ゴールド・ディガース36年
Gold Diggers of 1935
監督バスビー・バークレー
脚本マニュアル・セフ
ピーター・ミルン
原案ロバート・ロード
ピーター・ミルン
製作ロバート・ロード
出演者ディック・パウエル
アドルフ・マンジュー
グロリア・スチュアート
アリス・ブラディ
音楽クレジット無し:
バーナード・カーン
ハインツ・ローメルド
楽曲:
ハリー・ウォレン (作曲)
アル・ダビン (作詞)
主題歌ウィニ・ショー
「ブロードウェイの子守歌」
撮影ジョージ・バーンズ
編集ジョージ・エイミー
製作会社ファースト・ナショナル・ピクチャーズ
配給ワーナー・ブラザース
公開 1935年3月16日[1]
1935年11月[2]
上映時間95分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$567,000[3]
興行収入$1,365,000[3]
前作ゴールド・ディガース
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『ゴールド・ディガース36年[2][4]』(ゴールドディガース36ねん、Gold Diggers of 1935)は、アメリカ合衆国のミュージカル映画。
バスビー・バークレーが監督および振付を務めた。ディック・パウエル、アドルフ・マンジュー、グロリア・スチュアート、アリス・ブラディが主演し、ウィニ・ショー、ヒュー・ハーバート、グロリア・ファレルが助演した。楽曲はハリー・ウォレン が作曲、アル・ダビンが作詞し、「ブロードウェイの子守歌」がヒットした。ウィニ・ショーが歌唱したこの曲はアカデミー歌曲賞を受賞した。
1919年の戯曲『ゴールド・ディガース』を基にしており、1923年の失われたサイレント映画『百花笑えば
(英語版)』、1929年の部分的に失われた映画『ブロードウェイ黄金時代(英語版)』、1933年の『ゴールド・ディガース』に続き『ゴールド・ディガース』シリーズ4作目となった。最初の3作は興行的に成功し、『ゴールド・ディガース36年』は初めて完全にオリジナルのストーリーとなった。その後『ゴールド・ディガース』シリーズは1937年の『踊る三十七年』、『夜は巴里で』と続いた。日本の映画情報データベースであるKINENOTEと映画.comによれば、日本語タイトルは『ゴールド・ディガース35年』となっている[5][6]。 レイク・ワクサパハチーのリゾートのしゃれたウェントワース・プラザに裕福な人々が集い、ワインの消費と共にチップは弾む。ハンサムなディック・カーティス(ディック・パウエル)はフロント係として働きながら医学の勉強をする苦学生で、裕福だがケチなプレンティス夫人(アリス・ブラディ)は夏の間、娘アン(グロリア・スチュアート)の護衛をディックに有料で依頼する。ディックは婚約者アーリン・デイヴィス(ドロシー・デア)の意に反し、ディックはこれを断れない。プレンティス夫人はアンが一風変わった中年の大富豪で嗅ぎタバコの世界的権威T・モズレー・ソープ3世(ヒュー・ハーバート)と結婚してほしいと思っているが、アンにはその気がない。アンの兄のハンボルト(フランク・マクヒュー)は既婚者だが美女が好きで、数々のトラブルを母親に解決してもらっている。 毎年夏、プレンティス夫人は「ミルク・ファンド」というチャリティ・ショーを開催しており、この年は演出に華やかだが狡猾なロシア人ダンス監督ニコライ・ニコレフ(アドルフ・マンジュー)を雇う。ケチなプレンティス夫人はできるだけ節約しようとするが、ニコレフと装置デザインのシュルツ(ジョセフ・コーソン)はできるだけ豪華にし、制作費をピンハネしようとする。ホテルの支配人(グラント・ミッチェル)や速記者ベティ・ホウズ(グレンダ・ファレル)はソープを脅そうとする。 当然の如くディックとアンは恋に落ち、ハンボルトはアーリンと結婚する。プレンティス夫人は渋っていたが、長い目で見れば身内に医者がいることは節約に繋がると気付く[7]。
ストーリー
キャスト
ディック・カーティス:ディック・パウエル
ニコライ・ニコレフ:アドルフ・マンジュー
アン・プレンティス:グロリア・スチュアート
マチルダ・プレンティス:アリス・ブラディ