ゴースト・イン・ザ・シェル_(映画)
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この項目では、2017年のアメリカの実写映画について説明しています。1995年の日本のアニメ映画については「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」をご覧ください。

ゴースト・イン・ザ・シェル
Ghost in the Shell

監督ルパート・サンダース
脚本ジェイミー・モス(英語版)
ウィリアム・ウィーラー
アーレン・クルーガー
原案士郎正宗
攻殻機動隊
製作アヴィ・アラッド
アリ・アラッド
スティーヴン・ポール(英語版)
マイケル・コスティガン
製作総指揮石川光久
藤村哲哉
野間省伸
ジェフリー・シルヴァー
出演者スカーレット・ヨハンソン
ピルー・アスベック(英語版)
ビートたけし
ジュリエット・ビノシュ
マイケル・カルメン・ピット
チン・ハン
ダヌーシャ・サマル
ラザルス・ラトゥーエル(英語版)
泉原豊
タワンダ・マニーモ
音楽クリント・マンセル
ローン・バルフ
撮影ジェス・ホール(英語版)
編集ニール・スミス
ビリー・リッチ(英語版)
製作会社ドリームワークス・ピクチャーズ
リライアンス・エンターテインメント
アラッド・プロダクションズ
上海映画グループ
フアフア・メディア
配給 パラマウント映画
東和ピクチャーズ
公開 2017年3月31日
2017年4月7日
上映時間107分[1]
製作国 アメリカ合衆国
日本
言語英語
日本語[2]
興行収入 $169,801,921[3]
9億9400万円[4]
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『ゴースト・イン・ザ・シェル』(Ghost in the Shell)は、2017年アメリカ合衆国SF映画士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』を原作とし、ルパート・サンダースが監督を務め、ジェイミー・モス(英語版)とウィリアム・ウィーラー、アーレン・クルーガーが脚本を手掛けている。主人公のミラ・キリアン少佐は、スカーレット・ヨハンソンが演じた。アメリカでは3月31日[5]、日本では4月7日より公開された[5]
ストーリー

近未来の世界。ネットに自身の脳から直接アクセスする電脳技術が発達した世界で、大多数の人々は身体の「一部」を義体化(=サイボーグ化)することを受け入れていた。政府の援助を受けるハンカ・ロボティックス社は、ある実験体の女性の「脳」だけをシェル(甲殻)に収め、非常にスペックの高い全身が機械の義体に組み込むことで、ゴースト()を持った超人的な軍事工作員とする試みに初めて成功した。

一年後、サイバー犯罪テロ専門のエリート捜査組織「公安9課」に、ミラ・キリアン少佐として配属されている実験体の女性。彼女の記憶は曖昧で、難民として両親と死別し、瀕死の状態で義体化されたらしいとしか覚えていなかった。

サイバー犯罪の徴候を検知する公安9課。高級ホテルの宴会場で海外の要人を接待中のハンカ社員が襲撃された。速やかに現場を鎮圧する少佐と9課のメンバー。だが、クゼと名乗る一味の首領は、ハンカ重役の記憶をハッキングし終えていた。クゼと思われる犯行で、次々と殺されるハンカ社の科学者たち。少佐は手がかりを得る為に、クゼに利用された宴会場のコンパニオン(芸者ロボット)の記録媒体と自身の電脳を繋げ、ウイルスなどの罠を覚悟でダイブ(アクセス)した。

芸者ロボットの記憶によって、クゼのアジトであるヤクザの溜まり場に乗り込む少佐と相棒のバトー。だが、2人は仕掛けられた爆弾によって重症を負った。少佐の改造の責任者として、2人を治療するオウレイ博士。博士は義体の被害よりも、ダイブによる少佐の精神面への影響と、悪化した「バグ」を案じていた。少佐はその場に実在しない「燃える建物」など、たびたび幻を見てしまうのだ。博士はそれを電脳のバグだと捉えていた。

クゼの狙いは、「2571」というハンカ社の極秘プロジェクトであることが判明した。プロジェクトの関係者として次の暗殺対象がオウレイ博士だと知った少佐は、爆発の負傷で義眼レンズを装着したバトーと共に、博士の救出に向った。博士を襲った実行犯の電脳にアクセスして来るクゼ。それを逆探知し、クゼの本拠地に向かう少佐と9課メンバー。だが、少佐はクゼに捕われてしまった。

少佐の前に、崩れかけた醜い義体で現れるクゼ。彼は、少佐の改造以前に義体化された失敗作だった。クゼが自分と同じ「燃える建物」の記憶に悩まされている事を知る少佐。クゼは、なぜか少佐を無傷で開放し姿を消した。バトーたちとは合流せずに、オウレイ博士の元に向かう少佐。博士はクゼの言葉を認め、少佐が難民だったという記憶も作られた偽物だと告白した。

ハンカ社の社長カッターに捕われる少佐。カッターは唯一の成功作である少佐の義体を取り戻す為に、少佐のゴーストを完全に破壊するようオウレイ博士に命令した。命を掛けて少佐をハンカ社から逃がすオウレイ博士。

博士から得たヒントで本当の母親を探し出す少佐。少佐は草薙素子という生身の女性だったのだ。義体化や電脳に反対するレジスタンスだった素子は警察に追われて自殺したと話す母親。だが実際はハンカ社に違法に拉致され、「2571プロジェクト」の実験台にされたのだ。

カッターの犯罪行為を9課に報告する少佐。それを盗聴したカッターは、9課全員の抹殺を指令した。バトーたちが刺客と戦う間に、バグで見た焼けた建物に向かう少佐。そこへ現れるクゼ。彼は素子と共にこの建物で拉致された恋人だったのだ。

人間を超えた存在になろうと少佐を誘うクゼ。人間に復讐するために、クゼは身体を捨て、ネットワークの中でゴーストだけの存在になろうとしていた。その時、ハンカ社の巨大な戦闘機械が少佐たちに襲いかかった。負傷しながらも、この世界で生き続けるとクゼに告げる少佐。クゼの頭部は戦闘機械の銃弾で破壊された。駆けつけたバトーたちに救われる少佐。カッターも死に、少佐は本名で生きる「人間性」を手に入れた[6][7][8][9]
キャスト


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