サイコブレイク2
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サイコブレイク2
PsychoBreak 2
The Evil Within 2ジャンル
サバイバルホラー
対応機種Microsoft Windows
PlayStation 4
Xbox One
開発元Tango Gameworks
発売元ベセスダ・ソフトワークス
プロデューサー大原晋作
ディレクタージョン・ジョハナス
デザイナー阪井圭太(リードコンセプトアーティスト)
シナリオ伊志嶺庄司(ストーリー・設定)
Trent Haaga(シナリオ)
メディア光ディスクダウンロード
発売日 2017年10月13日
2017年10月19日
対象年齢CERO:Z(18才以上のみ対象)
エンジンSTEM Engine
id TECH5+id TECH6カスタム)
その他エグゼクティブプロデューサー:三上真司
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『サイコブレイク2』(PsychoBreak 2, : The Evil Within 2)は、Tango Gameworksが開発し、2017年10月19日にベセスダ・ソフトワークスからMicrosoft WindowsPlayStation 4Xbox One向けに発売されたサバイバルホラーゲーム。2014年に発売された『サイコブレイク』の続編。
概要

E3開幕直前のプレス向け発表会「The Bethesda E3 2017 Showcase」にて正式に『サイコブレイク2』の発売がアナウンスされた。前作『サイコブレイク』のDLCにてディレクターを務めたジョン・ジョハナスが三上真司に代わりメインディレクターに昇格[1]、他にもメインには前作と異なるスタッフを起用した続編。シナリオ担当もトレント・ハーガに代わり石嶺ショウジが起用されている。

前作は限定的な空間で恐怖を煽るデザインに対し、本作では広いフィールドを探索できる自由度の高いゲームシステムとなっている[2]。全ての謎やマップをクリアしなくても、最終的にゲームクリアすることが可能である。

また、前作ではキャラクター性の薄かった主人公のセバスチャンであったが、本作では妻や娘が登場したことで主人公の生活や人生観などが表現されたことにより、プレイヤーが共感できる深みのあるキャラクターとして描くことが徹底されている[3]

2018年2月14日の無料アップデートで、新たに一人称視点でのプレイが出来る、ファーストパーソンモードが追加されている。
ストーリー
プロローグ
前回のビーコン精神病院の事件から3年、セバスチャンは何の手がかりも得られず、再び酒に溺れていた。職も同僚も家族も全て失い、人々の精神を接続した装置「STEM」での出来事も信用してもらえず、さらに同僚ジョセフの殺害容疑を疑われて取調べ紛いの精神鑑定にまでかけられ、失意の日々を送っていた。そこへかつての同僚・キッドマンが彼の目の前に現れる。STEM事件以前に火事によって死んだはずの娘リリーは生きており、組織「メビウス」に拉致されて『仮想現実システムのコア』として利用されているという。「解放したければ、またあの精神世界『STEM』の中へ入り込むしかない」と告げるキッドマンを信じ切れず、葛藤するセバスチャンだったが他に手立てもなく、再びSTEMに飛び込むことを決意する。
序盤
セバスチャンが向かった先は、メビウスがSTEMで作成した仮想都市『ユニオン』と呼ばれる、前作のSTEMとは異なる日常に近い平穏な世界のはずだった。しかし、システムの核とされたリリーに問題が生じたためか『ユニオン』にも異常が発生し、地震による地殻変動などの天変地異が起こり、さらにはロストと呼ばれる人型クリーチャーが徘徊するようになっていた。さらに、異能力を使って『人間の死の瞬間』をアート作品とする元戦場カメラマンのステファノという殺人鬼が、『ユニオン』内で逃亡しているリリーを執拗に追跡して拉致していた。セバスチャンは愛娘を奪還して、この狂った仮想都市から脱出するべく、メビウスが送り込んだ探索チームの技術サポート担当 オニールや、精神科医 ユキコ、プログラム担当 サイクスらと共に協力しながら、『脊髄』と呼称される異空間を行き来しながらユニオンを探索していく。
中盤
殺人鬼ステファノと対決して撃退したものの、彼を配下としていた神父セオドアが現れて、心に訴えかけてきて自分の同士にならないかと誘う。その後、女性兵士 エズメラルダと共闘することになるが、激しいロストとの戦闘の末に、セバスチャンを庇ってエズメラルダは亡くなってしまう。さらに、心を惑わせるセオドアの洗脳により、技術サポート担当のオニールは火炎放射器を持って立ちふさがる敵となり、セバスチャンとの戦闘に敗れる。セオドアの元に辿り着く道中で、精神科医のユキコも犠牲となる。プログラム担当のサイクスはシステムの抜け道を利用して現実世界へと戻るが、無事に成功したかは不明になる。
終盤
過去の出来事と真正面から向き合ったセバスチャンは、トラウマを克服してセオドアを倒す。しかし、そこに現れたのは最愛の妻マイラであった。マイラは「娘のリリーを守る」という強い意思に浸食されて、半ば正気を失っており怪物化していた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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