「Cyzo」とは異なります。
株式会社サイゾー
CYZO Inc.種類株式会社
本社所在地 日本
〒150-0044
東京都渋谷区[[円山町]20番1号
新大宗道玄坂上ビル8F
設立2007年10月15日
業種情報・通信業
法人番号3011001054155
サイゾー
ジャンル月刊誌
刊行頻度月刊
発売国 日本
言語日本語
出版社株式会社サイゾー
雑誌名コード04111
刊行期間1999年 - 現在
ウェブサイトサイゾーpremium
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株式会社サイゾーは、デジタルメディア事業や出版事業を行う企業である。本稿では株式会社サイゾーと株式会社サイゾーから出版されている月刊誌『サイゾー』(才蔵、Cyzo)の両方について述べる。 準備号1号を経て、1999年6月号に創刊した。創刊準備号から2007年12月号までは株式会社インフォバーン、2008年1月号以降は分社化し、株式会社サイゾーとして揖斐憲(いびただし)が代表を務めた。初代編集長の小林弘人が以前に編集長を務めた『WIRED』日本語版[2]の連載記事のいくつかを引き継いでいる。インフォバーンが営業機能を有するまでは電波実験社が販売を請けた。 2019年現在の編集長は3代目の岩崎貴久で、書店の雑誌売上を軸に運営している。ウェブサイトを用いた関連メディアの展開にも積極的で、「サイゾーpremium」「日刊サイゾー」「サイゾーウーマン」「メンズサイゾー」「サイゾーまとめ」「TOCANA(「ハピズム」をリニューアル)」「Business Journal」「Gambling Journal」「おたぽる」「おたぽる@HENTAI!!」「messy」「ビッグ☆セレブ」「HEALTH PRESS」「wezzy/ウェジー」「Jトピ!」などがある[3][4]。「リアルサウンド」は、2016年までサイゾーが運営していたが[5]、現在は元ロッキング・オンの神谷弘一編集長が代表を務める株式会社blueprintが運営・編集している[6][7]。株式会社ロストニュースが運営・編集する「LITERA」はサイゾーが配信展開しているが、サイゾーとの資本関係は無く、記事の編集方針についてサイゾーは関与しない独立した組織として運営されている[8]。
概要
月刊『サイゾー』 主な連載
町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
映画評論家・町山智浩が、アメリカを舞台した最新映画を紹介しつつ、同国の光と影を考察する人気連載。
萱野稔人の「“超”現代哲学講座」
哲学者・萱野稔人が、時事的事象を軸に実践的な哲学の教養をレクチャーしてくれる。
花くまゆうさくの「カストリ漫報」
漫画家・花くまゆうさくによる雑誌創刊時から続く長寿連載。話題のニュースをシニカルな視点でストーリー化。
月刊『サイゾー』 以前の主な連載
爆笑問題の日本原論
爆笑問題が時事問題をネタにトークする。創刊準備号から続いた長寿連載。『WiLL』(ワック・マガジンズ)へ移籍。
山形道場
山形浩生が世の中のことに活を入れる。連載終了。
M2
宮台真司と宮崎哲弥の対談。連載終了。
サイゾー世相歌壇
清水泰が作る世相を交えた替え歌を紹介。連載終了を記念して都内某所カラオケ店にて本人によるリサイタルが行われる。連載終了。
サブ・カルチャー最終審判
宇野常寛と更科修一郎の対談。連載終了。
辛酸なめ子の女・一人修行
辛酸なめ子による、女としてのレベルを上げる特訓レポート。
勝手に会社案内
うさんくさい企業の紹介記事を勝手に作る。連載終了。
SKE48の「大人のための二次元講座」
SKE48内のユニット「二次元同好会」のメンバーがお気に入りのアニメやマンガをコスプレをしながら紹介。連載終了。
荻上チキの「新世代リノベーション作戦会議」
評論家・荻上チキが、20?30代の若手論客を迎え、次世代ニッポンの改善策を提言していく対談企画。連載終了。
宇野常寛の「批評のブルーオーシャン」
評論家・宇野常寛によるメディア、カルチャー批評。連載終了。
佐々木俊尚の「ITインサイドレポート」
ITジャーナリスト・佐々木俊尚が、最新のITニュースを独自の批評眼を交えながらレポート。連載終了。
