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ゴート語
*??????? ?????
話される国汎ヨーロッパ
地域本文参照
話者数不明、死語から史料により部分的に再現したもの
言語系統インド・ヨーロッパ語族
ゲルマン語派
東ゲルマン語群
ゴート語
表記体系ゴート文字
言語コード
ISO 639-2got
ゴート語(ゴートご、ゴート語: *??????? ?????, ラテン字転写: *gutiska razda)とは、ゴート族、特に西ゴート族によって話された、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派の東ゲルマン語群に属する言語である。
なお、語頭の*(アスタリスク)は、後世に理論的に再建された語を示している。また説明文中、比較参考のための言語名を略している箇所がある。英は英語、独はドイツ語、瑞はスウェーデン語、希はギリシア語、ラはラテン語、諾はノルウェー語である。 東ゲルマン語群はいずれも死語となったが、唯一ゴート語のみは写本(コデックス) として言語学的資料が残っている。特に、4世紀に書かれたゴート語翻訳版聖書が有名である。他の東ゲルマン語族の言語としてはヴァンダル語
概要
ゴート語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属しており、その内で最も古い言語であるが、直系の子孫言語を持っておらず、前述のとおり死語となった。現存する最も古いゴート語の書物は前述の4世紀のものである。ゴート語は6世紀中頃に衰退した。理由としては、
ゴート族がフランク人に敗北した
イタリアからゴート語が排除された
ゴート語話者が主にラテン語を使用するローマ・カトリックへ改宗した
という点が挙げられる。また、イベリア半島(現在のスペインとポルトガル)で8世紀ごろまで使われた。フランク人の詩人・神学者ワラフリード・ストラボが書き残したものによれば、ドナウ川下流地域、及び地域的に隔絶されたクリミア半島山岳地帯に、9世紀中頃まで残っていたとのことである。それ以降(9世紀後期以後)に発見されたゴート語に見える文書・碑文は、ゴート語ではない可能性がある。