サイマー湖
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サイマー湖
Saimaa
Saimen
ミッケリ近郊で撮影されたサイマー湖
サイマー湖フィンランド南部の地図を表示サイマー湖フィンランドの地図を表示サイマー湖バルト海の地図を表示サイマー湖の位置(フィンランド)
場所 フィンランド南東部
座標北緯61度15分 東経28度15分 / 北緯61.250度 東経28.250度 / 61.250; 28.250座標: 北緯61度15分 東経28度15分 / 北緯61.250度 東経28.250度 / 61.250; 28.250
主な流出ヴオクシ川サイマー運河
国 フィンランド

水面積4,400 km2 (1,700 sq mi)
平均水深17 m (56 ft)
最深部82 m (269 ft)
水量36 km3 (8.6 cu mi)
塩分濃度淡水
岸全長113,700 km (8,500 mi)
水面標高76 m (249 ft)

島3507
自治体ラッペーンランタイマトラサヴォンリンナミッケリヨエンスー
1 岸の長さは厳密な測定によるものではない。
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サイマー湖(サイマーこ、フィンランド語: Saimaa、フィンランド語発音: [?s?i?m??]、英語発音:[?sa?m??]、英語発音リスペリング:SY-mah、スウェーデン語: Saimen)は、フィンランド南東部にあるである。湖面は同国の南サヴォ県北サヴォ県南カルヤラ県北カルヤラ県の4県に跨っている。かつては、大部分が東スオミ州に含まれており、南側の極一部が南スオミ州に含まれていた[注釈 1]。面積は4,400km2 (1,700 sq mi)であり、フィンランドで最大、ヨーロッパでも4番目の大きさの湖である。目次

1 歴史

2 地形

3 自然資源

4 サイマー運河

5 著名な人物

6 ギャラリー

7 関連項目

8 注釈

9 脚注

10 外部リンク

歴史

氷河時代終わりに氷河が融けたことで形成された。湖周辺の大きな町としては、ラッペーンランタイマトラサヴォンリンナミッケリヴァルカウス、そしてヨエンスーが挙げられる。約6000年前、当時の古サイマー湖は約9,000 km2 (3,500 sq mi)の湖面を持ち、この地域を覆っていたと推定されている。そして、新たな流出河川が形成され、湖水が排水された。この湖水の排出によって、数千平方キロメートルもの湿地が形成された[1]。この出来事の後、数十年でこの地域の人口は最大となったものの、人口減少に直面した北方針葉樹林の生態学的開発へと回帰した。
地形

サイマー湖からは、ヴオクシ川が流れ出し、ラドガ湖ロシア領)に注いでいる。サイマー湖には多数の島が点在しており、加えて狭い水路で多くの小湖沼に分割されている。そして、この分割された小湖沼には、別の名前が付けられていることもあり、著名なものとしては、スール=サイマー湖(フィンランド語: Suur-Saimaa)、オリヴェシ湖(英語版)(フィンランド語: Orivesi)、プルヴェシ湖(英語版)(フィンランド語: Puruvesi)、ハウキヴェシ湖(英語版)(フィンランド語: Haukivesi)、ヨヴェシ湖(英語版)(フィンランド語: Yovesi)、ピヒラヤヴェシ湖(英語版)(フィンランド語: Pihlajavesi)、プハセルカ湖(英語版)(フィンランド語: Pyhaselka)が挙げられる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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