『サウンド・アフェクツ』
ザ・ジャム の スタジオ・アルバム
リリース1980年11月28日[1]
録音1980年6月15日 - 10月22日 ロンドン タウンハウス・スタジオ[1]
ジャンルパンク・ロック、モッズ・リヴァイヴァル
時間35分30秒
レーベルポリドール・レコード
プロデュースヴィック・カッパースミス=ヘヴン、ザ・ジャム
専門評論家によるレビュー
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セッティング・サンズ
(1979年)サウンド・アフェクツ
(1980年)ザ・ギフト
(1982年)
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『サウンド・アフェクツ』(Sound Affects)は、イギリスのロック・バンド、ザ・ジャムが1980年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。 ポール・ウェラーは本作の音楽性について「(マイケル・ジャクソンの)『オフ・ザ・ウォール』と(ビートルズの)『リボルバー』を足して割った」と説明している[6]。なお、収録曲「スタート」のベース・ラインは、しばしばビートルズの曲「タックスマン」との類似が指摘されてきた[7][8]。 アルバム・タイトルは「効果音(Sound Effects)」のもじりで[6]、本作のジャケットは、BBCが1970年代に制作した効果音のレコードのパロディとなっている[9]。また、裏ジャケットにはパーシー・ビッシュ・シェリーの詩「The Masque of Anarchy
背景
オリジナル・リリースから30年後の2010年には、22曲入りのボーナス・ディスクが付属したデラックス・エディション盤がリリースされた[11]。 全英アルバムチャートでは19週チャート圏内に入り、最高2位を記録[2]。本作からの先行シングル「スタート」は全英シングルチャートで1位を獲得し、続いて1981年には「ザッツ・エンターテインメント」が21位に達した[12]。 アメリカのBillboard 200では自身最高の72位を記録し[5]、「スタート」は『ビルボード』のダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートで75位に達した[5]。 Chris Woodstraはオールミュージックにおいて5点満点を付け「That's Entertainmentや、シングルにすべきだったMan in the Corner Shopを筆頭に、彼らの作品の中でも特にキャッチーと思われる、純真で才気溢れて感染力の強いポップな曲が、最初から最後まで並んでいる」と評している[13]。 特記なき楽曲はポール・ウェラー作。
反響・評価
収録曲
プリティー・グリーン Pretty Green ? 2:38
マンデー Monday ? 2:59
バット・アイム・ディファレント・ナウ But I'm Different Now ? 1:51
セット・ザ・ハウス・アブレイズ Set the House Ablaze ? 5:01