サッカーの背番号
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背番号 > サッカーの背番号サッカーユニフォームに書かれた背番号。この場合は選手名前とチーム名も記載されている。アメリカ2014年

本項ではサッカーにおける背番号について解説する。
概要

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サッカーにおいて背番号制度の導入がなされたのは20世紀初頭になってからである[1]。1897年、オーストラリアブリスベンで行われたラグビーのクインズランド対ニュージランド戦で使用されたのを契機に、イギリスにおいてサッカーでも使用すべきではという言説がなされるようになった[1]。こうした議論を経て、1928年のイングランドリーグ、アーセナルチェルシー戦において、サッカーで初めて背番号をつけたジャージー(ユニフォーム)での試合が行われた[2]。チーム関係者からは「数字がチームカラーをスポイルする」として不評だったが、プログラムブックを見なければ選手が判らないことに対して不満を感じていた観戦者から概ね好評であった[2]。その後、1933年にFAカップ決勝戦(エヴァートンマンチェスター・シティ)で再び背番号入りのジャージーが試用され、エヴァートンの選手が1番から11番を、マンチェスターシティの選手が12番から22番をそれぞれ着用して試合が行われた[3]。以降FAカップでは背番号制度が本格的に導入され、1939年にはイングランド・リーグでも導入されるようになる[3]

導入当時は1番から11番まで固定で、19世紀末から1920年代半ばまで世界のサッカー界を席巻していた2-3-5のVフォーメーションに沿ってゴールキーパーから順に、ポジションが前に行くに従って番号が大きくなるよう設定された[3]。まず最後尾のゴールキーパーは1番。続いて2人のフルバックは右から順に、ライトバック2番、レフトバック3番が割り振られた。3人のハーフバックも同様に、右からライトハーフ4番、センターハーフ5番、レフトハーフ6番。5人が並ぶフォワードは、ライトウィング7番、インサイドライト8番、センターフォワード9番、インサイドレフト10番、レフトウィング11番となった。

この背番号がスタンダードとなり、世界に広まっていった。

しかし、その後のそれぞれの国でのフォーメーションの変化にともない、各背番号が指すポジションは国ごとに変化していった[注釈 1]

以前は試合ごとにスターティングメンバーに1番から11番までが与えられていたが、現在、世界中のほとんどのプロリーグで背番号は固定制となり、選手は年間を通じて好きな番号を付けることができるようになった。また特に目立つことが好きな選手には、昔は誰もつけていなかったような大きな数字でさえ選ばれるようになった。ファンや観客が選手を特定するのが容易になった反面、ポジションと背番号との同一性はあまり感じられなくなってしまった。

現在の固定背番号制は1993-94シーズンからプレミアリーグで開始され、1994-95シーズンからブンデスリーガで、1995-96シーズンからセリエAラ・リーガで、1996-97シーズンからリーグ・アンで導入された。

日本では1965年開幕の日本サッカーリーグ時代から固定背番号制だったが、1993年開幕のJリーグでは変動背番号制となっていた。ただしJリーグでも1997年からは固定背番号制が使用されている。
永久欠番詳細は「永久欠番#サッカー界の永久欠番」を参照

1993年、プレミアリーグで固定背番号制が導入され、試合ごとに背番号を割り当てるのではなく、個人ごとに番号が割り当てられるようになった[3]。これにより、他の競技で見られるような永久欠番の概念がサッカーにも登場し、ナポリの10番(ディエゴ・マラドーナ)、マンチェスター・シティの23番(マルク=ヴィヴィアン・フォエ)などが知られている[3]
各国の歴史

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イングランド

イングランドでは、1930年代から3-2-2-3のWMフォーメーションが一般的になる。それにともない、HBから5番のセンターハーフがFBの真ん中に下がる。そしてFWから8番と10番が下がってHBに加わった。このフォーメーションと背番号がヨーロッパ全体に広まった。

1960年代には、6番がディフェンスラインに下がって4バックを形成する4-3-3へと変化する。

その後、ヨーロッパの中ではいち早く4-4-2システムに移行。現在のイングランドで4-4-2と言えば、GK 1、DFは左から3 6 5 2、MFは左ハーフ11、中央に4と8、右ハーフ7が並ぶ。そして、FWはセンターフォワードの9番と10番がコンビを組むこととなる。

