サッポロテイネ
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サッポロテイネ(2016年12月)

サッポロテイネ(: SAPPORO TEINE)は、北海道札幌市手稲区にある加森観光が運営するレジャー施設。本稿では「手稲山シャンツェ」(ていねやまシャンツェ)についても記す。
概要

手稲山の斜面にあり、スキー場(ハイランドゾーン、オリンピアゾーン)、ゴルフ場がある。ハイランドゾーンには『札幌オリンピックアルペンスキー競技回転大回転)で使用したコースがあり、国内大会や国際大会の会場となっているほか、オリンピアゾーンには聖火台が残っている。北海道内で初めて全日本スキー連盟(SAJ)の認定校となった「テイネオリンピアスキー学校」、日本職業スキー教師協会(SIA)公認の「三浦雄一郎&スノードルフィンスキースクール」がある[1]
沿革

「テイネオリンピア」[2]北海道放送(HBC)と三菱金属鉱業(現在の三菱マテリアル)による合弁事業であり、株式会社テイネオリンピアが運営していた。『札幌オリンピック』開催決定に伴い、手稲山はアルペンスキー競技の回転、大回転競技会場として開発され[3]、テイネオリンピアにはボブスレー競技リュージュ競技の会場や聖火台が建設された。オリンピック開催後には王子緑化(現在の王子木材緑化)が「テイネハイランドスキー場」を開設した。1986年(昭和61年)には王子木材緑化が西野方面へスキー場を拡張する開発計画を発表したが、市民団体の根強い反対などによって開発中止となった。
年表

1965年昭和40年)12月1日:「テイネオリンピアスキー場」開業[4]

1966年(昭和41年):遊園地・ゴルフ場「テイネオリンピアゴルフクラブ」開場[5]

1970年(昭和45年):「手稲山ロープウェイ」設置[6](2003年に休止[7]、同年に加森観光へ譲渡後再開したが[8]、2008年に再び運行休止[9])。

1972年(昭和47年):『札幌オリンピック』アルペンスキー競技(回転、大回転)、ボブスレー競技、リュージュ競技開催。

1974年(昭和49年):「テイネハイランドスキー場」開設。

1976年(昭和51年):株式会社テイネオリンピアが貸切バス事業を開始(2001年に撤退し、一部車両を三和交通へ譲渡)。

1989年平成元年):テイネハイランドスキーセンター完成[10]

1999年(平成11年):テイネオリンピアが千尺エリアの営業終了。「札幌市手稲山シャンツェ」オープン[11][12]

2002年(平成14年):加森観光がテイネオリンピアを買収し、テイネハイランドの営業権を取得。

2004年(平成16年):エイトゴンドラ設置[13][14]

2005年(平成17年):2つのスキー場を統合し、「サッポロテイネ」と改称。

2008年(平成20年):テイネオリンピアゴルフクラブを「札幌テイネゴルフ倶楽部」と改称。サミットエクスプレス設置[15]

2010年(平成22年):遊園地の営業休止[16]

2015年(平成27年):ICカードによる自動改札機導入[17]

2018年(平成30年):オリンピアスキーセンター完成[18]

スキー場

サッポロテイネ

手稲山の遠景(2009年3月)
所在地〒006-0029
札幌市手稲区手稲本町593
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度05分53秒 東経141度12分37秒 / 北緯43.09806度 東経141.21028度 / 43.09806; 141.21028座標: 北緯43度05分53秒 東経141度12分37秒 / 北緯43.09806度 東経141.21028度 / 43.09806; 141.21028
標高1,023 m - 340 m
標高差683 m
最長滑走距離6,000 m
最大傾斜38


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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