サイゾーウーマン 主な連載
週刊ヒトコト斬り
コラムニスト・今井舞が、話題になったアノ人やアノニュースをズバッと一言で斬る。
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」
元極妻・芳子姐さんのつぶやき
神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」
叶井俊太郎「子育てブログ」
角川慶子「保育園作りました」
知られざる女子刑務所ライフ
中野瑠美が語る女子刑務所の実態レポ。
ルポ「別れた夫にわが子を会わせる?」
テレビの疑問法律相談所
プウ美ねえさんのエプロンメモ
彼女が婚外恋愛に走った理由
神林広恵「悪女の履歴書」
そうだソルティー京都、いこう
サイゾーウーマン 以前の主な連載安彦麻理絵「ブスと女と人生と」合コン四季報だから企業に聞いてみたブルボンヌ「女優女優女優!」脱・恋愛オンチご長寿番組潜入記平成ろくでなしブルース探偵は見た!オンナの独り遊びこの家電、ホントに使える?安彦麻理絵×田房永子「オンナの絵日記」タレント本という名の経典ちかこ「四十路女の姪子育て」ふろくわんだぁ?らんど☆介護をめぐる親子・家族模様少年アヤ「イケメン紀行」オシャレな女に憧れてオネエ目線の女子アスリート名鑑暴露の花園♪田房、子役オーディションへ行く妄想ドラマスクール五月女ケイ子の映画批評Hage田ゲス子「渡る世間は鬼女ばかり」芸能人夫婦百景さざ波ニュース働く男図鑑深澤真紀の「うまないうーまん」夫の不倫相手を訴えた! 実録「慰謝料請求裁判」体験記おおしまりえの婚活スポットリアル調査
誤報
2006年4月号において「ジャニーズはVIP待遇!?オリコンとジャニーズの蜜月関係」と題する記事を掲載したが、「オリコンはジャニーズに甘くチャートを操作している」という編集部の編集意図に沿うように、ジャーナリストが答えた内容や掲載ページそのものを改竄していた(詳細はオリコン・烏賀陽裁判を参照)。
2009年3月15日、「コブクロが金銭トラブルで解散危機」というニュースを発表したが、そのような事実は一切なかった。なお、3月17日には謝罪・訂正の記事を掲載している[9]。
2012年12月にペニーオークションサイト「ワールドオークション」が詐欺罪で摘発された際、同社から依頼を受けステルスマーケティングを行っていた芸能人を非難する記事を掲載したが、サイゾー自身もPR記事としてペニーオークションを薦めていた。[10]同様に出資広告を行っていたウェブメディアは謝罪、説明等を行ったがサイゾーは一切の説明を行わず、その後もステルスマーケティングを行っていた芸能人を揶揄する記事を新たに掲載している。
2014年5月22日、サイゾーウーマンで「都市伝説だらけの芸能人の素顔」を会話形式で記述したが、その中で叶姉妹のことを「普段はジャージ姿」と事実確認できないことを書いたため、叶姉妹から抗議を受けて謝罪した[11]。
2016年5月15日、日刊サイゾーで「小金沢昇司が「大麻とおぼしきもの」を取り出し、店側と“大麻所持疑惑トラブル”を起こした」というニュースを発表したが、小金沢側は「虚偽の記事で社会的評価が低下した」などとして、1,000万円の損害賠償などを求めた裁判を起こしている。第1回目の口頭弁論が同年9月27日に行われたが、サイゾー側は欠席している[12]。
2016年8月25日、ビジネスジャーナル(編集長・石崎肇一(はじめ)で「NHK特集、「貧困の子」がネット上に高額購入品&札束の写真をアップ」を掲載したが、記事中の「女子高生の部屋にはエアコンらしきものがしっかりと映っている」という記述は虚偽であった。また記事中、NHK関係者のコメントが掲載されたが、実際は取材の事実はなく、回答は架空のものであった。記事内容はNHKの捏造を示唆するものだったが、実際に捏造をしていたのはサイゾーだった。記事を書いた20代男性は、契約前に取材や記事執筆の経験はなかった[13]。サイゾーはWEBサイトにて謝罪し、編集長の更迭を発表した[14]。
2017年7月10日、サイゾーウーマンにて「連ドラリメイク『花より男子』広瀬すず主演!」という記事が掲載され[15]、デイリーニュースオンライン(記者:阿蘭澄史)が出演するとされた女優、俳優への中傷記事を掲載した[16]。