サクソフォン
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「サックス」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「サックス (曖昧さ回避)」をご覧ください。

サクソフォーン
各言語での名称

saxophone
Saxophon
saxophone
sassofono


左:ソプラノサクソフォーン、右:テナー・サクソフォーン
分類
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管楽器

木管楽器

気鳴楽器
キー付き単簧気鳴楽器422.212-71
音域


関連楽器

軍楽隊用:


ソプラニーノサクソフォーン

ソプラノサクソフォーン

アルトサクソフォーン

テナーサクソフォーン

バリトンサクソフォーン

バスサクソフォーン

コントラバスサクソフォーン

サブコントラバスサクソフォーン

オーケストラ用:


Cソプラノサクソフォーン

メゾソプラノサクソフォーン

Cメロディサクソフォーン

その他:


ソプラニッシモサクソフォーン('ソプリロ')

チューバックス

演奏者


サクソフォーン奏者の一覧

関連項目


サクソフォーン

サクソフォーン(: Saxophone)またはサクソフォン、サキソフォンは、通常は真鍮製で、単簧(英語版)(シングルリード)マウスピースを使って演奏される木管楽器の一族である[1]。口語ではサックス(sax)と略称で呼ばれる。
概要

ほとんどのサクソフォーンは真鍮で作られているものの、金管楽器のようにマウスピース(英語版)のカップの中で唇を振動させるのではなく、リード(伝統的には木質のダンチクで作られている)を振動させて音を出すため、木管楽器に分類される。他の木管楽器と同様に、胴管の有効長を変えて気柱の共鳴周波数を制御するために胴管の孔を覆うことで、演奏される音高を制御する[2]。奏者はキイを押すことで孔を塞ぐあるいは開放する。

サクソフォーンは、クラシック音楽コンサートバンド室内楽、ソロレパートリー、時にはオーケストラなど)、軍楽隊マーチングバンドジャズビッグバンドやジャズコンボなど)、現代音楽で使用されている。また、独奏楽器および旋律楽器として、あるいはロックンロールポピュラー音楽のいくつかのスタイルではホーンセクション(英語版)の一員としても使用される。

1840年代初頭にベルギーの楽器製作者アドルフ・サックスによって最初のサクソフォーンが発明されて以来[3]、サクソフォーン族内の移調および調律の基準(英語版)によって区別される様々な楽器群が生み出されてきた。サックスは1846年6月28日にサクソフォーンの特許を取得した(2つのグループ。それぞれ7種類)。それぞれのグループは、音高によって並べられた楽器で構成されており、調は交互になっている。標準音高がB♭とE♭のグループがすぐに支配的になり、今日見られるほとんどのサクソフォーンがこれらのグループに属する。標準音高がCとFの楽器は定着することはなく、サックスによって製作された楽器のごく一部に留まる。A = 440 Hzの(コンサート用)基準よりも高く調律された「ハイピッチ」("H "または "HP "とも表記されている)サクソフォーンは、屋外での使用に適した音質のために20世紀初頭まで生産されていたが、現代の調律では演奏できず、時代遅れと考えられている。「ローピッチ」("L "または "LP "とも表記されている)サクソフォーンは、現代の楽器と同等の調律がされている。CソプラノおよびCメロディサクソフォーンは、20世紀初頭に応接間楽器としてカジュアルな市場向けに生産された。F管のサクソフォーンは1920年代後半に導入されたが、受け入れられることはなかった。現代のサクソフォーン族は、歴史的な楽器や実験的な楽器はともかく、B♭ ? E♭シリーズの楽器のみで構成されている。最も広く使用され、入手可能なサクソフォーンは、ソプラノ、アルト、テナー、およびバリトンサクソフォーンである。

番号サクソフォーン調性オクターブ上オクターブ下
1ソプラニッシモB♭##ソプラノ
2ソプラニーノE♭##アルト
3CソプラノC##Cメロディー
4ソプラノB♭ソプラニッシモテナー
5メゾソプラノF####
6アルトE♭ソプラニーノバリトン


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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