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サザエさんの登場人物(サザエさんのとうじょうじんぶつ)では、長谷川町子の漫画『サザエさん』およびそれを原作とするアニメ『サザエさん』に登場する人物について述べる。主要登場人物の家系図東京都世田谷区、桜新町駅前に設置されているサザエさん一家(フグ田家)の銅像 磯野家次男・波平家と、フグ田家[注 1]次男・マスオ家の合同家庭(二世帯住宅[注 2])。同居人総数7人(娘2人息子1人、娘婿1人孫1人)+猫1匹の大家族[1]。原作では当初博多に住んでいたが、波平の転勤に伴って東京に引っ越している。原作における住所(東京へ引越しかつフグ田家の同居後)は「新町3丁目515(別の話[2]では「世田谷新町3の51番地」)」[3]。 2024年現在、アニメ版のレギュラー出演者の中で、放送開始から声優が一貫して変更されていないキャラクターはフグ田サザエのみである。 (フグた サザエ) 声 - 加藤みどり(1969年10月5日 - )、和久井優(2018年の日清食品コーポレートCM[4])、不詳(2024年のレノアオードリュクスCM[5]、クレジットなし) 演 - 東屋トン子→市川寿美礼→高杉妙子→江利チエミ→星野知子→浅野温子→観月ありさ、柳町夏花(観月ありさ版幼少時代)→藤原紀香(舞台版)→天海祐希、川北れん(天海祐希版幼少時代) 本作品の主人公。波平とフネの第一子の長女でカツオ、ワカメの姉。マスオの妻でタラオの母でもあり、また海平・なぎえ・鯛造・トシオの姪。ノリスケの従姉。イクラの従伯母でサケオの義妹(弟の嫁)、ノリオの義叔母。 専業主婦で1男の母。旧姓は磯野。福岡県生まれ。原作では誕生年は1922年(大正11年)[6]11月22日[7]生まれの23歳(結婚前の時点で)[注 3]、アニメ版では未年生まれ[8]の24歳[1]。血液型はB型[9]。
(フグ田サザエ・フグ田タラオ・フグ田マスオ)東京都世田谷区、桜新町駅前に設置されているサザエさん一家(磯野家)の銅像
(磯野波平・磯野カツオ・磯野ワカメ・磯野フネ)
磯野家・フグ田家
フグ田サザエ
呼ばれ方
波平・フネ・マスオからは「サザエ」、カツオからは「姉さん」、ワカメからは「お姉ちゃん」、タラオからは「ママ」、カツオの友人らには「磯野君のお姉さん」、商店街の店主たちからは「若奥さん」、学生時代までの友人からは「サザエちゃん」、従兄弟・ノリスケをはじめとしたその他の人物からは「サザエさん」と呼ばれる。小学生の頃は、「自習時間のアイドル」と呼ばれていた(後述「カツオの姉として」参照)[10]。また、学生時代のあだ名は「欠け土瓶」[11][12]。
ファッション
結婚前は、白のブラウスに黒のスカート、黒のベストという服装が多かった。これは、読者に主人公を印象付けて定着させるために、季節ごとに融通が利く服装で通した方が便利だと、長谷川が判断したことによる[13]。サザエさんの髪型サザエの特徴の1つである「頭の三方(前頭部・左右の側頭部)にパーマをかけたような髪型」は、原作連載当時の流行に合わせたものである[注 4]。髪を下ろしたこともあり肩まで掛かるほどのロングヘアである[14]。ウィッグを使ったこともあった[15]。