年(昭和24年)
9月1日 - 過度経済力集中排除法及び企業再建整備法の適用を受けた大日本麦酒株式会社の決定整備計画に基づき設立され、資本金1億円をもって日本麦酒株式会社として発足[2]。本店所在地は東京都目黒区三田247番地[2]。
10月 - 東京証券取引所上場[2]。
11月 - 大阪証券取引所上場(2003年6月上場廃止)。
12月 - 名古屋証券取引所上場(2003年6月上場廃止)。
1950年(昭和25年)4月 - 札幌証券取引所上場[2]。
1964年(昭和39年)1月 - サッポロビール株式会社に商号変更[2]。本店を東京都中央区銀座七丁目1番地に移転[2]。
1978年(昭和53年)11月 - 本店を東京都中央区銀座七丁目10番1号に移転[2]。
1994年(平成6年)9月 - 本店を東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号に移転[2]。
2003年(平成15年)7月 - 純粋持株会社へ移行しサッポロホールディングス株式会社へ商号変更[2]。現業部門を新設会社のサッポロビール株式会社に分割[2]。同時に株式交換によりサッポロライオン株式会社を完全子会社化。
2007年(平成19年)2月15日 - アメリカ系投資ファンド「スティール・パートナーズ」がサッポロホールディングスの株式を発行済み株式の3分の2にあたる66.7%の保有をめざしTOBを提案したこと、敵対的買収の可能性も否定できない状況であることが各紙で報道された。これに加えて業績低迷、不二家からの生産委託停止等(現在は再開)同業他者との経営統合(特に、かつての同一企業アサヒビール、同じ北海道発祥のオエノンホールディングスが噂された)や業界再編等、一時その去就が注目されたが、業績の維持に努めたことや、スティール側支持者の伸び悩みと短期収益狙いの投資家の資金引きあげもあり、2010年末にはスティール・パートナーズはすべてのサッポロ株を売却し撤退している[5]。