サイキックアカデミー煌羅万象
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サイキックアカデミー煌羅万象
ジャンル学園ラブコメディ
漫画
作者
克・亜樹
出版社 講談社

その他の出版社
東立出版社
文化伝信
TOKYOPOP

掲載誌月刊マガジンZ
レーベルマガジンZ KC
発表号1999年8月号 - 2003年3月号
巻数全11巻
アニメ
原作克・亜樹
監督山崎茂
脚本山田光洋
キャラクターデザイン下笠美穂
アニメーション制作イージー・フイルム
製作AURA執行委員会
配信サイトライコスジャパン
配信期間2002年3月 - 2002年9月
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『サイキックアカデミー煌羅万象』(サイキックアカデミーおうらばんしょう、Ψchic academy)は、克・亜樹の漫画作品。講談社の『月刊マガジンZ』に1999年8月号より2003年3月号まで連載された。アニメ化もされており、2002年LycosアニメWebアニメとして配信された(後にアニメ専門チャンネルキッズステーションでも放送)。
概要

「オーラ」と呼ばれる特殊能力を持った若者を育成する目的で、政府により設立された「サイキックアカデミー」という学校を舞台にした超能力学園ラブコメディ。
舞台「国立自然力修道学館」が正式名称、通称はサイキックアカデミー、オーラスクール等と呼ばれる。全寮制の高校で外出には寮長か教師の外出許可証が必要。卒業生はオーラを生かした様々なエリート向けの職種へ就職することが多い。クラスは各学年A組とB組の2つのみ。A組は初等部、もしくはそれ以前からオーラ能力に目覚めた者で構成され、それ以外の者はB組に割り振られる。そのためA組の者はエリート意識が強い。
登場人物
サイキックアカデミー生徒
B組
汐見愛(しおみ あい)
- 阪口大助本作の主人公。オーラ判定によりサイキックアカデミーに編入学してくる。愛本人は何らかの手違いだと思っていたが、徐々にその潜在能力を開花させていく事になる。当初は幼馴染である織奈の事を想っていたが、徐々に深い因縁のあるミュウと惹かれあっていくことになる。実の両親を既に失っており、それ以降は孤児院を経営する夫婦の元で生きていた。愛本人は電車事故にて実の両親を失ったと想っていたが、実は電車内でA.D.C.の研究員に捕らわれそうになった際に自らのオーラ能力を暴走させてしまい、その影響によって両親を含む自分以外の電車に乗っていた乗客達全員を死なせてしまっている。オーラ属性は当初不明であったが、後に幻の属性といわれた「」のオーラの能力者である事が判明。時間の流れを変えたり、強力な放光弾を放つ事が出来るようになり、最終的にはゼロダイムと同じオーラマスターにまで極め、自らのオーラ・コードすらも隠す事も出来るようになった。オーラを発動させる2番目のコードは「ムン・ダウド」。
ミュウ・バウラ・ルル・アラパ・ドゥル
声 - 日笠山亜美本作のヒロイン。愛と同じクラスの女子生徒。「ミュウ」はオーラネームと呼ばれるアカデミー内での通称(以下の人物も同じ)。愛には冷たい態度を取っていたが、愛とのオーラ相性が100%ということがわかり、少しずつ互いの態度に変化が見られるようになる。幼い頃に、オーラ能力者が共通で見る「パラドリーム」の中で愛と出会っている。それをきっかけに、これまで使う事を嫌っていたオーラも使うようになった。同時に愛の存在はミュウの生きる意味そのものでもあった。渡部博士の行った人体実験の際に、自らのオーラの暴走によって母を殺してしまったが、ミュウ本人は渡部博士の人体実験で死んだのだと思い込んでいた。また、ミュウの母もミュウの潜在能力を恐れており、近寄らせようとしなかっただけでなく、彼女にオーラコード以外の名前すら付けなかった。渡部博士から恨みの籠った真実の言葉を聞いた事で、意識を失いバーサーカー状態となって暴走してしまう。渡部博士の実験の影響で幼児化してしまった際に、愛と共に自らの名前を「すずみ」と決めた為、ミュウの本名は渡部すずみとなる。オーラ属性は「」、2番目のコードは「バウラ」。度重なる渡部博士の実験の影響でオーラマスターに近づくほどに強力なオーラを会得していくが、身体はボロボロで自らの命が長くないことを自身で知っている。
サアラ・ル・ヴェラ・アパ
声 - 田中理恵本作のもう1人のヒロイン。愛の幼馴染みで本名は織奈。幼い頃に飼っていたハムスターが逃げたことで愛と巡り合い、パラドリームのことを聞かれ答えたことで彼との関係が始まった。その後、オーラ判定が出たことでサイキックアカデミーに行くこととなり、しばらく疎遠になっていたが、今日まで彼の事を忘れた事はない。愛と相思相愛の恋人となるも、愛がパラドリームで会った人物が自分では無いと知り、2人の距離は離れてしまう。オーラ属性は「」で、治癒能力を得意とする。2番目のコードは「ル・ヴェラ・アパ」だが、オーラを使用する時に2番目以降のオーラコードを続けて呪文のように発動させることが多い。(確認されている2番目以降のコードは「ル・ヴェラ・アパ・ア・ヴェルカ・サヴァ・レンド・スプラ・レム」)
テルダ・ジャナル・グガ
声 - 松田佑貴愛のルームメイト。ヨガをたしなみ、部屋ではいつも苦行と称してヨガのポーズをとっていたり、自身の身体を痛めつけるような事をしている。友達思いな性格で関西弁を喋る。実は中東の小国の皇太子である。オーラ属性は「」、2番目のコードは「ジャナル・グガ」。
キャール・ラル・アリバン
声 - 清水愛眼鏡をかけており歪な形の水晶球を使用した占いが得意な女子生徒で、織奈の親友。愛とミュウのオーラの相性が100%である事を突き止めた張本人である。オーラ属性は「空気」。
ヒイメ・イラン・ドゥ
B組委員長。オーラ属性は「水晶」。
オグ・ラピド・メル
汐見愛が伝説を作る男と信じて疑わない。脇役だがやたらと本編に登場するやられキャラ。オーラを使用するシーンはあるが、オーラ属性は本編未公開で2番目のコードは「ラピド・メル」。序盤は出演も多かったが物語がシリアス展開になる中盤以降は登場しなくなる。
ウルド・ダバ・クゥ
眼鏡をかけ、モバイルPCを使用する一見知性キャラに見えるがどこか抜けている。オーラ属性は「」。
ケモカ
男子生徒。ウルド達と行動を共にしている。
ディム
男子生徒。ウルド達と行動を共にしている。ひねくれもの。
ミミッカ・ダラ・ドド
外側に跳ねた髪が特徴の女子生徒。
リル
ミュウを慕う女子生徒。
A組
レン・ガイナ・ブラベリ
声 -
高木礼子A組の生徒の中でも特に問題児である少年。ファーファと肉体を共有している。A.D.C.からファーファを助け出す際に自身の肉体を失ったが、その後ファーファに心臓が移植され、ファーファと肉体を共有することで生きながらえている。現在のレンの本体はファーファの心臓のみなので、オーラは心臓のみから発する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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