4番と8番では8番の方が攻撃的な選手で、シャドーストライカー・タイプや他国なら10番を付けるタイプが務める。またイングランドでは他国とは異なり、10番は伝統的にチームエースストライカー的存在のフォワードの選手が付けていた(マイケル・オーウェンなど)。しかし国内トップリーグのプレミアリーグにおける2000年代の外国人監督の増加とそれに伴う他国式の戦術の採用の影響か、近年では中盤のいわゆるトップ下の選手のポジションそのものを「10番」と呼ぶようにさえなってきており、より普遍的なイメージに近づいている[5][6]


南米

南米では、フォーメーションはヨーロッパとは異なる進化を遂げる。前述の2バックのVフォーメーションから、WMフォーメーションの3バックを経ずにいきなり4-2-4という4バックのフォーメーションを採用。選手のポジション変更にともない、背番号の配置も変わって行った。

ブラジルでは、HBの両サイド、4番と6番がFBの2人を挟むように下がり、FWラインから8番がHBに加わった。その後、4番が内側の2番と入れ替わり、現在の4バックの布陣となった。左から並べると、6 3 4 2となる(さらに3番と4番が入れ替わり、6 4 3 2となることも)。

一方、アルゼンチンではHBの4、6番は、FBの間に入るように後ろに下がった。左から並べると3 6 4 2となる。

1958年にはブラジルがこの4-2-4のフォーメーションでワールドカップを制覇。この時、ペレが10番をつけていたことが、チームの中心=10番というイメージを世界中に広めることに一役買った。その後、ブラジルは4-3-3を採用して1962年のワールドカップも制し、世界中の国がそれを採用することになった。

現在のブラジルでは、4-4-2の場合、以下のようになることが多い。GK 1、DFは左から 6 3 4 2、ボランチ 5 8、攻撃的MF 7 10、FW 9 11。もともと左右のウイングだった7と11は、FWとMFの位置を入れ替わることもある。


イタリア

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現在、国内トップリーグであるセリエAでは、88番を除く1番から99番まで自由に背番号を決めて良いという規定があり、選手は99番などの大きな数字を背中に付けたり、自分の生年の下2桁を背番号にしたりすることもある[4]。ただし、88番は2023-24シーズンよりナチス・ドイツを想起させるとして使用が禁止されている。
オランダ

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オランダの場合、6番はボランチ、8番はサイドアタッカー、10番はトップ下に与えられる番号[6]

伝統的なアヤックス風の3-4-3フォーメーションでは、GK 1、DFは左から5 3 2、MFはダイヤモンド型の下の頂点が4、左が8、右が6、上の頂点が10、FWは左から11 9 7となる。

国内プロリーグでは、ファン獲得のために1970年に固定背番号制を採用したが、これは当時のヨーロッパでは画期的なことだった[7]
スペイン

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スペインの場合、一般的には4-2-3-1だが、オランダ人のヨハン・クライフが監督を務めたFCバルセロナがオランダ風の背番号のつけ方をしていた。

リーガ・エスパニョーラは、国内のコンペティション(リーグ戦、国王杯)で1番から25番までと規定されており、1番・13番・25番(例外あり)はGKが使用する。リザーブチームの選手が出場する際には26番以降が使用される。


フランス

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リーグ・アンは、国内のコンペティション(リーグ戦)で1番から30番までと規定されており、うち1番・16番・30番は原則としてGKが使用する[8]。Bチームからトップチームに昇格した選手は例外として31番以降が使用され、そのうち40番はGKに割り当てられる。クープ・ドゥ・フランスに関しては、固定背番号制ではなく、試合ごとに1番から順に先発メンバーに割り当てられる。控え選手が12番から18番が使用され、そのうち16番はGKに割り当てられる[9]

2021-22シーズンにパリ・サンジェルマンFCへ加入したリオネル・メッシ[10]ジャンルイジ・ドンナルンマは特例によりそれぞれ30番、50番を着用することになった。


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